書くということ~ブログを始めて1年~
こんばんは。
ブログを始めて、ちょうど1年という月日が経とうとしています。
最近、ワードプレスからnoteに移行したのですが、「文章を書く」という事を本格的にスタートさせて1年。
「誰かの人生を後押しできるような存在になりたい」
そんな熱い気持ちで始めたブログではありましたが、今でもその気持ちは変わりません。
ただ、この1年は逆に私自身がこのブログを読んでくださった方々に励まされ、心がじんわりと温まる瞬間を沢山もらったような気がします。
今では、このブログは、これを読んでくださっているあなたに、エールを送る場所であると同時に、私自身の感情や思考を置いていく場所、まさに私の一部のような場所になりました。
まだまだ1年という短い月日ではありますが、今回は私が「文章を書く事」を通して良かったと思う事を大きく3つご紹介していこうと思います。
自分自身の短所だと思っていた点が長所だと思えるようになった
私は一つの物事を深く考えてしまうところがあって、それを疎ましいとずっと感じていました。
世間一般では「考え過ぎる」という事に関して、ネガティブに表現されることが多く、「これはいけないことなのだ」と無意識に思っていました。
そして、私自身も考えすぎてしまうことへの生きづらさを感じる機会が何度かあり、
「厄介な性格に生まれてしまったものだ」
なんてこれまた一人で悶々と考えていたのでした。
けれども、ブログを始めてそういった自分の個性を好きになれました。
そもそも物事に対して考えを巡らす事ができないと文章なんて書けないですし、書こうとすら思わないですよね。
煩わしいと思っていた「考えすぎる」という個性
その個性が、文章を書くという事に対して大きく働きかけていると気づいたとき、「あぁ、この個性があってよかったな」と初めて思うことが出来ました。
noteを読んでくださっている方の中で、私と同じように「考えすぎる」という事に対して悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私が断言します。
「それはあなたの長所だよ」
多くの人の目に留まらない事柄に対して、感じて、考えることが出来る。その感性や思考力は大切なあなたの財産。
素敵な個性だと思いませんか?
その時々の感情を大切に出来るようになった
日々過ごしていると、良い事も悪いこともある。
ブログを始めてから、ふとした時に、自分が感じた事、考えた事をメモに取るようになりました。
「今この感情、ブログに詰めよう」
そのように意識する事も多くなり、その時々の自分の感情にきちんと目を向ける機会が増えました。
また、漠然とした感情や思考を言語化する事で、自分という人間を客観的に観ることにも繋がりました。
ブログを見返すと、日々の感情や思考の積み重ねが今の自分を構成しているのだなと感じます。
いい時も悪い時も、様々な感情を抱え過ごした日々そのものが、大切なわたしの一部なのだと思うようになりました。
「誰かが私の文章を読んでくれている」ただその事実が嬉しかった
まず、この喜びがないと続けられていないと思います。
ワードプレスを利用していた頃は1日にどれくらいの人が私のブログに足を運んでくださっていたのか把握することが出来ました。
有名なブロガーさんと比較すると、その数は微々たるものですが、私にとって「見知らぬ誰かが、会ったこともない私の文章を読んでくれている」ただそれだけで、本当に嬉しさがこみ上げてきました。
写真やイラスト等の静止画とは違って、文章を読むってかなりの労力が必要な為、なかなか目に留めてもらう事って難しいと思うのです。
そう考えると、文章を読んでもらう事って凄いことで、ありがたいことだなと感謝の気持ちが込み上げてきます。
また、中には温かいメッセージやコメントをくださる方がいて、その言葉に何度も励まされました。
「誰かに寄り添えるような人間になりたい」漠然とは思っていたものの、自分のことで必死な上、何をしたらいいかも分からず、何となく過ごすことが多かったこれまで。
学生の頃は特に「自分」という視点で物事を見たり考えたりしてしまう事の多い、大人気ない人間だったと思います。
けれども、社会人になり、適応障害で心が潰れそうな時、本当に励まされる言葉を沢山もらって、「私も言葉によって誰かの背中を押せるようになりたい」そう思い始めたブログ。
そしてブログを始めて、自分が自分の存在意義を感じられるのはやはり、誰かに還元できた時なのだと、自分の価値観が明確になりました。
大きく以上の3点ですが、「ことばを紡ぐ」という自分の好きなこと、極めたいと思える事に出会えた点も私にとっては、価値のある事です。
あの時、ブログを始めるために、訳もわからずWordPressの設定の為、パソコンに向かった瞬間が懐かしいです。
何事も新しく物事を始めるのは、気力や労力が必要ですが、一歩踏み出してみて本当に良かった、心からそう思います。
これからは、もっと文章スキルを上げる事が出来る様に、そしてもっともっと皆様の心に寄り添えるような優しい文章を綴れるよう、努力していきたいと思っています。
それと同時に、ゆるく楽しみながら継続するという事も大切にしていきたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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