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わたしとヘンウンズの話

私はどうしようもなくヘンウンズが好きだ。ヘンウンズというケミも。ジャンハオとハンユジンという個々のアイドルも。ただ、ずっと2人のことを同じように応援してきたわけではない。たくさんたくさん悩んで、考えて、揺らいで、後悔して、ときめいて、今のヘンウンズ推しの私がいる。その過程を一度言語化しておこうと思う。

1.はじまり[22年12月〜放送前]



ボーイズプラネットのはじまり。それは私にとってジャンハオでもなければハンユジンでもなかった。私をボイプラを見ようという気にさせたのは、我らがZB1のリーダー、ソンハンビンだった。シグナルソング公開時、センターで一際輝くソンハンビンがいた。一緒にシグナルソングを見た友達と、即座に名前を調べ、ソンハンビンの名前を覚えた。隣で踊っている茶髪の彼も調べた。プロフィール写真を見た時、特徴的な耳を持つ人だなと思った。その後いくつかPR動画も見たが、1月は他界隈の現場で割と忙しくしていたのもあり、ボイプラのことはほとんど追っていなかった。


2.アンタルズ3ピック期[1話〜2話]

友達のストーリーでボイプラの放送が始まったことを知った。1話を見た時、英雄のパフォーマンスが印象に残った。その中でも特に、黒髪の07ダンス激うまマンネとお顔が綺麗なバイオリンお兄さんが好きだと思った。ユジンとジャンハオだ。そして、引き続きアイドル力の高いソンハンビンにも感心し、1ピックはこの3人のうちの誰かになるだろうなと思った。ちなみにこの時は1ピックはハンユジンになる予感がしていた。1分PRで予想外のハプニングが起こりその後何もできなくなってしまうハンユジンくんが可愛すぎるので是非見てほしい。

2話放送時、3pickのストーリーを上げたら、一緒にシグナルソングを見た友達が3pickが全く同じだと言ってきた時は流石に驚いた。15年近くの付き合いだと好みも似てくるらしい。


3.ヘンウンズ2ピック期[2話〜3話]

2話放送時、一応アンタルズ3ピックと言っていたし投票も真っ先にしていたが、ソンハンビンのシグナルソング再評価を見て、この人は1ピックにはならないだろうなと思った。なぜかと言われても言語化するのは難しいのだが、好きだけど推しにはならないタイプの人だと思った。

2話の最後で不調なユジンの様子が流れた後の1週間は、ユジンが気が気でなかった。

3話冒頭では、ジャンハオがリフターに乗っているソンハンビンを見て「羨ましい」と漏らす場面があった。それを見て、ああ、私はこの人を1番輝かせたい。そう思った。これが、ジャンハオを1pickとして推そうと思った最初のきっかけだった。

3話では、KTLの放送があった。ジャンハオの新たな魅力に圧倒された。とんでもない人を見つけたと思った。そこからの1週間はほとんどずっとジャンハオのことを考えていた。もっと評価されるべき人だと思った。中間順位の7位という数字を見て、ファイナルのHere I amで絶対にハオビンのダブルセンターを見たいのに、このままではセンター争いの土俵にも立てないとメソメソした夜もあった。この時点でほぼジャンハオ1pickだったが、一応ユジンのステージも見てからにしようと思った。

4話を見ても、気持ちは変わらなかった。もちろんユジンの踊り方はすごく好みだし、ビジュアルも良くて大好きだったが、どうしても輝くジャンハオを見たくて、1ピックはジャンハオに決めた。

(ウィエファズ狂いの原点はこの時期のチャンギュズ。スターレベルテストのビハインドでの絡みや宿舎映像のジャンハオヒョンイッソヨ〜?の空気感が好きでウィエファズ良いかもとなった。)


4.ジャンハオ1ピック、ハンユジン2ピック期[3〜7話]

1ピックをジャンハオに決めたものの、普通にユジンのことも大好きだったし推していた。順位発表式でハグするウィエファマッマクズ(のちのヘンウンズ)や一人一人が呼ばれるたび安堵するウィエファズを見て、ウィエファズって良いな〜〜と改めて思った。

ジャンハオ→オールラウンダー/ビジュアル最高(顔も骨格も)/たまに様子がおかしいところ
ユジン→完成したビジュアル/未完成の儚さ/無限の可能性

この時期の私が2人のどこを好きだったのか

今2人のどこが好きなのかと聞かれてもこんなに明確に答えられない。とりあえずお顔と骨格が好きなことは間違いないけれど、それ以外をぱって言語化するのは難しい。振り返ってみると全然ユジンのビジュアルは日々進化してるよ〜!と思う。

そして私のボイプラ期を複雑にしたのはソウォンの存在だ。元々友達がソウォン1pickで、その影響でソウォンを摂取するようになった。

5.ソウォン氏全力応援期(ジャンハオ1ピック)[8〜11話]

ジャンハオ1pickは変わらないし投票は欠かさずするけどソウォンにファイナルに行って欲しいのでこの期間はそっちに向けても動きます

3pick投票が始まった時のツイート

NINE.iを知っていくうちにグループのこともソウォンのこともどんどん大好きになって行った。ファイナルはジャンハオに投票すると決めていたけれど、グループを大きくするためにもファイナルに進出して欲しいと思った。ソウォン関連の呟きをしたり、布教したりするために新しいアカウントも作った。投票交換もした。ボイプラ内のみならず、ピークタイムとの投票交換だってした。インスタではオタ垢は勿論、リア垢でも投票呼びかけストーリーを流した。おかげでリア友にはソウォン1ピックと間違われたりもした。とにかくあの時期は必死だった。やれることはできるだけ全てやったつもりだ。ただ、ソウォン垢では、ソウォンが1ピックではないということはずっと伏せていた。1ピックだと明言した訳ではないが、あのアカウントを見た人はソウォン1ピックだと思ったと思う。それが当時からずっと心苦しかった。今思えばもう少し正直になる方法もあったかもしれないとは思うが、あの時の私はあれが最善だと思ったのだ。もうあのアカウントは削除してしまったが、もし万が一これを読んでくれている人の中にあの時のF Fがいたら、この場を借りて謝りたい。

この時期の行動が、結果となって報われることはなかった。ずっと18位だったソウォンは、25位で脱落した。勿論、それまでがベネフィットも込みでの順位だったことはわかっている。でも、スーパーチャージャーで本来ダンスポジションのソウォンがメボに挑戦し、素晴らしいコンセプト消化能力を見せたにも関わらず、大幅に順位を下げることになってしまったのが悔しかったし、情けなかった。

同じ時期、必死に布教しているファンダムは他にもいた。特に熱心だったのが、ズハオのファンダムと、クァンルイのファンダムだったと記憶している。しかし、ソウォン含め、誰もファイナルに進むことができなかった。布教なんて意味がないんじゃないかと思った。あの何票入れるよのポチポチも、何もかも無意味で無力だと思った。

(0401、ヘンウンズが2人で広告を見に現れた。並んで歩く2人を見て、2人のことが好きだし、2人の関係性が好きだと思った。思えば、ここがケミとしてのヘンウンズを推し始めた決定打だったのかもしれない。)


6.ジャンハオペン(ユジン2推し)[ファイナル〜デビュー期]


ソウォン脱落のショックを引きずったまま、ファイナル投票の期間を迎えた。ハオペンはしきりにポチポチ投票をすることを呼びかけていたが、前回の経験から、積極的にやる気にはなれなかった。だが、次第にやらずに後悔するのはやだと思うようになった。そこからの数日はジャンハオに全ベットした。

そして迎えたファイナル当日。Jelly Popでジャンハオの腹筋に驚き興奮し、Not Aloneではユジンの成長を感じしみじみとした。そしていよいよ順位発表。どこかでジャンハオとユジンはデビューするだろうと思っている自分がいた。1人ずつメンバーが発表されていき、残るは1.2.3.9位のみとなった。1.2.3位はアンタルズかな〜と思った。3人のうち誰かが9位以下となることが想像できなかった。だが、そんな予想は呆気なく散った。中間発表で3位だったソンハンビンが9位以下に落ちることはないだろう。そう思った。ユジンが本国人気があることは分かっていたので、もしかしたらジャンハオが9位以下かもしれないと思った瞬間、震えが止まらなくなった。1位候補発表の前に、おねがいジャンハオとツイートした私の手がガクガクと震えていたことは今でもよく覚えている。1位候補発表の際、画面にハオビンが映り、安堵した私は涙を流した。正直、ほっとした気持ちが強かったのと1位はソンハンビンだろうと決めてかかっていたので、1位発表の時はそんなに緊張していなかった。だから、1位がジャンハオだと分かった瞬間、最初に出てきた言葉はえ?だった。1位のスピーチを聞き、この人を応援できたことを誇らしく思った。

ジャンハオ1位デビューおめでとう!夢じゃないよ!!ジャンハオの努力が実った結果だよ。本当にジャンハオを応援できて誇らしい。改めておめでとう!大好き愛してる!

ジャンハオ1位時のツイート

ユジンお願い
1pick投票1回もしてないやつが言うなって話なんだけどユジンお願い

9位発表前のツイート

中途半端が一番ダメ。ファイナルは誰か1人に絞るべき。よくそんなことが言われていた。私もファイナル投票はジャンハオ1人に投票し続けた。明確にユジンの手を離した自覚があったから、自分にはユジン入ってと願う資格はないと思った。でも、ユジンが好きなことには変わりなかったし、アイドルのハンユジンをどうしても見たかった。だからそんな資格ないと思いつつ、ユジンのデビューを願った。ユジンは結局9位でデビューすることができた。ifの話でしかないが、ユジンがもしデビューできなかったらと考えるとゾッとする。

そこからデビューまでの日々は、比較的穏やかに過ごしたと思う。CAMP ZEROBASEONE、ヘンウンズ沢山で幸せだったな〜〜



7.揺らぎ期[7月末〜9月]


今使っているアカウントを使い始めたのは7月25日のことだった。きっかけはIDOL RADIOでヘンウンズを浴びたことだった。ヒョンサランヘ3点セットだったり、集合写真の時に当たり前のようにハオの肩に頭を載せるユジンだったり。これをきちんとツイートとして形に残しておこうと思いヘンウンズのための、そしてウィエファズのためのアカウントを作った。

そこから少しして、私はどうやらハンユジンのことも相当好きらしいということに気づいた。ああ、ジャンハオと同じくらい好きなのかもと思い、このアカウントではジャンハオ&ユジンペンとして生きてみることにした。

ただ、元々私はグループ内掛け持ちをすることに対しての理解があまりない側の人間だった。2推しとかはいるにしても、同じグループで同じ熱量で推すって可能なの?って思ってた。だから、最初の方はかなり葛藤した。でも、2人が大好きすぎて、どちらかに絞ることなんてできなかった。1pickとして推してきた期間としては断然ジャンハオが長い。だから、同じくらい好きなつもりでいても実際は偏ってるのかな、などと思っていた。それで、意図的にユジンのツイートを増やしている時期もあった。一度明確に手を離した自覚も、ユジンペンと名乗っていいのかと葛藤する要因の一つだった。

だが、段々とジャンハオ&ユジン推しでいることに慣れ、ツイート量などを気にしなくなった頃、FFにユジンのイメージが強いと言われた。その時、やっとユジンペンとしての自分を肯定できた気がした。本来自分の推しに対する感情と他者からみた自分の評価は連動するものではないし連動すべきものではないと思うが、その頃の自分は、とにかく自分の推しについて迷走していたので、他人から見てユジンペンに見えるという事実は私に安堵を与えてくれた。


8.ヘンウンズペン期[10月〜]

晴れてヘンウンズペンになり、10月3日にははじめてZB1を生で見ることができた。4階席だったし、決して良い席とは言えなかったが、十分肉眼で見えたし、生のZB1を感じることができた。やっぱり、私はヘンウンズのことがどうしようもなく好きだと思った。

インガで生で見て思ったことがある。ジャンハオとユジンはアイドルとしての性質が真逆だなということだ。ジャンハオは先天的なかっこよさに後天的かわいさを纏った人で、ユジンは先天的なかわいさに後天的なかっこよさを纏った人だと思った。ジャンハオの中国にいた時の写真を見ても、かわいい要素はほとんどない。だが、私たちに今見せている"アイドルジャンハオ"はとてつもなく可愛いのだ。それは、ポーズしかり、振る舞いしかり、アイドルを全うする中で、自分に求められているものを模索した結果なのかな?とも思った。逆に、ユジンが可愛い〜!!と言われる瞬間は大抵、本人は可愛くいようとしていない時だ。むしろ、彼はかっこよくありたがっているように見える。彼が大人になって、幼い故の可愛さが消え去った時、どうなるのだろうか。大人になったハンユジンが楽しみで仕方ない。逆に、どんどん可愛くなっているジャンハオはさらにかわいいを極めていくのか、、、?それとも可愛いとかっこいいのバランスを見極めていくのか、、、?こちらもとっても楽しみ。


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