マガジン一覧

富山大好き

富山のいいところ、富山の好きなところ、富山の美味しいものなどなど。富山大好き投稿です。

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11月の立山連峰・室堂 北陸の鉛色の空

2019年に富山に引っ越してきてから、11月30日というのは特別な日になった。11月末、これが立山の閉山の日。12月から4月の下旬まで、立山連峰は閉山となり、立山黒部アルペンルートは観光のシーズンを終える。関東に住んでいた時はと、このような明確な冬の始まりを実感することはなかった。富山市内から見る立山連峰はそれはそれは美しく、日々、街中から眺めては、ああ、また室堂に行きたいなあ、と思うのだけれども、冬季の立山連峰は、人を寄せ付けない雪深い山。ケーブルカーとバスで気軽に行かれる

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佐藤初女さんのおむすびを結ぶ

初女さんのおむすびを結ぶ会に参加  「食べることはいのちのうつしかえ」。 何度味わっても深く沁み入る言葉。青森で「森のイスキア」という悩み苦しんでいる人が訪れる場所で、優しい手で食べ物を作り、人に生きる力を与えてきた佐藤初女さんの言葉。 20代の頃、佐藤初女さんの本や、映画「ガイアシンフォニー地球交響曲」に出会って以来、忘れられない言葉の一つだ。 初女さんのようにおむすびを結べるようになりたい。各地で初女さんからおむすびの結び方を習った方々が講習会をされているのは知っ

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マコモダケの収穫をしてきました

マコモダケの収穫のお手伝いをしてきました。南砺市城端にある野菜が美味しいフレンチ料理のオーミリュードゥラヴィ(https://aumilieudelavie.com/)の澤田シェフのお誘いでご一緒させてもらったのは、石川と富山の県境近くの山の中。 マコモダケ(マコモタケという人もいます)は水辺で育つイネ科の植物マコモ(漢字で書くと「真菰」)の若い茎が黒穂菌という菌により肥大化したものです。外皮をむいた白い部分を食べます。生でも食べられますが、火を通すと甘くなります。アクもく

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一期一会。立山黒部アルペンルートは雨でも雪でも曇りでも美しい。

今回(2024年10月1日)の立山黒部アルペンルートの旅は、本当に天候に恵まれ、長袖一枚でずっと過ごせるという快適さだとかなり行動がしやすいということを実感した。しかし、Noteに美しい青空の下の立山連峰の写真を掲載し、文章を書いてみて、果たして、私が好きな立山室堂は、本当にこんなに観光用のパンフレットに載るような天気のいい日の室堂だろうかとちょっと考えてしまった。 晴れた気温のちょうどいい日は行動もしやすくて体も楽だし、写真も撮りやすい。SNSに投稿すれば、山ほど「いいね

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3 本

愛すべき嘘つく人たち その3

ゆう子ちゃん。 まさか夢に出てくるとは。 嘘つく人たちのその3には、本当は違う人を書こうと思っていたのに、ゆう子ちゃんがどうも登場したいようで。 ゆう子ちゃんが夢に出てきたのはとても意外でした。私とゆう子ちゃんは小学校1、2年生の頃、クラスが一緒で何度か家に遊びに行ったけれども、クラスがバラバラになってからはほとんど付き合いがなくなり、私も途中で転校したのでもう何十年も連絡もなければ、どこに住んでいるかもお互いに全く知らないからです。 それでも、私の夢の中に出てきたと言う

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愛すべき嘘つく人たち その2

「友達になりたいんだって〜。この人、森さん。」 小学6年生の時、友人が私に紹介してきたのが森さんとの出会いだった。森さんは隣のクラスだけれど、森さんのお父さんは病院の院長で近所ではそれなりに知られている家なので、森さんのことは前から知ってはいた。病院は我が家の近くで、多分、それで友達になりたかったんだろうと思った。それから、たまに一緒に下校したりしていた。 小学校6年生の2月、私は塾に通うことになった。姉も通っている塾で、この辺りではそれなりに名前が知られている難関大学、特

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愛すべき嘘つく人たち その1

「嘘つきは泥棒の始まり」子どもの頃、大人によく言われた。「正直に言いなさい」そんな言葉とセットになって。 嘘をつくのは本当にいけないことなんだろうか。 嘘って何? 不都合なことを言わないのは嘘? 似合わない服を着ている友人に 「それ、似合わないよ」と言う代わりに 「わあ、個性的な服を着ているんだね」と言うのは嘘? "white lie"(罪のない嘘)と"black lie"(悪意のある嘘)の境目は何? 小さな嘘はたくさんついてきた。自分を守るための嘘。そういう私は

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英語で富山を語る

富山のことについて日本語で書いたNoteを英訳してものです。英語のロジックで書いていないので、英語圏の方や英語ネイティブの方が読むと、不自然なところやわかりにくいところがあるかもしれません〜。

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Discovering Makomodake: A Hidden Gem in Japan's Countryside

Have you ever heard of makomodake? Even though I've been a big fan of  makomodake, it remains relatively unknown to most people, even in Japan. After spending a day in the mountains near the Ishikawa and Toyama prefecture border, helping to

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The Tateyama Kurobe Alpine Route is beautiful, whether it’s rainy, snowy, or cloudy. Once-in-a-lifetime encounters.

On October 1, 2024, I was blessed with perfect weather on my trip along the Tateyama Kurobe Alpine Route. I realized how easy it is to move around when the weather is comfortable enough that I only needed a long-sleeve shirt all day.  But a

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Tateyama Kurobe Alpine Route. No.5 Kurobe Dam

Normally, I like to take my time and simply enjoy strolling around Murodo, but this time, the weather was perfect—neither too hot nor too cold, just right for being active with only a long-sleeved shirt. And with both the trolley bus and th

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Tateyama Kurobe Alpine Route. No.4. Tateyama Ropeway.

The Best Autumn Foliage Spot on the Tateyama Kurobe Alpine Route When it comes to autumn foliage on the Tateyama Kurobe Alpine Route, the view from the ropeway between Daikanbo and Kurobe Lake is probably the best. This time, I visited a

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オンライン英会話・英語学習

オンライン英会話の講師でもあり、生徒でもある私の経験を書いています。

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オンライン英会話(Native Camp)で洋書 (カズオ・イシグロ『夜想曲』)を先生と一緒に読む"Book Club"をやってみました

洋書が読みたいけれど、1人ではなかなか楽しく続けられない人が多いですよね。ネイティブキャンプで洋書を使ってどう効果的にレッスンを受け、先生と一緒に本の楽しさを感じられるか、いわゆるブッククラブ(読書会)をイギリスの先生とともに私が生徒をしながら探求していくことに。 これは、私が何度かレッスンを受けていたイギリスのシャロン先生からの発案で始まったもので、まずは、2人で一緒に読む本を選定。 いくつか案が出た中から、カズオ・イシグロ『夜想曲集』(Nocturnes by Kaz

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