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【FX】マーケット心理の捉え方【認知トレードのススメ#2】


※よければこの記事から。


上記の記事を要約するとこういうことです。

『すべては"考えられないこと"を考えることから始まる。』

考えうることを考えているのならそれはただの"私の意見"、つまり我々の主観にすぎないのです。

トレードにおいて主観で勝とうとすることは不可能に等しい。まれに勝ってくる天才もいますが、少なくともこの記事を読んでいる方はトレードの天才ではないでしょう。

じゃあ、主観で物事を捉えるのがダメであれば、どうすればいいのか?

単純です。マーケットを客観的に捉えればいいのです。

×『"みんな"はドル高円安だと思ってるんだな、、、じゃあ直近のドル円相場はドル高円安かな?』

○『"みんな"はドル高円安だと思ってるんだな、、、じゃあドル安になるようなニュースや経済指標が出ればみんなびっくりするな。』
主観と客観の違い


ニュースを見て、多くの人は『へぇ〜今こんなことが起こっているんだ。』と考えます。

しかし、客観的な人は『へぇ〜今みんなはこんなことを考えているんだ。』と考えます。

そして、まさにこの"みんなが考えていること"こそトレードで勝つ上で重要な"コンセンサス"という概念になってきます。

ただ、重要なのがこのコンセンサスを普通に受け取っていると失敗してしまう。

だって、テクニカル分析でもファンダメンタルズ分析でも"みんなが思っていること"を考えることに変わりはありません。

つまりマーケットの認知を分析することにはならないのです。

では、どうすればいいのか?

それはチャートのコンセンサスを考えることにプラスして情報検索を行わなければならない。

チャートに現れる値動きからは曖昧なコンセンサスしか得られません。すなわち、このチャートの値動きは、本当に今の経済指標やそのチャートの商品についての情報を織り込んでいるとは言えないからです。

なぜか?

それは金融市場が人間の欲で出来ているから。

チャートは常に合理的とは限りません。バブルにもなるし、コロナ禍で訳がわからなくなったりもするのです。

であればチャートではなく、言語化された媒体(Google、Twitter、bloombargなどのメディア)でマーケットの本当の認知を求める方が楽だし正確なのです。

よって『チャートのコンセンサスの分析』+『媒体での情報検索』の2つを行うことによって、ようやくまともなトレードシナリオを作ることができるようになるのです。

では、次により具体的なコンセンサスの見方と情報検索の行い方を見ていきましょう。ようやく具体的な話に入っていけます。


つづく、、、、

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