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FXで消耗し続ける人達。【認知トレードのススメ#1】


FXで沼にハマる人は多くいる。

◉『デモトレードでこんなに勝てるならガチトレードでも勝てそう。』

◉『テクニカル分析かファンダメンタル分析、、、どっちがいいんだろう?』

◉『損切りができずにポジションを長期保有してしまう。』

こんな悩みに悩まされ、娯楽の時間を削ってまでチャートを見てるのに、また分析してるのに勝てない。

でも、それはあたりまえなんです。

FX市場では、日々数百兆円が拍をおかず流れ込み、また流れ出しているのです。

どれほどチャートを分析したって、1秒ごとに意識されるポイントは変化するし、いつマーケットを大きく動かすニュースが出るかわかりません。

さらに、資本の半数が巨大投資家。彼らが息を合わせればマーケットを思うように動かせてしまうのです。

どれほど分析して意見を出したって、そんなのマーケットでは小銭を握りしめたカモの一声でしかない。

勝てるわけないんです。

でも、こうは思いませんか?

『私の意見を持たなければいいって。』

"私の意見"なんてそれっぽいものを持つから負けるのです。だって、私の意見で戦えば、マーケットで切磋琢磨している"より大きな私"に負けるからです。より大きな私は資本量、知識量、してきた経験を、あなたの何十倍〜何百倍と蓄えている。負けるに決まってるのです。

では、持つべき意見は誰のものなのでしょうか?

これは実は誰のものでもありません。

強いて言うならマーケットのもの、ということになるのでしょうが、でもマーケットには人格がありません。マーケットが『あれを買いたい、損切りしたい。』などと言いませんから。

『でも、人格が存在しない物事に意見なんてなくない?』
『つまり、考えようないんじゃないか?』

そう思う方も多くいるでしょう。

しかし、この"考えようない物事"を考えることこそがトレードで勝つ秘訣なのです。

『無理だ。』と言っても無理なことはありません。

フロイトは人の見えない意識、すなわち無意識を分析し、その存在を明らかにした。

マルクスは歴史と貨幣の分析を通して、我々を包み込む資本主義経済の生態解剖を行った。

キューブリックは人間が感じるカタルシスに目を向けて、多くの名画と呼ばれる作品を世に送り出した。

どんな分野でも、卓越するには"考えようない物事"を考える以外では不可能なのです。

FXで消耗してしまう人、、、。それは"考えようある物事"を中心で物事を捉えている。

だから、小銭を握りしめたカモで終わってしまう。

常に消耗し続けるのです。

つづく、、、。

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