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投資初心者が初めにやるべきこととは?


投資をしていく上で『始め』がやはり大事だと思うんですね。要するに土台がしっかりしないとダメだと。


というかそもそも投資を始める、そして口座をつくる。これを行動している時点で、分裂して見てるだけでも倒れ込んでしまうような金融市場に自ら入り込んでいるという愚行を犯しているのです。


誰よりも思考しないといけないことは明白だし、金持ち(ファンド体)とは違った立場から金融市場を考えなければパイをとっていくこともできない。


その上でやはりまず必要なのは『勉強』であると思われます。『考え方』よりも基礎的な経済動向や理論を解らなければ、先に言った『金持ち(ファンド体)とは違った立場から金融市場を考えなければパイをとっていくこともできない』を貫徹することもできないのです。


よってまずはBloombergや経済指標カレンダー、もしくは中央銀行のサイトをみる重要性に触れないといけない。(まずは自分なりに考えてみましょう)


(投資をするにあたって必要なアプリやサイトをまとめた記事はこちら)


理論や知識を蓄える、これだけでは金融市場で戦っていくことは不可能です。


理論を知った上でそれを批判していく考え方、存在論的に考える強さを理解しなければならない。


(投資についての考え方を紹介した記事はこちら)



上記の記事では主に『論理力』の重要性について書いています。


論理力とは、要するに①aだからb(因果)、②a=b(同格)、③aの結論ではbにならないからaは間違い(背理)の3つを基本とする考え方のことです。言い換えると筋が通っているか、ということになる。(ついでに上記の3つはアリストテレスの三段論法から)


あと論理力と言えば『数字』の重要性にもつながっていきます。インフレ・失業・マネーサプライなどのマクロ指標をデータとして偏見なく取り入れる必要がある。


はい。これが出来てようやく口座開設に至ります。


長いと思った方はいるでしょうが、ここまで詰めないと戦っていけないんですよ。 


だって強者を探せばキリがないですよ。上部のファンドたちは基本的に兆単位の資本を運用して、尚且つ相場に対して熟知している人間が、人間離れしたスーパーコンピュータを利用し売買を繰り返しているんです。


彼らとは別の土俵で、とは言いましたが自らの土俵を確立するためには努力も必要だと。



あと、口座を作る前に詐欺られないように注意しなければならない。基本的に金融市場は欲にまみれたバクチ場のようなものですから、そこに参加している人間もロクなのがいません。


人を騙してそのカネを自分のポケットに入れようとしているような奴らばかりですし、これに関しては本当に割り切っておく必要がある。


(投資詐欺に観点を置いた記事はこちら)


そしてここまでの①知識を蓄える、②論理力を鍛える、③詐欺に注意、を理解した方は口座を開設して、初めは低ロット打ち・低レバレッジで実際に取引をしてみる。


そうすると、必ず打ち砕かれる場面が出てきます。つまり今まで培ってきた知識や論理力が使えないところに行き着いてきます。


すると、そこでは改めてマクロ経済と戦う意志を固める必要が出てきます。根本的に金融市場とはなんなのか、何で構成されているのかを自分で体感する必要が出てきます。


(ここについても先に提示したこの記事で開設しています)


つまり、

1.知識を蓄える
2.論理的思考を鍛える
3.詐欺られないように注意
4.マクロ経済と戦う意志を固める

の4つのステップが、大まかな投資初心者が歩むべき段階設計になってきます。


もちろんこの記事だけを鵜呑みにすることはおすすめしませんが、非常に論理的に考えたつもりです。改めて皆さんの参考になれば幸いです。


ということで今回はここまで。
ありがとうございました。

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