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【インテンシブタイ】どのレベルが1番難しい?

インテンシブタイには9つのレベルがある。
全くの未学習者が想定(建前?)のレベル1から始まってレベル9まである。数字が大きくなる毎にレベルは上がっていく。
(レベル7、8、9がレベル自体は同じで内容が違うとかは置いておいて)
今回の話は、順番に勉強を進めて行ってどのレベルが一番難易度が急に上がるか、という話。言い換えると一番挫けそうになるレベルは?という話。

レベル5

私の周辺では、出身国に関係なく多くの生徒がレベル5が大変だったと言っていた。アジア人以外のサンプルはほとんどないけど。
じゃ、レベル5で何が起こるかというと、話し言葉から書き言葉やフォーマルな言葉になる。
レベル4までは読み物も小学生の教科書のような語り聞かせる感じの文章(なんだと思う)なのが、実際の生活の中で見かけるような印刷物だったり、他人?との会話になる。
理由は整理すると以下のような感じじゃないかなと思う。

先生の話すスピードがほぼ加減がなくなる

先生が授業中に話すスピードはもちろん先生によって多少違うが、基本的にはレベルが上がる毎に少しずつ自然なスピードに近づいていっていると思う。レベル4はまだ手加減があったと思うが、レベル5でほぼ自然なスピードになったように思う。このスピードの上がり幅が一番大きかった気がする。ただし、教室内で何かを説明する時の自然なスピードという意味で、タイ人一般の早口ではないし、雑談するスピードではない。

リスニングも、一部、実際のニュース内の音声が使われる。使われるのは天気予報。このお天気おねぇさんが話すの早いんだ・・・。いや、お天気おねぇさんとしては普通の速さか。
(先生達で吹き込んだ音声はここまで早くない)

デザインフォントを読む必要性が発生

コンドミニアム内の告知文とか、公衆衛生のパンフレットとかを読む。レベル2で文字を勉強して、どうにか読めるようになってきたと思った4ヶ月後にそんなもの読めっていうの?しかも文字がいちいちちいせー。

単語が書き言葉やフォーマルな言葉になる

すでに述べたように実際のニュースだったり、告知文(これは授業用に作られたものではある)なので、単語が書き言葉やフォーマルな言葉になる。
レベル4で、やっと知ってる単語も増えてきて、ある程度の長さの文章が読めると思って喜んでる生徒をガンと凹ませる。
当然、読む文章の長さはレベルが上がる毎に長くなっていき、生徒も読むスピードが徐々に早くなり、長い文章が読めるようになっていくはずだが、レベル5になると文章の長さは伸びたのに、書き言葉に切り替わったため、読むスピードがいったん落ちてしまう感じがする。

レベル2

タイ文字覚えるの大変だったという生徒ももちろん多い。文字読めないで挫折していく学習者がたくさんいるのに1ヶ月半で覚えるんだから、そりゃ大変。けど、レベル2については、大変だったけど楽しかったという感じが多かった気がする。努力する方向が、文字を覚えて読めるようになるという1つなので迷ったりしないということもあるのかなと思う。

個人的にもレベル5が一番大変だった。
教科書などとは別に、授業スケジュールなどが記載されたハンドブックが渡されるが、レベル5からはこのハンドブックもタイ語になる。課外活動の指示とかもタイ語で送られてくるので、この辺も地味に大変だった。
授業中に先生の指示を勘違いして、頓珍漢な作文書いて提出しちゃったり。その際は、書いたものは一応添削してもらって、本来書かないといけなかった内容は、個別に説明してもらって再提出させてもらった。小テストとプレゼンと次の作文の宿題に追われているのに、再度作文書くことになって大変だった。
あと、私はお天気おねぇさんの話はほとんど聞き取れなかった。

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