耳性帯状疱疹顛末記

前日まで
進路指導が本格化し、残業が続く。今コロナになってはいけないぞというプレッシャー。そんな慢性的ストレスの状態で、盆に行けなかった祖母宅に日帰り強行で往復8時間のロングドライブ。あまり店などに立ち寄りたくなかったたため休憩はあまりなく…がとどめでございました。
Day1
なんだか風邪のちょっと前?のど飴、クロモジ茶、漢方薬で発症を未然に防ぐ作戦。無事成功と思う。昨日の疲れかな?右耳のニキビらしくものに気づく。触れると鋭い激痛。ニキビだ。ゲンタシンをぬる(抗生物質)。母が膿は出したほうがいいと潰しにかかる。痛いのと鬱陶しいので逃げる。 

Day2
なんとなく右耳が痛い。絶対ニキビの細菌が外耳に入った。中耳炎みたいになって熱出たら嫌だなぁ。その前に医者行くかな〜今日か明日。学年会が17時前におわる!(←ここ大事)
よし行けるうちに行くかぁ。
…ニキビっていうか帯状疱疹のウイルスだなぁ。顔面体操をさせられる。今のところは大丈夫ですけど麻痺が出てくる可能性があるのですぐ来てくださいね。

麻痺?ウイルスは許容範囲だったけど麻痺は聞いてない。帯状疱疹はヘルペスウイルスだったよなぁ、確か神経に感染して…なまじ大学で齧っていたので妙な知識がよぎる。その後、先生の麻痺の意味がわかり怯える。帯状疱疹怖い。そして耳がだんだん痛い。


が、自分に出された珍しい抗ウイルス薬を薬理学の本で調べ作用機序がわかって興奮。ウイルス細胞がこの薬をリン酸化して、さらに普通の細胞がリン酸化して三リン酸化された薬がウイルスのDNA増殖を阻害する。だから感染細胞以外作用しないんだ。

ありがとうバラシクロビル


痛みのピークはその日の夜。頭痛と顔半分の痛み、耳垂れを起こしている感じ。ろくに眠れず最悪だったが入眠が早かったため耐え凌ぐ。

Day3   翌日、体もだるく休もうかと思ったが熱もなく、痛いのは耳であって頭ではないので出勤。実験も二つ予定していたので休みづらく。。

耳がガンガン、右半身が重い、痛い、眩暈…
麻痺が始まるのではと不安に思ってとても調べる。
ジャスティンビーバーも同じ病気から始まりラムゼイハント症候群という顔面麻痺になってしまったらしい。
そうかストレスか。同僚の先生に帯状疱疹は怖いっすよ。言われ知ってますて感じ。

Day4
痛みがリンパ節に移動。首の方が痛くなる。耳の方は治って来た感じがする。が、夕方になると痛い。

Day5
セカンドオピニオンを聞け、とか首の痛みの原因を聞け、と喧しい電話が。ウイルス感染だからリンパ節腫れるの当たり前!と思いつつ、授業も余裕ある日だったのしょうがなく医者に。最初の耳鼻科は休診日だったため、内科に。
エコーでリンパ節は腫れている。アセトアミノフェンと神経の痛みに効く薬を処方してもらう。
午後には薬の助けなく、症状は軽快。完治の兆し!

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