森の勉強会(2022.3.30)
私はとってつけたような持続可能、SDGsにいささか違和感を感じるのですが
森林(もり)の勉強会
生徒有志と森林のことを学んできました。
イタヤカエデの樹液は煮詰めるとメープルシロップになります。国産のものはほとんど市場に流通することはなく貴重な山の恵みです。樹液は木から採取するときはほとんど透明なサラサラとした液体でわずかな甘味と木の味(生徒の表現)がします。現地では採れたての樹液を飲みました。3人の生徒それぞれポリタンクの設置を行いました。例年、この3月中旬が最も樹液が出る頃らしいですが、残念ながら樹液が滲み出る様子は確認できませんでした。この急激な暖かさが樹液をストップさせてしまったのでしょうか。生き物は難しいです。
20リットルのポリタンクいっぱいの樹液はとても重く、不慣れなスノーシューでは素人は運ぶことができません。道中は疲れを見せながらも樹液以外の森のことも学び様々な発見を楽しみました。
なかなか山や森に入る人が少なくなり、小谷村にはキハダやホオノキなどいい樹がたくさんあるのに知らないことが多いです。
今後も森に関する様々な体験を行い、いい森づくりを高校生目線で考えていきたいです。
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