烈火の炎がバチクソ好きな理由(ネタバレあり)

プロローグ
暇だったので、文章書こうと思った時に、何書こうかな~どうせなら好きなものを…で思いついたのが烈火の炎だった。ワシの推しマンガの原点であり、初めての推し(小金井薫)との出会いでもあるこのマンガは、自分の中のマンガの原点といっても過言ではない。烈火の炎に出会って、自分の中の好きなものの方向性が少し定まったような気がするし、戦う上での考え方(ワシは武道やっとるので)とかちっとは影響受けてると思う。
そんなこんなで、烈火の炎について、ゆるく、少し熱く語ろうかと。別に深い考察とかはないし、記憶がぼんやりのとこもあるけど、そこはご愛嬌な感じで。ただ、好きなものについてだらっと書いただけなので。

①主要キャラの明確なキャラ設定
当時、小学校高学年くらいであったワシにとって、初めての少年マンガ(それまでは、あさ○ちゃん、ちびまる○ちゃんなど、平和なギャグマンガを主に読んでいた)。
バトルとか、エロとか初めて!でも、こんなに惹かれるのはなぜ?トゥクン…てな感じで、とっても設定がすっと入ってきた。
以下、ワシが受け取った設定について。

·烈火
バカだけど強い!頼れる兄ちゃん!仁義ある男。
·柳
天然おとぼけお姫ちゃま…なんだけど、意志は強く、弱きに優しく、この人を守りたいと思わせる。
·風子
元気娘!強い!これまた弱きに優しい。外道は許さない女気。とってもナイスバディで、女が惚れる女。
·土門
腕っぷしの良い、頼れる兄貴!ちょっとお馬鹿だけど、にくめない。エロいが、風子様一筋。実家の手伝いとかもしちゃう、優しいやつ。
·水鏡
冷静沈着冷酷美男子。危ないシスコンな面も。でも、巻を重ねるにつれ、人間的な部分が見えてくるのも魅力的。
·薫(かおりん♡)
ワシの初めての推し。カワイイ。カワイイ(大事なことだから、2回言う)。当時はカッコイイ!だったけど、かおりん14歳だからね。自制心。
孤児という過去を持ちながら、幼少期より紅麗の暗殺部隊(アサシン)で鍛えられた、強~いチビッ子。14歳という年齢ながら、自分の道は自分で決める、精神的な強さも持っている。

②十神衆とかいう最強の敵
まず、登場が良かった!烈火と紅麗との戦いがこれからどうなる!って時に、誰誰誰!?っていう、虚をつかれる感じで登場して、小学生のワシの心を鷲掴みにした。タイプも色々だし、使う魔導具もバラエティにとんでて飽きさせない。子どもは強いものに憧れるからさ…(遠い目)。まあ今でも強いキャラ見ると、「おら、ワクワクすっぞ!」ってなるけどね。そうでなきゃこんなこと書いてないからね(遠い目、再び)。

③裏武道殺陣のクオリティ
ワシの中では、正直ここが盛り上がりのピーク。対戦チーム、どれも良かった!どのチームも様々な過去があり、皆、仁義をかけて戦っておった。
以下↓、心に残ったトピックス。

·戦いの中での火影へ薫(かおりん)が参入。
·烈火と水鏡の対立、からの共闘。
·音遠姉様の紅麗への思い。
·対鎖悪架子戦で、火影が対戦相手の遺志を引き継ぐことで、今までヒールだった火影が観衆を味方に変える流れ。
·風子様と餓紗喰の、男と女を超えた、戦士としての戦い。
·対麗(紅)戦の、対戦相手それぞれが己を隠し、私情を持ち戦うところ。特に、命編掲載の14巻(命が魅虚斗から出てきたところの販売をワシは心待ちにしていた。そして、14巻の鮮やかな紅色と、麗メンバーの不気味さと妖艶さの表紙を見た時には膝から崩れ落ちそうなくらい興奮した。
·烈火VS紅麗戦は、終始、心震えっぱなし。やはり、強者と強者の戦いでは、心の中の小学3年生が全力ダッシュする。

④紅麗という男
残虐非道と思われた紅麗だが、対麗(音)戦後の音遠姉様の告白により、その人格形成には辛い過去がいくつもあったことが分かる。
最愛の人、紅との別れ。その紅を、炎の化身として側に置くという決断。現代の世界で心を許せる存在である母親を、森光蘭に人質にされる屈辱。
そういった過去が、紅麗を作り上げた。
安西先生も書いてたが、「紅麗は、見せてるようで見せてない」。そういうところに、読者は惹かれるんだよね~。
対麗(紅)前日、ジョーカーに薫(かおりん)を切れと命じたこと(かおりんを戦わせたくなかったから。でも、結局ジョーカーはその言いつけを守らないんだけどね。それもまたオツな展開でムニャムニャ…)。
火影に敗戦後、森光蘭から襲撃を受け、音遠に助けられた後、音遠を抱いたこと。
冷酷だと思われていた紅麗から、優しさや寂しさ、不安などの感情も読み取れる。
「お前…お前…!ただの嫌な奴やなかったんか!そんな人間味溢れる奴やったんか。そんなん、ほれてまうやろー!!」と、ワシの中のチャン川井も叫んでいる。
ラスト、火影の仇を打ちに過去に戻るというところにも、紅麗の火影に対する思いなどが読み取れて、おもわず法螺貝吹きたくなるよね。

⑤天堂地獄編では伏線回収がツボ
牙王や命&木蓮との戦いは、オタクの大好きな伏線回収になっていて楽しい。
木蓮のゲスっぷりには反吐が出るけど、戦いは3度目(過去の2回は、紅麗の館、対麗(幻))。安西先生の思惑がうかがえる。
五行の内の1つを、あえて敵のクソ野郎木蓮にしたってとこがシビれる。

⑥SODOM、HELL or HEAVENでは敵キャラにチェケラ!
綺理斗の年齢問題もおもしろくて興味深かったけど、ここでは門都ですな。
最強過ぎだし、対烈火だったら倒せなかったかもね。だって、紅麗の死刑執行受けても死なないんだよ?ある意味、烈火の炎史上、ラスボスなのでは?
そして、ここでの最大のトピックスは、ジョーカーの死ですよ…。あんなわけわかんないトリッキーなやつのためにジョーカーがいなくなるなんて!ワシはジョーカーの素顔が見たかったよ…。まだまだ紅麗の側にいるジョーカーが見たかったよおぉぉぉぉ(号泣)。仲間がいなくなって、紅麗が感情の揺さぶりを見せたのは、磁生に次いで2人目。紅麗に、「雲のようにつかみどころのない、そんな君が、私は好きだ」と言わしめた男の死。ジョーカーも、森光蘭の襲撃で紅麗が行方不明になった時、「あの人がそんなんで死ぬわけない!」って、紅麗への熱い思いを吐露していたよ。実は、相思相愛発言の2人!まだまだジョーカーに戦って欲しかったなあ。

後は、ひたすら森光蘭がどんどん気持ち悪くなって、どんどん人ではなくなって、うわぁ~…って感じかなあ。
柳を炎に変えるところは、烈火ぁー!!!と全世界のワシが叫んだけど。柳ちゃん死ななくて良かった。
最後は大団円でまるっと収まったなぁと。

エピローグ
他にも、火竜、願子、葵ちゃん、緋水、十二支などなど、好きなとこはいっぱいあるけど、全部書くとキリがないので、自分の中での心揺さぶられトピックスを中心にお送りしました(ラジオ風)。もっと書ける!って思ってたけど、いざ書くとなると、語彙が足りん。オタクから出る言葉が、尊い、辛い、カワイイしかないの、分かりまくりだよ…。
烈火ファンが周りにあまりいなかったから、思いのたけをいっぱい書けて良かった。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。





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