11/5 史上最強の弟子ケンイチ

格闘漫画を読んな後って心なしか全身の筋肉が増加して強くなった気がしますよね。
ほんで出来もしないのにシャドーしてみたり奇声発しながら空を殴ったりダンボールを潰すときに無駄に殴ったりしますよね。
しますよね。・・・ね?


どうも、ただの勘違い野郎/なみすけです。

今回は、最近見た史上最強の弟子ケンイチについて書いていきたいなって思います。
昔、高校生の頃かな?に最後まで一回読んだんですが、あれから1〜15年くらい経ってるのでもう一回読みたいなぁって思って全巻買ってきました。

61巻で焼けがひどいため4200円、そして売れなかったんでしょうね。半額になってました。
2100円で61巻は安すぎでは???
1冊30分かかるので61巻だと30時間はかかります。
2100円で30時間の娯楽………
なんてコスパの良い………

毎回思いますが、1冊15分で読める本より30分かかる本の方が楽しむ時間が増えるので好きです。
ただ、文字が多いだけの漫画はちゃいます。笑
ちゃんと文字も絵もいい感じでじっくり見たくなる漫画です。
個人的にはBLEACHが15分くらいで読めてしまって、僕のヒーローアカデミアとかは30分かかります。
ワートリとかね。

いや、今回はケンイチの話なんでもうそろそろ本題にいきましょう。

では早速!

大体の内容



いじめられっ子だったなんの取り柄もない男子高校生、白浜ケンイチが自分の弱気なところを変えようと空手部に入部。
そこでもいじめにあってしまいろくに練習をさせてもらえず、しまいにはサンドバッグにされてしまう。
そんな生活をしていたある日、いつものように遅刻して焦っていたケンイチを投げ飛ばす女の子に遭遇する。
それは転校してきた女の子、ヒロインの風林寺美羽。
ひょんなことからその子と友達になったケンイチ。
いつものように空手部でサンドバックにされ、帰宅している最中、ヤクザに絡まれている(実際には絡んでいる)美羽に遭遇。
そこで弱いものを自分の危険もお構いなし「助けてしまう美羽に憧れ、美羽の実家である世界最強の武道家たちが集まる「梁山泊」に弟子入りする。
そっからケンイチの想像を絶する修行、武道を始めたことにより巻き込まれる強敵たちとの死闘。そして仲間や美羽との恋愛模様が描かれる漫画です。

意外に上手く書けたのびっくりしてます←
格闘系の漫画って結構好きで刃牙はもちろんですが「はじめの一歩」とか「修羅の門」とかもめっちゃ見てました。
修羅の門はまぁじで好き。なんなんあのかっこよさ…絵の雰囲気も好き。
あ、ちゃうわ。今回はケンイチの話やった。
やめまーす。

好きなところ



この漫画の好きなところはなんと言っても「主人公に才能が一切無いって設定」なところですね。
まあ正直修行し始めて1年強で今まで武に人生を捧げてきた同い年に勝ってしまうあたり才能あるのでは?と思いたくなるところもありますが、そこは常軌を逸した達人たちの想像を絶する修行が毎日行われてると言う事で矛盾点を少なくしてます。
ここ結構大事だよね。無理がある設定をしっかり無理がある裏付けで矛盾点を少なくしてる所がある漫画は結構好きです。
異世界系の漫画ってぶっちゃけ矛盾点多すぎてこれは…って思う所多々あるのでそこを無理にでも無くそうとしてくれるのは嬉しいです。
勇者ですら苦戦する森に護衛なしで一般人が魔物に襲われてるとか、回復魔法とかある世界で怪我を治すのに1週間かかったりとか。
護衛なしのバターンのちに実は重要人物で国から追われてて逃げてる。とか、回復魔法の方はその世界での回復魔法は体の自己回復能力を向上させて傷の治りを早くする。とかの説明があればあまり強い回復魔法をすぐに使うと命が危ない的な説明が有ればなんとかなるじゃ無いですか。
そんな説明がない世界観の説明もないままストーリー進んだりすると置いてかれますよね。

まあ、僕自身そういう細かい設定とか伏線とかにあんまり気づかない性格だったりするんで本当に酷い漫画くらいじゃないと見つけられなかったりしますが…笑
逆にめちゃくちゃ気をつけてるような漫画は読者に気づかせるように書いてくれたりするんでそう言う漫画が好きと言う意味です。

他にも好きなところは多々あって、出てくる女の子がエロいってのも最高に好きですね。
ヒロインもクッソ可愛いしクソ好きなんですが、師匠である達人たちの中に武器の申し子と言われている武器の扱いがとんでもない女性の達人がいるんですね。
この方がまぁあああああ好き。
なんてエロいんや…なんて可愛いんや…最高や…とかぶつぶつ言いながら見てました。笑
そしてアニメの声優は僕の好きな「能登麻美子さん」最高なのか?
アニメも見よう。絶対に。

他には出てくる技の名前がカッコいいと言うのがありますね。
「柔術」「空手」「中国拳法」「ムエタイ」「武器」の達人たちが居て、その全部をケンイチは習っているんですが…現実世界にある武術を漫画に登場させているので技名がとにかくカッコいい。
やっぱり昔に技を考えて人も厨二病だったんだろうなって思います。
真剣白刃取りとか考えた奴絶対テンション上がってる時に名前つけたやろ。笑

そしてここでも矛盾とかを無くす無理矢理な設定があって、大体強敵を倒すときに使う技はこの全部の武術の特性を使ったオリジナル技だったり、梁山泊には6人の達人が居て、残りの一人は「我流」というオリジナル拳法だったりするのでそこでの技を使ったりして倒します。
結構無理矢理ですが矛盾点なく見れるので僕は好きです。笑

後はちゃんと徐々に強くなっていってちゃんと徐々に敵も強くなっていくアレも師匠が上手いこと相手の力に合わせて修行させるというので矛盾点無くしてます。
BLEACHの藍染が一護の力に合わせて敵を送り込んでたアレみたいに。笑

あとは敵にも達人はいますが、弟子同士の戦いに師匠は手を出してはいけない。とか言う武術の掟というか暗黙の了解みたいなのでケンイチが戦う相手に達人というのが出てこないのでそこも安心してみれますね。
圧倒的にやられる場面がないので白哉兄さんみたいにはならないです。
※BLEACH知らない人ごめん。でもBLEACH知ってたらちょっとクスると思うよ。みんな見ろ。

気に入らないところ



好きなところは結構喋ったので、最後は気に入らないところを書こうと思います。
といってもほぼ無いです。僕は最後までずっと面白いなぁと見れたのでほぼほぼ無いのですが…一個だけね、どうしても受け入れられない所があります。

打ち切られた所ですね。

打ち切りといっても人気がなくなってどうしようもなくなった訳ではなくて、この漫画はサンデーで連載されていたんですが当時2012〜2014年ごろのサンデーは結構危なかったらしく…
当時の編集長に「新連載を55本やるから松江(ケンイチの作者)もケンイチを打ち切って新しい漫画を書いてくれないか。」と言われ、編集長と長い検討の末、「ケンイチを全ての伏線を回収して最後まで完結させるには少なくとも2年かかる。そのときにサンデーがあるかどうか…」と言う結論になって打ち切ってしまったらしいんですね。
新連載で始まった次の漫画のインタビューでケンイチに未回収の伏線が多々あることも認めていて、そのインタビューでこの話をしたらしいんです。
いやぁ…正直まぁじで辛いです。
しょうがないんですけどね。これに関しては…
大人の事情だったり色々なしがらみがあってだとも思うので…
でもやっぱりあの終わり方には若干スッキリしないというか…

武術には
素人→弟子→妙手→達人
と言うレベルがあるらしく、ケンイチは弟子のところで終わってしまったんですよね。
達人までいく漫画ってぶっちゃけあんまり無いんですが…野球漫画もプロ編前で終わるし…
でも妙手編あってもよかったことない?

なんか最後武器組みたいなのも出てくるんですがめちゃくちゃ噛ませ犬なんすよ。
アレも巻いたせいだもんなぁ。

もし今の008って漫画を描き終えて続き書く気になったら是非とも書いてほしい…だめかな…
史上最強の弟子ケンイチ〜妙手編〜みたいなのでないかな。
ちなみに妙手って漢字合ってるかわかりません。

僕が気に入ってない所はここだけです。
終わり方も別にめちゃくちゃ変にぶつ切りなわけでもなく割と綺麗には収まってますがやっぱり巻いた感と終わり方の雑さはありますね…

でも概ねずっと面白い漫画でした。これだけは強く言えます。
特に1〜30巻の面白さは物凄いので是非見ていただけたら嬉しいです。
古い漫画なんで結構安く買えると思いますよ!

今回は3471文字でした!
また明日の日記でお会いしましょう!!

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