祈り

わたしは祈っている。

まだ見ぬ誰かが
たくさんの奇跡に囲まれたこの世界で
その人自身をめいっぱい生きることを。

ただただ祈っている。

日々
その人の心が穏やかで暖かであることを。

祈ることしかできない、
それだけしかできない、
ほんとにあなたの夢が叶ってほしかったら
助けるよね、力になろうと努力するよね、
でもなにもできない、
叶えようとしているのかもわからない、
もしかしたらしてないのかな、
でも祈ってるんです、
なにもできない、ごめんなさい、
でも叶ってほしいと思ってるんです。

今まではそんな風に思っていた。

祈り"だけ"のわたしにバツをつけて、
行動に起こしなよ!
それができないからダメなんだよ!
いや、そもそもなんでできないんだよ!って。

でも、祈っている気持ちに嘘はなくて。
なんなら全力で祈っている。

"ひとがひとをおもう純粋な祈りっていうのはほんまに美しい、この世で一番尊い刹那やと思う、純粋な愛っていうのは清らかで穏やかで水々しくてでも鋭くて凛としてる"

友人のSNSを見て、ハッとした。

あ、そうか。
わたしはちゃんと持っている。
だれかへの愛を。
ちゃんと持っている。
美しさを。

"だけ"なんて言わないで、
めいっぱいに祈ろう。

コレはわたしの最大の特技だ。

出逢えた人たちはもちろん、
まだ出逢っていない人たち、
もしかして出逢わないかもしれない誰かにも。

みんながそれぞれの幸せを感じられますように。あなたをめいっぱい生きられますように。

この祈りだけは
わたしの疑いようのない真実。

祈ること"しか"できないけれど、
祈ること"は"できるのだから。

わたしからのめいっぱいの愛。

届きますように。
たくさんの祈りを込めて。

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友人のSNSを見て、
なにか忘れてはいけないものを感じたので。

ボロボロのわたしに
光が射したような気づきでした。

彼に出逢えたことにも感謝して。

2018.08.04

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