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ゆる不妊治療67 移植

自分の順番になり、ついに移植の時を迎える。
呼ばれるまでは採卵の地獄を思い出して不安と恐怖でいっぱいだったけど、処置室(?)に入ると「ここに立ってください〜。お尻までまくって横から座ってください〜。足をここにおいて〜。もうちょっと前に出ましょう。手は胸の上においてください〜。」と次々に指示されるからそれに従うのに夢中になってると次第に落ち着いてきた。

「暑くないです〜?手術着は薄いから暑くないか〜。」とか話しかけてもらって、さらに落ち着いていると先生と思われる人が入ってきた。
見たことない、若イケメン先生だ。

「少し暖かくなりますよ〜。カテーテル入れるので少し痛くなりますよ〜。お腹からエコー当てますね〜。」とどんどん進んでいく。痛くなるのかと身構えているも、特に何もない。というかみんな止まっている。なんの時間だ?
尿溜めが足りなくてよく見えないのかな?
尿溜めが足りないと痛いってブログを見たからトイレ我慢しながら水分取ってたんだけどな...と思っていると「〇〇さんの融解胚入ります〜」と看護師さんが入ってきた。
それ待ちの時間だったのか。

みなさんの体験記には「キラっとしたもの」が見えたとか見えなかったとか書いてあったけど、うちの病院ではモニターを見せてもらえなかった。キラ見たかったな。
何かが入った感じもなく移植はあっさりと終わった。寝転んだまま横のストレッチャーに移り、リカバリールームに運ばれ、寝転んだままベッドに移った。
前の人達と同じように5分休憩し、着替えて外に出た。今日のお会計は判定日にお支払いとのこと。

しばらくして旦那のお迎えが来た。
「全然大丈夫そうじゃん」とにやにやされ、前日からナーバスになってたのが申し訳なくなった。
移植数日前はワタリガニパスタやマックのポテトにわくわくしてたけど、緊張して疲れてしまったので軽く夕飯の買い物だけして帰宅。

とりあえず判定日までは大人しく過ごそうと思う。

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