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オンライン×MoMA監修コースで現代アートを学ぶ ③

①、②と書いてきまして、最後にもう少し受講した全体的な感想を。

やっぱり英語が大変

前の記事でも書いたけど、内容どうこうよりもとにかく英語が大変で。だって全部英語!文章も動画も動画の音声も字幕も全部英語!しかも話してるのは(もしかすると日本語でもよくわからない)現代美術!

おかげさまで、大学入試以来4年ぶりに英語がっつり触れました。

時には諦めも必要?

とはいえ、やっぱり全部理解することはできないしなんなら丸々一つの文章、まったく持って「何を伝えたいのか」わからないことも時たまあるんですよ。動画だって、何度見てもわからない物はわからないし、「この作品は何がしたいの?」となることも少なくはなかった。

もちろんわかるに越したことはないけれど、そこで時間使って、それで結果、時間使うから大変だな、受講するの嫌だな、ってなったら元も子もないと思うので結構すっぱり諦めちゃってました。


自主学習の敵は何よりも自分自身

今回別に誰かから言われたわけでもなく、誰かと一緒に勉強しているわけでもなく、何か発表の機会があるわけでもなく、
完全に完全なる「自分で決めた自分のための学習」だったので、正直モチベーションの維持が難しかった。だって、モチベーションないんですもん…

受講したところで何か変わるわけじゃないですからね。もちろん知識と経験は増えるけれど、完全に趣味の学習だったので、自分できちんと計画を立てて、それを着実に実行する強い心意気が何より大事でした。


現代アートに「慣れた」

このコースを受講する以前は、まったくと言っていいほど現代アートに関する知識を持っていませんでした。現代アートは常人には理解が難しくて、政治を風刺した要素が強い…?くらいの認識でした。

今回のコースを最後まで受講して、受講したけれども、そこまで現代アートの作品・作家に関する知識が増えたか、といえばそうじゃない気がしています。これを受講したからと言って好んで美術館に行くとか、推しの作家ができたとかそんなんじゃないですし。

でも、受講する前より「現代アート慣れ」はした気がします。前よりも、現代アートが「理解不能なもの」ではなくなりました。

この講義の中で、作家自身やキュレータの方が作品について、その作品が作られる過程、作品の目的なんかを細かく教わることができたからかなと思ってます。多分、現代アートは完成系だけを見ても作者の意図・作品の目的を理解することは難しいんじゃないかな。だからこそ、その「わかりにくさ」をどうにかして飛び越えるか、それか今回みたいにきちんと教わるかしないと、現代アートは単に「わかりにくい」ものになってしまって、より狭い世界のものになってしまうかもしれない、なんて、そんな気がしました。



このコースを受講し始める前、だったり全部終わった直後はcourseraでMoMAが提供しているほかのコースも受けようかな、なんて思っていたんですが、ちょっと全く違うものも、いろいろかじってみたいなという欲が出てきているので一旦courseraはこれでおしまいにします。

いつかまた、海外に普通に旅行できるようになったらニューヨーク、MoMAに行きたいな。


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