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詩、短編小説、言葉集。

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#詩集

素晴らしい日

時の流れは遅いですか、早いですか 生きていますか、眠っていますか 外に花は見えますか、空…

5

水を体に

水を飲む時間が来た。 私は一滴も飲まずにいたものだから 水そのものが『水を飲む時間だ』と、…

6

あの頃

あの頃のこと、覚えてる? なんのこと あの頃だよ いつ? あの頃! あの頃、、と言われたっ…

7

夢の花

夢の中、花が香るよ。 手のひらに水、目に見えない汗 何故、掌は、変化する 橙色の花が、黄色…

5

つまりは、

人はいつ死ぬか分からない 別の言い方をしてみよう 人はいつでも死ねるんだ どちらの言葉で…

5

心温まる想い それは人により形は違うのだろう 私は感じたよ 例えそれが他には共感し難い形…

5

涙を咲かす。

自分の涙を貴方はどこまで感じたことがある よく『夢は叶えるためにある』と言うものだが 『涙』を貴方はどこまで、感じたことがあるか ただ泣く涙は貴方を確かにスッキリさせ、酔いさせることだろう けれど、同じ涙を流し続けたら、貴方はどうなってしまうのだろう 花であったら、腐ってしまうのだよ。 根腐れだ。 貴方は、根が腐ってしまうのだよ。 勿体ないことだ。 自由に涙を流せるというのに、なんて勿体ないことだ。 空はいつ晴れ、雨が降るのか分からないが、 貴方は自由に涙

にんげんせい

導かれるままに人間性 惹かれる心に人間性 高鳴る鼓動が人間性 感性と理性と人間性 目の前の…

2

手の中には。

ある日のこと 手の平から芽がでてきた とても痛い、 どうすることもできず、 ただそっと撫…

3

あなたはだれですか

あなたはだれですか そういうあなたは、だれですか わたしは、あなたかもしれません それな…

6

入らぬ心

2

笑うのは、簡単じゃない

お笑いを見て笑うのは簡単だ だけど、毎日笑うのは、簡単じゃない 心とのやりとり 毎…

3

海色

大地の広さ なんて小さな自分だろう 当たり前だ 海の広さ いつかは大地も海色になるだろう…

5

『さむいね、』

寒い寒いと、凍えては 何も動けず、透き通った氷越しに、日の日差し 寒いから、身体を温めようと、したいけれど 何も動けず、かじかむ手も、震えることも出来ない ただ、見えるのは、氷越しの温かな光 透き通った氷に、感謝し 氷を溶かすことが出来る、唯一の方法は 透き通った氷越しに感じる、光の温もりを 凍えた身体に、少しずつでも、感じ取り じわじわと、ゆっくり、溶かしていく 静かに、息を絶えずに 自らの想いで。 #