大変ご無沙汰しております、並木です


大変ご無沙汰しております、並木です

僕の連絡が途絶えてしまった事によりご迷惑をおかけしてしまった皆様大変申し訳ありません

これ以上のない不義理をしてしまったことを深くお詫び申し上げます

皆様に見せる顔がなく、このような形でのお伝えになってしまったことをどうかお許しください

僕は2年ほど闘病生活を送っておりました

病名はあえてここには明記しませんが、秘密にしているわけではありません

もともと薄々わかっていた病気を放置した結果です、全て原因は僕にあります

引き金はコロナになって公演がうてなくなったことに端を発しますが

演劇を抜いたら価値はゼロの人間だからこそ、公演ができなくなった時、そこで一番踏ん張って頑張らなくてはいけなかったのですが、挫いてしまいました

そこからは、涙と汗と動悸が止まらず、体が思うように動かず、目がかすみ、起きている時は自己嫌悪に踏みつけられアルコールに逃げ酩酊しぶっ倒れ、自分に対する強烈なアレをぼやかし寝ている間は悪夢にうなされる日々でした

何もかも自分に原因があり、だからこそ、どうしようもなくて、仲間に相談できればよかったんですが、そんなこと言ったら二度と笑ってもらえない気がして、言えませんでした、本当にごめんなさい

そんな理由かよ、って思われるかもしれませんが、当時は病人ってなると笑ってもらいづらいかなとか、色々悩んでしまって、信頼すべき仲間にも、信頼しているからこそ、言えませんでした、それを言うくらいだったら、猫のように物陰でひっそり土に帰った方がいいとさえ思っていました。

でも、今やっと自分の気持ちに折り合いがついて、遅ればせながら謝罪とカミングアウトをさせていただきたい次第です

改めまして、僕に関わってくださっていた皆様、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした




先生によれば落ち込みや疲れやすいなどの症状がポピュラーなのだそうです

僕が最も悩まされたのは、幻覚と強いアレ願望でした

創作活動ができないのに、生き長らえている自分への嫌悪感は肥大して、とりあえず周りにこれ以上の迷惑をかけないために、引きこもり、外界をシャットアウトして震えていました

そして当時、多くの人に迷惑をかけた価値のない人間には、自分自身で懲罰を与えなくてはならないと信じていました

その終わりのない懲罰のアレとアルコールよる現実逃避の螺旋が苦痛になり

圧倒的な解放に魅入られ、アレが加速しました

過食、多量なアルコール摂取、アレにより、体はボロボロになりました、それでもなかなか死ねないもんです、人って案外丈夫に出来ていて

病を放っておいたら実際こんなエラーが起こりました、という話です

なので僕のことはメンヘラ乙と嘲ってもらって一切構いません

だけど、自分の大切な人が同じように病気になったら、優しくしてあげてほしいです




家族や友人、薬の支えがあったのは間違いありません、母の優しい言葉に救われたし、父の変わらぬ対応に安心したし、甥っ子の笑顔に癒されたし

アレをしようと思っていた日にクリティカルに止めに来てくれたO氏、S氏、この御恩は忘れません

O氏に関してはその後簡単にはアレできないように思ってもないような楔を打ってくれましたこの件に関しては、余力があれば追記したいです

リハビリに付き合ってくれた大勢の方にも感謝しております。

カウンセリングは胡散臭くて、僕には合わなかったのでばっくれましたが、病院の先生は親身になって話を聞いてくれたし薬も副作用の少ないものに変えてくれたり、温かい言葉をかけてくれました。

最後に、寝床で流れていた粗品の配信で、めちゃくちゃぶっきらぼうに「死ぬやつは一番おもんない」と発言していたのを記憶しています

Mー1のチャンピオンが一番おもんないって言ってることをしたくないなって正直に思いました

おもんないことするくらいなら、死んだ方がマシ、いや死なない方がマシだなと、そう

もし、アレだなと思ったことがある人は頭の片隅に入れておくのもありかもしれません

この言葉に救われました

おかげ様で、現在はかなり安定していて飲酒も控えることができ、割合落ち着いて生活できています




こんなことを書くことが、意気込むことが、一番おこがましいということを百も承知で記させてもらいたいです

僕の生き延びた残りの人生の使い道はこれからも演劇・お笑いのシーンを盛り上げること、その一助とさせてもらえればと思っています

演劇の活動はもう簡単にはできないかもしれませんが、回黙天(お笑い)での活動がまたできたらなと考えています。

それに、アルティメットレクリエーションフェスティバルを今年もやろうと思います

アルティメットレクリエーションフェスティバルは僕が始めさせてもらった大学お笑いの個人戦の冬季大会です

第一回も二回も良い大会だったという自負はあります。

だから今はそれくらいしか目標にできない、けど、させて欲しい

もちろん今の僕に信用はないと思っているし、何様のつもりだとか、でしゃばるなお前は寝とけとか、否定的な意見があるのもわかります

でも、今僕にできるのはそれしかないんです

だから、それでも、僕はやりたい

やりとげます

気力も体力もなかったけど、動けば力がわいてくるかもしれない

選択肢は二つ、必死に生きるか何もせずに死ぬか、それだけ

それに、生きてりゃそれなりにいいこともある、死んじまっちゃそれでおしまい




この拙い文章も二月ほどかけてやっと書ききりました

ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます、またお会いできることを心より望んでいます。

最後に僕が本当に生きている証拠を記して終わりたいと思います

AIがアニメ絵にしてくれた最近の僕と甥っ子です




並木雅浩

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