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New York 2014 Day2

10月17日

2日目。

NYに来て面白いなと思ったのは、朝食を外で食べる人がすごく多い。旅行客が多い場所だからだろうか。オムレツ、サンドイッチ、トーストなどが食べられるスタンドやダイナーが沢山あるし、沢山の人がそこで朝食をとっている。なんとなく、東京よりも朝早くから活動している人が多い気もする。

僕らは朝7時頃に起きると(前日はかなり早く寝たので、それでも結構寝たのだけれど)、ホテルから15分ほど歩いたところにあるダイナーに朝食を摂りに向かった。朝からタクシーやその他の車両が引っ切り無しに道路を走っており、相変わらず歩行者は信号を無視して歩き続けている中を黙々と進み目当てのダイナーに向かったのだが、なんと満員で並んでいたので断念。引き返し手近なスタンドでコーヒーとオムライスを食べた。そのダイナーにはNY滞在中行くことができなかったのだが、後で調べてみたら、こんなこってりしていてカロリー高そうなものしか無さそうな店に朝っぱらから行かなくて良かったなと。TICK TOCK DINERという24H OPENのお店です。

http://www.yelp.co.jp/biz/tick-tock-diner-new-york

そういえば、この度の直前に、コーヒーが飲めるようになりました。今まで、コーヒーの味とか匂いは大好きだったのだけど、飲むとほぼ必ず胃が痛くなったので飲めなかったのだが、最近少しずつ胃が痛まなくなてきたので恐る恐るコーヒーの味を楽しめるようになった。ちょうどNYに行くタイミングで計ったようにコーヒーが飲めるようになったのは良かった。良かったというか、NYでコーヒーを飲まないで過ごしたら、ドイツに行ってビールを飲まないような、イタリアに行ってワインを飲まないような、寿司屋に行って日本酒を飲まないような事だろうなと現地で思った。とにかく他の食事やワインに比べてコーヒーの価格が安いし、やはりしっかりしたお店のコーヒーは美味しかった。


ホテルに戻り準備をして、NY一発目の観光地は、MOMA。ホテルから近かったので、徒歩で行ける場所ということで散歩がてら出発。5番街を通り、お上りさん気分を満喫しつつ、徒歩20分ほどで到着。平日の午前中なのでそんなに人はいないかと思ったら大間違いで、チケット売り場は長蛇の列。まあ、殆どの観光客はNYに訪れたら一回はここに寄るのだろうから、しょうがないのだけれど。結局チケットを買うのに更に20分。日本だったらちょとした行列でも並ぶのをやめてしまう2人だけれど、これも旅行の醍醐味ということでおとなしく参加。

まともに見ていたらあっという間に1日が過ぎてしまいそうな展示数。絵画と写真を重点的に見た。個人的にはJackson Pollockのリズム感のある絵がピンとくるものがあった。Freedomな息吹。

個人的に良かった作品を何点か。

BANKSYの本を購入。美術鑑賞はエネルギーを使うので、エネルギー補給に知り合いに教えてもらっていきたかったお店にランチ。少し遠いけど、こちらも徒歩移動。「THE SMITH」というレストランへ。いかにもNYらしいオシャレな内装で、ビジネスで使っている人もいたり、マダムが一人でちょっと遅めのランチを食べていたり。

シーフードのセビーチェとステーキ(とビール)を注文。もちろん美味しかったし、何より味がしっかり繊細だった。ただ、いつも思うけどアメリカのステーキソースは何か合わないんだよな。と。20歳ぐらいの時にカリフォルニアのファミリーレストランで食べたTボーンステーキが不味すぎて食べられなかったことをその時思い出した。

2人で約80ドル。ランチとしては高めだけど、初めてしっかりとした食事を摂れた僕らはすっかり満足。

http://www.thesmithnyc.com/

少し歩きすぎたので、昼食の後一旦ホテルへ。夜に備えて少し仮眠。

夜はJAZZを聴きにSMOKEというアップタウンのJAZZ CLUBに行くことに。BLUE NOTEなど有名店にも行ってみたかったのだが、ちょうどその時期に行きたいミュージシャンが出演しておらず、雰囲気も良さそうなSMOKEに行こうと。

店に行く前に、食事をということでタクシーでSMOKEの近くのレストランへ。豚肉のローストやサラダでビールを飲んで、気分を上げてお店へ。

WEBで予約をしていたので、名前を伝えてすんなり入店。店はこじんまりしていてアットホームですごく良い雰囲気。店員の接客も柔らかそう。ギリギリに入店したので、ドリンクを頼むとすぐにライブ開始。

【出演者】Jim Rotondi [trumpet]   Eric Alexander [tenor saxophone]   Steve Davis [trombone]   David Hazeltine [piano]   John Webber [bass]   Joe Farnsworth [drums]

ホーン隊の誰かがソロを吹いていると、残りのメンバーは舞台袖に下がるのだが、袖に出るとすぐにトイレの扉があるので、そこでトイレに行く客とすれ違ったり、店員と喋ったりできるぐらい狭くてカジュアルな店内だが、それはそれで日本にはない雰囲気で面白かった。ステージ近くのカウンターでフラフラ飲んでいるおっさんがいたのだが、最後のそのおっさんが呼ばれて一曲歌いだすサプライズもあったり。そのおっさんは結構有名なボーカルっぽいのだが、これもお店の演出なのだろうか。もう一人、サプライズでお店にいたこれまたホームレス風のおっさんが呼ばれて歌い、店内は大いに盛り上がって終演。

バンド終演後は深夜の部となり、客はそのまま残って飲んでもOK。深夜の部のバンドの演奏がすぐに始まる。深夜の部はエントランスが無料なのだ。僕らは少しだけ曲を聴いてタクシーで帰宅。タクシーに乗る前に少し街を歩いてみたのだが、ハーレムに近いとあって裏通りは人通りも少なく、ミッドタウンよりは少し物騒な雰囲気。

ホテルに戻るとすぐに就寝。今日はたくさん歩いたしたくさんアートを見れたしたくさんいい音楽聴いたしうまいビールもたくさん飲めた。

また明日も早くなりそうだ。



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