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与えられるものこそ、与えられたもの

ドライブ中に聞き流してた音楽の中に

与えられるものこそ、与えられたもの
ありがとう、って胸を張ろう

という歌詞があった。ここ何日かこの曲を延々とリピートしている。

 最近の私は誰かから、何かから、私を取り巻く環境から、何にせよ貰ってばかりな気がしていて。それはこれまでも貰うことばかりだったはずだけど、この頃輪をかけて実感する機会が多い。落ち込むことはないけれど、焦りに似た感じではあるかもしれない。

「貰ってばかり」。

 新入社員で助けてもらってばかりだったり、歳の離れた友人たちにたくさん話を聞いてもらったり、自分の知らない遊びを教えてもらったり、同期に相談に乗ってもらったり。

でもこの曲のこの歌詞で、私が「与えられたもの」がこれから先のどこかで私の「与えられるもの」になるのなら私はきっと大丈夫だな、と思った。何かを「与えられる」ようになる、なんてそんな大層なことは言えないけれど、自分がしてもらったことを忘れずにいること、ちゃんと有難いと思うことで、今は一旦いいんじゃないか。ありがとう、って胸張っても。


与えられるものこそ、与えられたもの
ありがとう、って胸を張ろう

帰ろう/藤井風



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