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きなことヨーグルト

記憶にあるばあばとじいじのお家にお泊まりした時の朝ごはんは、朝ごはんなのに夜ご飯か?と思うくらいの量とメニューだった。出てきたものは色々だし、孫が泊まりにくるからともしかすると張り切ってご馳走を用意してくれていたのかもしれない。

そんな朝ごはんの中で私が好きだったのは、私がいてもいなくても、いつも祖父母が食べていた「きなこフルーツヨーグルト」だった。ヨーグルトに、フルーツに、きなこ?にと思うひともきっといると思う。わたしも思った。私も初めて食べたのが何歳だったかという記憶はないけど、初めて食べる時に(ヨーグルトにきなこ…)と思ったことは記憶にあるくらいだから、たぶん衝撃的な未知との出会いだったんでしょう。

こんな祖父母の朝ごはんを思い出したのにはわけがある。この間、一人暮らしで家に置いたことのなかったきなこがひょんなことから我が家の台所に仲間入りした。で、たまたまその日ヨーグルトとバナナがあった。何年も思い出しもしなかったきなこフルーツヨーグルトを偶然思い出して、ばあばとじいじの家から遠く離れた奈良のアパートの一室で作る。すこしおかしいなぁって思いながら。

フルーツの甘さがあるからヨーグルトときなこは甘くないものでも充分だけど、私が見つけたベストバランスを教えてあげます。

ブルガリアの少し酸っぱいヨーグルト (開けて数日経ってるくらいでもよい。)
少し甘いきなこ(我が家のは黒糖入りの。ほんのりあまい。)
カットしたフルーツ(バナナはマストです。)

それぞれ少し多いかなってくらい器にとってください。とりましたか?そこからきなこは少し多いかなってくらいかけたその量の、3倍の量にしてください。きなこを思った3倍かけるのが大事。きなこは3倍ですよ。

以上ばあばとじいじから教わったきなこフルーツヨーグルトの大事なコツでした。


きなこフルーツヨーグルト


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