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ワクチン接種に関して個人的な情報整理

こんにちは。


基本情報の整理

住んでいる地域と自分の年齢柄、やっとこさ1回目のワクチン接種の予約ができました。。

日本で接種が受けられるワクチンを製造している会社は複数あるわけですが、ネットで情報収集していると、なんか一部違う情報が流れていたり、どんな思考回路をすればこんな情報が流れるのか、疑問に思ったり。。

まぁ、そんなわけで、自分の知識の整理も兼ねて、この記事を書きます。

リンクとして、厚生労働省のサイトを張っておきます。


ワクチン(注射剤)

別記事にて書きますが、医薬品業界の共通ルールの一つとして、「日本薬局方」があります。

一応、日本薬局方の内容を無料で閲覧できるリンクを張っておきます。
世の中には冊子版も存在しますが、百科事典ぐらいのスケールの本が5冊くらいセットになっているからか、たしか一式購入すると10万円以上かかる覚えがあります。。
冊子版は製薬各社や薬局(調剤する際の点数計算に使うそうです。)等に常備されており、数年に1回改正され、その度に買い替えているので、私のような紙派にとってはありがたいです。

リンクの中の「製剤総則」に、剤形による製造方法の理論が書かれているわけですが「ワクチン」だと「注射剤」ですかね。。

私自身は注射剤の製造に携わったことがありませんが、基本は下記の通りであるはずです。
(1)クリーンルームで製造するが、錠剤やカプセル剤などを製造する環境よりもさらに清浄度が高い環境下で製造する。
(外用剤なんかの原料でステロイドを使用する際も似たような環境下で製造する。)
(2)異物混入防止のため、つなぎを2着重ね着して挑まなければならない製造現場である。
(3)接種濃度より濃い濃度でバイアルに詰めて凍結させ、接種直前に希釈して注射器にセットするように製造する。


副反応

個人的に違和感を感じるのが「副反応」の情報。。
熱が出たり、腕が上がらなくなったり…人によって症状はいろいろあるみたいですが、個人的には「熱出ちゃったよ…やばいな。。」と思うのが正解だと考えています。

ワクチン接種後に熱が出る原因っていくつか考えられるので一概に言えないですけれども、もし副反応で熱が出たのであれば「身体が抗体を不要と判定した」という可能性も捨てきれないです。

子どもの頃にピーマンが嫌いだった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「苦くて嫌いだった」としたら、口に入れた瞬間に吐き出すこともあったのではないでしょうか。
ピーマンを身体に取り入れることを拒否したということですよね。。
似たようなものではないか、と言いたいのです。

いらないと判定したら、身体の外に出そうとするわけですが、ワクチンは注射という形で投与されるので、いらない抗体が出ていく出口がないわけです。
だから熱が出るのでは?と、医薬品業界の中の人だった人間としては考えています。

また、抗体はある意味、生き物ですから、ワクチン接種により、体内で「生き物 vs 生き物」が生じるわけで。。
必ずしも全ての人間に対して相性が良いとはいえない、ことが想像できると思います。

一部情報で「若い人は副反応が起こりやすい」という情報が流れているようです。
「熱が出なかったから自分は若くない」と考えている方がいらっしゃるようですが「若くない」ではなく「熱出なかった。ほっとした。。でも感染する可能性もまだあるから気をつけよう。」と考えたいものです。
若い人って元気なので、抗体がいらないと判定されやすい傾向にある(統計上の話)だけなのでは?と個人的には思います。
そのため、若い人が重症化しやすいのではないだろうか?と考えています。


最後に

人間って、育ってきた環境や遺伝などにより、体質は千差万別です。
肌の色、気温に対する耐性、などいろいろです。
そのため、どの会社が製造したワクチンが体質にあっているかは人によりけりなので、「この会社がおすすめ」とは書きません。
…というか、ここに書けません。
薬機法違反になりますし。。

ただ、個人的には、持ち合わせている知識から上記のようなことを考えているため、氾濫しているデマなどに振り回されないためにも、情報整理した次第です。

もちろん「怖いからワクチン接種を受けたくない」という方もいらっしゃるかもしれません。
その方の意向なので、肯定する気も否定する気もありません。


ろくなこと書けてないな。。
反省。。

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