6.投資のリスクを抑える方法

リスクを抑える方法
投資で大きなリターンを狙うとリスクも大きくなります。 投資をするときには、リスクとリターンのバランスを考えて商品を選ぶことが大切です。

分散投資・長期運用でリスクを軽減
複数の対象に分散投資すれば、1つの商品の値が下がっても他の商品には影響がないことがあり、全体でのリスクが軽減します。

また、投資商品を長期間保有して運用する場合、一次的に値が下がっても時期が経てば値上がりすることがあるため、やはりリスク軽減に役立ちます。

まとめ
投資することにはお金を増やすという意味があります。 デメリットはあるものの、リスクを抑える工夫をすれば安定的な利益を得ることが可能です。 ライフプランに合わせて必要なお金を準備するために、貯蓄だけでなく投資も活用してみましょう。

分散投資のメリット
ここでは分散投資のメリットを紹介します。分散には商品軸と時間軸の2つがあります。

商品の分散
投資は、1つの商品で運用するよりも、複数の商品で運用することで商品ごとの強みや弱みを補い、結果的にリスクを抑えて安定したリターンを生み出します。
しかし、値動きの特徴が同じような商品を複数持っていても効果はありません。例えば、値動きの異なる資産Aと資産Bを組み合わせることで分散投資を行うと、収益が安定しやすいです。

では、このような資産の組み合わせには、どのようなものがあるのでしょうか。代表的なのは株式と債券で、一般的に株価が上昇するときには債券の価格が下落し、株価が下落するときには債券の価格が上昇すると言われています。

実際に国内株式(TOPIX)と国内債券の値動きのイメージをチャートで確認すると、逆相関の関係になっていることが分かります。

他にも不動産やコモディティ(商品)などを組み合わせることで、より収益の安定が期待できます。

保険や預金、国内外の株式、債券、不動産(REIT)など幅広い商品群を総合的に考えることで、分散投資の効果はさらに高まります。

どれか1つの商品が下落したとしても、その他の商品が上昇すれば損益を補い合うため、あわてて売却タイミングを探すという必要もありません。

時間の分散でさらにリスクを抑える

商品の分散だけではなく時間の分散をすることで、資産運用におけるリスクをさらに抑えることができます。

時間分散による投資手法のことを上述もしましたが「ドルコスト平均法」といいます。毎日価格が変動する金融商品を自分で設定した頻度かつ一定の金額で、定期的に買い続ける手法です。

投資商品は価格が上下しますが、毎月定額で購入することで平均購入単価を下げることができ、結果的に投資信託を毎月「一定口数」購入する方法よりも「一定金額」で購入する方がリスクを抑えることができます。

長期投資でリスクを抑える

資産運用は、長期で運用をするだけでもリスクを抑えることが可能です。運用は1年、2年という短期間で見ると、タイミングで値動きにバラつきが出たり、複利の効果を得られにくくなったりするため、安定していない場合もあります。

しかし、5年ごと、10年ごとのように長期間で結果を見ていくと徐々にリターンは安定していくでしょう。保有期間を長くすることで、1年あたりの運用コストを下げられたり、短期売買の失敗を防ぎやすくなったりするためです。

参考URL
https://www.a-tm.co.jp/top/securities/futures/easy/
https://www.okasan-online.co.jp/fop/beginner/study01.html
https://www.foresight.jp/fp/column/futures-trading/
https://www.rakuten-sec.co.jp/smartphone/fop/futures/guide/

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