わざわざ書き記すほどのことでもない岩井俊二レビュー

前回は岩井俊二監督作品をランキングにして書き留めてみた。そこからまたいくつかの作品を鑑賞したのでメモ代わりにレビューしてみたい。(アウトプットしないと全部忘れて見ていないのと同じになるので)


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岩井俊二の処女作にあたる映画。山口智子と豊川悦司のちょっとイカれたラブストーリー。
これは抜群に難しかった。芸術性高すぎ高杉くん。これを理解する感受性は俺にはなかった。皮肉ではなく心からそう思った。歯を舐めるシーンはエッチでよかった。


PiCNiC

CHARAと浅野忠信が精神病棟から塀の上を伝って旅に出る話。
塀の上っていう縛りがなんかいいね。不自由なのにそのへん歩き回ってる人とかよりもよっぽど自由に見える不思議。あと海と夕陽をバックにしたラストシーンは映像として凄く美しいと思った。でもそこ以外は割と退屈だった。浅野忠信が看護師に襲われてるシーンはエッチでよかった。


FRIED DRAGON FISH

これも浅野忠信。ちょっとSFチックで、ハイテクパソコン使って幻の魚を探そうみたいな話。
これもあんまり好きじゃなかった。たぶん俺は浅野忠信があんま好きじゃないんだと思う。顔とか。オチに関しては人間賛歌って感じがして結構好き。エッチなシーンはとくになかった。


ラストレター

2020年公開の作品。Blu-ray借りてきて見たんだけど、映像が綺麗すぎてため息が出た。今後もうDVDで映画見れないかもしんない。
文通っていう今の情報社会には難しい設定もあんま無理なく展開してて良い。そんで話自体わりと一本筋のストーリーなんだけど、そこから登場人物4人がそれぞれの解釈を受け取ってそれぞれの抱えた問題に向き合っていく、っていうラストの展開は見事だと思った。群像劇の逆みたいな?知らんけど。あるじゃん。なんかそういうの。あと画面に男ばっかりになると「女出せコラ!!!」って思っちゃうね。女が見たくて見てるからね。


はーいそんな感じでーす

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