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【ギター】自宅用アンプ、何使ってますか?

エレキギターを楽しむためのマストアイテム"アンプ"。
みなさんはご自宅でどんなアンプを使っていますか?

先日筆者は新しいアンプを手に入れて、とても気に入っています。
しかしこれまでの自宅用アンプ選びは結構色々迷いました。
安さ、音、大きさ、音量・・・。全てが希望通りという一品はなかなか無く、何かを割り切らないといけないんですよね。

というわけで、筆者が購入したアンプのご紹介も含め、「今自宅用アンプを選ぶならどれにするか?」というテーマでいくつか見繕ってみました。
ギターアンプが気になってる方、ぜひ暇つぶしに見ていってください。

★人気のデジタルアンプ(Spark、THR)

「初めてギターアンプを買うならどれがいい?」と聞かれたとしたら、筆者は人気の"Spark Go"をオススメします。

このSparkシリーズ、初めて買うものとしてはちょっと高価に思われるかもしれませんが、長く付き合えるというか、もう壊れない限り買い替えなくていいかも?自宅練習用途としてはそのくらい良いと思います。
知り合いにも何人か持っている人がいますが、皆絶賛しています。

このSpark シリーズは"デジタルアンプ"です。ギターから送られた音がアンプ内でデジタル処理・加工されて、実在する様々なアンプを再現したような音として出るという構造で、近年特に自宅用アンプに多いタイプです。

このSpark Goの何が素晴らしいかというと、

  • 「小さい(カバンにポンと入れられるサイズ)」

  • 「充電式」

  • 「音がいい(実機を忠実にシミュレートした音、サイズの割に迫力あり)」

  • 「Bluetooth スピーカーとしても使える」

  • 「作った音色を人と共有できる(誰かが作った音色を拝借できる)」

  • 「練習サポート機能が充実(伴奏を自動生成したり、曲のコードを分析できたり)」

といった、これまでのアンプにはなかった魅力がたくさん詰め込まれているいる点です。
Sparkは他にも"Spark(元祖)"(出力もサイズもやや大きめ)と"Spark Mini"(充電式でポータブルだけどGoよりは大きい)などのモデルがあります。元祖はサイズも出力も大きく、自宅据え置き想定のスペックですね。Miniは外に持ち出して、ちょっとしたライブなんかもできるかもしれません。

筆者もよく行くイシバシ楽器がYouTubeでSpark Goを紹介していました。

また、オプション機能の面ではSparkに少し劣りますが、デジタルアンプブーム?の火付け役となったYAMAHAの"THRシリーズ"も未だに人気ですね。筆者的には、モノの魅力としてはTHRの方に惹かれます。あ、こっちの方が安いですね。

THRはエレキ用・アコギ用・出力の大小・ワイヤレスなど、様々なモデルがあります。最近B'zの松本孝弘さんが監修したモデルも発売されて話題になりました。
デザインが可愛いですよね。部屋に馴染みそうです。


★家でもチューブ(真空管)アンプで弾きたい!(Blackstar STUDIO 10 6L6)

こちらが、筆者が最近買ったアンプのお話。
先日リハーサルスタジオに行った時に小さなマーシャルの真空管アンプを弾いてみたらすごく気持ちいい音がして「もしかしてこれくらいの音量にできるなら家でも鳴らせるかも?」と思い、ずっと気になっていた真空管アンプ"Blackstar STUDIO 10(6L6)"を買ってみました。

※新品価格がめっちゃ高騰してるので、セール品や中古などを狙った方がいいかも?

先ほど紹介した"Spark" "THR"などは、ギターからの音の信号を電子部品のデジタル処理によって音色を作り増幅させる構造のアンプになりますが、この真空管アンプというのはその名の通り、音作りと音の増幅に真空管を使用しています。真空管によって作られた音は電子部品で作られた音よりも暖かみがあって繊細なため、真空管アンプならではの表現が可能になることで人気です。ロックで攻撃的なギターサウンドは、この真空管アンプを高出力させる(歪ませる)ことで生み出されました。

ただし、真空管アンプを家で使う場合は「音がデカい(小さい音で使うことに向いていない)」という問題があります。筆者は軽量鉄骨のアパート住まいなので諦めていました。
ところが実際買ってみると、まあ当然最小近く(ツマミの位置でいうと8時くらいが限度)の音量にはなるのですが、テレビや音楽を聴くくらいの音量でも気持ち良く鳴ってくれました。時間帯を選べば近隣の迷惑にならない程度に使えそうです。
※ただし、基本的に夜には鳴らさないので、集合住宅に住んでいて仕事や家事で夜しかギターを弾く時間がないという方には厳しいかもしれません。

さて、このBlackstarというブランドの「STUDIO 10 6L6」、とても良いアンプでした。クリーンサウンドがとても気持ちいいです。歪ませても気持ちいいですが、ゴリゴリのハードロックサウンドを目指すアンプではないでしょう。ブルースやファンクなどの渋めな演奏に合うアンプだと思います。

また、このアンプを持ってみて気づいたのは、スピーカーの径(サイズ)が思っていたよりも重要だという点です。今回買ったこのアンプのスピーカー径は"12インチ"と、自宅用アンプに搭載されているスピーカーにしてはなかなか大きめなサイズ。筆者がこれまで持ったアンプの中でも一番大きなサイズなのですが、音の解像度が良く低音がしっかり出て、小さなスピーカーと比べると桁違いに鳴りが気持ちいいです。小さな音量で弾く自宅練習に大きなスピーカーは必要ないと思っていましたが、なかなか衝撃的な発見でした。
置き場所に困るという悩みはありますが、このアンプはかわいいので結構部屋に馴染んでくれてます。

Blackstarはいろんな真空管アンプを発売していて、例えばHT-1Rというお手頃で小ぶりなチューブアンプなんてのもあります。おそらくこっちの方が売れ筋です。初心者の方にも、頑張って買ってみようかな?と思ってもらえる値段かと思います。デジタルアンプもいいんですけど、チューブアンプの良し悪しを知ると、よりデジタルの恩恵をさらに実感と思います。

というわけで、気になるアンプと買ったアンプのお話でした。

このアンプは"今年買って良かったモノ"暫定1位です。
ギターを弾くのが何倍も楽しくなりました。

皆様もアンプの新調、いかがですか?

ナ〆ナナメ

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