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私がMBAを取ろうとしたワケ

この9月末でもって無事、MBAホルダーになった私は、30代半ばの会社員、最後のクラスの直後(24時間後)には3人目を出産した「ワーママ」です。
そんな私がなぜ、MBAに挑戦したのか、修了した今だから思うこと含めてまとめてみました。
これから挑戦しようとされている方の参考になれば幸いです:)

1) MBAは何の略?

私が初めてMBAという言葉を聞いたのは、1人目出産後に参加した「ぷちガチ!(現 子連れMBA)」の講座(MBA科目を赤ちゃん連れで学べる場)でした。その後、運営としてのめり込んでいくのですが、、、その当時は、MBAが一体何の略なのかも分からないくらい、分からない。またマーケティングの授業を受けながら、面白いけど私には縁のない世界かな、くらいでした。私自身は、教育業界にいましたが、名ばかりのコンサルティングという「何でも屋さん」をしているとい自負がありました。なので、理論や理屈抜きで、求められることにいかに迅速に対応できるか、がその当時の私の全てだったと思います。また、どちらかというと「教育」に興味があったので、一人目の教育に熱を上げている渦中でした。それでも「面白い」と思ったのはビジネスや経済、私たちの社会にはルールがあると知ったことです。そのルールを私は知らないまま、さらに言えば「会社の常識、上司の指示、先輩の実績が、社会のルール」のように自分が捉えていたことに気付かされたのです。なんとも打ちのめされた気持ちになったのと、一方で、「何でも屋さん」をしてきたからこそ、現場から見える視座を自分は持っているな、という手応えがあったのを今でも覚えています。

2) どんなに制限があっても、チャンスがある時代

そのまま第2子出産もあり、子連れMBAから少し距離を置いていたのですが、
もともと興味のあった英語の勉強を地道に続けるうちに、英語を学ぶのではなく、英語で学びたいという思いが強くなりました。そこで英語でMBAを学べるグロービスにたどり着きました。
MBAに関しては他の大学院なども調べましたが、
育児と仕事がある中で制限が多かったため、
オンラインが充実している、振替クラスがある、望めば通学もできる、クラスの選択肢が多い、授業は平日夜か土日などの条件から、私はグロービスを選びました。
特にオンラインは日に日に制度が良くなり(コロナ禍でさらに良くなりましたが)、
これだけ制限が多くても学べる時代になった恩恵を十二分に受けさせてもらいました。

3) 社会のルールを知るということ

1)でも触れましたが、私がこのMBAを通して学びたいと思ったのは「ビジネスの世界」。学生の頃に海外留学などを通して学んだ「日本でない世界」があるように、ビジネスにもルールや仕組み、背景、歴史があるのだと思うようになり、その世界を知りたいと思いました。正直、最初はなんというか「肌に合わない世界」だという印象でした。学んだ今ではその理由に辿り着けましが、その当時は「出世したい、稼ぎたい」人たちが学ぶ理論だろうくらいに斜に構えていました。
修了した今は、どうして「肌に合わない」と自分が思っていたかが理解できただけでなく、じゃあどうしていくことができるのか、ゲームチェンジがまさに起きんとしている今の時代に、そのルールを学ぶことができたと思っています。何かを否定するときには、それを学んでからするべきだと、ある人の言葉です。仕事で以前、新しいことを提案したときに「それは今までやってきた人を否定することだ」と言われました。そんなつもりは毛頭なかったのですが、何かを変えたいと思ったときには「これまでのルールややり方」をちゃんと見ようと思ったことも、最近ありました。

ということで、とっても抽象的にはなってしまいましたが、
今の世の中に違和感を感じる、何か変えたいと思ったときに、
私は足元を見るという意味でこの学びを選択しました。

学んだことの具体的な振り返りは、別の機会にということで!

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