4/8 考えざるを得ない

・例のnoteに触れずに日記を書こうとも思ったんだけど、今日やったことの大半が「あれを読んで自分の在り方について考える」だったので流石にちょっと書きます。自分のオタクとしてのスタンスについてがメインです。

・あれを読んで最初に浮かんだ感想が「鍵垢でやればいいのに」だった。個人的には好きなものに対して不満を抱くこともあるしそれが自分だけか不安になる、誰かから共感を得たいと思ってツイッターに呟くこともわかると思った。実際そういうお気持ちツイート的なことをしてしまう時もある。でも、私はそういう類を全部鍵垢でやっている。鍵がかかってればなんでもやっていいという話ではないけど、少なくとも公開垢で好き勝手いうよりは色んなリスクが少ないんじゃないかなと思う。自衛として鍵で暴れるようにしているオタクも多いと思うし。

・あと、まず大前提として本人が目にする形で明らかに悪意があったり相手を傷つけるかもしれない文言をSNSに書いてはいけない。傷つけようという意図があるアンチならまた話は別だが(だからといってやっていいわけじゃない)。これマジで賞レースででてくる芸人につまんないって言ってる人とかにも思うんですけど、別にわざわざ言わなくても良くないですか??そんなに悪意なくやってそうな人も多いから怖いんだよな。思うのは勝手だしあると思うけど、わざわざ言わないことって大切だと思う。もし言うとしてもそれこそ鍵でやればいい。本人の目に触れないようにするのはネチケットじゃないだろうか。

・彼のnoteにSNSで批判的なことは言うが現場に行っているから愛は伝わっていると思っていた、という旨が書いてあったのも印象的だった。これは私は好きな部分があるなら積極的にSNSで言った方がいいと思っている。声に出して言わないと伝わらないから。SNSって本人に直に届く自分の声なので。これは、私が好きだった活動者の方をROM専でひっそり応援していたら彼女が突然亡くなったという経験から心がけていることだ。YouTubeにコメントすらしたことなかったことを本当に後悔したので、以降好きなものは大きな声で好きだと言っていくようにしている。好きな人に長く活動を続けてもらうために。

・最近自分の中ではっきりしてきたのは、自分は割と作品と人格を切り離して考えているのかもしれないということで。具体的に言うと、お笑いだったらおもしろかったらなんでもいいし、アーティストは曲が良かったらなんでもいい。もちろん人格、ビジュアルの部分もかなり好きで好きの理由の半分くらいはそっちが占めているし、なんならモヤモヤしたり不満に思うのもそっちの作品以外のとこのことが多い。でも、だからこそ"自分は元々作品が好きだ"という軸があるから、色々思ってもこの人たち面白いからなんでもいいや、となりオタクを続けている部分はかなりあると思う。

・と、私がこういったスタンスなので例の方が完全に(お笑いにおける)作品以外のところから入り、作品が自分にハマらず泣いているのを見て無理して好きでいようとしなくてもいいのに、と思ってしまった。これは私が「お笑い」全体が好きだというのもある。自分にハマるお笑いなんて探せばいくらでもあるんだからもっと色々見ればいいのに、と思ってしまった。もし自分が彼と同じ立場だったら徐々に劇場に行く回数が減ってオタクとしてフェードアウトするだろうなと思う。

・あとこれはあんま関係ないけど、オタク辞めます的なツイートをするのも個人的によくわからない。さっきの話に戻るけど本人の目に触れるかもしれないんだから言わん方がいいやろとなってしまう。担降りツイが自分のフォロワーに向けての報告だったら、あなたがその人から興味が移っているのはあなたのツイート見てればわかるんだからわざわざ言わなくていいと思う。自分が徐々に熱がなくなってフェードアウトしていくようなオタクの辞め方しかしてないのもあるかもしれない。そもそもオタクって自分から辞めるものだと思ってないし。熱が冷めてから月日が経って、追っていた日々が過去になって初めてそのジャンルの"元オタク"になる気がする。



・なんか日記の一部としてちょろっと書くつもりがだいぶ長くなってしまった。最後に、私が前に没にしたお気持ちnoteから気に入ってる一節を置いておきたいと思う。

オタク全肯定けんた食堂

・趣味は義務じゃないし、自分の機嫌を取るためにあるもの。なので私は無理に追って辛くならないようにしたいし、エンタメの楽しい部分だけ摂取して自分の人生を豊かにしたい。このマインドでオタクとして生きていきます。

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