やつらをガス室に送ってから

まる3日たちました。
いや、バルサんなんて目じゃないんです。ほんとに、ガス室送り状態でしたから。

おっちゃん、
ガスボンベを背負って、全部の窓をしめて、
天窓、床下まで新聞紙をつめて、薬剤が逃げんようにして

ブシューッ「汚物は消毒じゃあああ!」状態。
いやあ、
長く生きてみるもんだ、いいもん見ました。

で、三日たち、
まずおどろいたのが、ね。
うちの地域は最近梅雨入りしたのですが、
例年からすると23日ほど早いとのことで、
ってそんなことはどうでもよくてですね。


家んなかで、
まったく!!
虫を見ないんです。
今の時期、考えられないこと。
例年なら、


くもちゃん、アシダカさん、おむかたさん、こむかたさん(おむかたさんの子ども)、
カマキリちゃん、トビムシ、紙魚、だんごむし、わらじむしたん、

アリども、ンウンッッて前を横切りくさるクソッタレコバエ、
ゴミハネアリ、
G死ね(失礼、お言葉がすぎました)など…

あんなに!いたのに、
いるはずなのに、Gしねはともかく、
どんな、微細な虫も、見ないんです!

あたくし
朝起きたら蜘蛛さんにおはよう言うのが日課でしたのよ。


んどこ見渡しても、
ん居ないんです!!

まるで、真冬。
ぬるあったかいのに、
真冬。キモチワリ。


いや見渡さんでもね、わたしの家は、
蜘蛛さんって、見えるとこに大体居てるんですよ。ある程度寒くなっても。
全然殺さないから馴れられてるのか、たまに主人と一緒にエアコンで涼んでたりします。くもちゃん。
ハエトリグモは高温多湿が嫌いというからね。

でもとにかく蜘蛛さんて、
我々でいう
居酒屋で生たのむくらいの、
とりあえず感で人家に入ってくるもんだと思ってた。
用事がなくても、とりあえずいるもんだと。

でも待てよ。
そういえば、ホテルとか、見ないな!
いや、外国とかは知らんけど。

ガチで、生きてる虫がいないと、入ってすらこないのかな?
清潔第一の日本のホテルなんか、しょっちゅう、やつらをガス室に送ってるだろしな。

玄関や一階の窓、開けたとこには、居るもんね。蜘蛛さん。

もしかしてこれが、

よくおすすめされてる、バルサンとの違い!?

わたし、業者のおっちゃんとの会話を思い出しました。


わし「これ、毎年やんなきゃ、だめなんですかねぇ(お金がなあ)

業者「ムカデよけなら毎年やらなきゃですけど、ゴキ○リだけなら、一度やると、次やるまではだいぶ、間が空くことになると思いますよ」(おっちゃん、慣れてるからGとは言わない)
わし「あームカデは大丈夫です、私。
…あ!天井に蜘蛛が!あれ、逃がさないと死んじゃいますね」
業者「そりゃね」
わし「かわいそうだけど、まあ仕方ないとしても、死骸になったら、やつらの餌になるのでは…」
業者「ほんとにゴキ○リ以外は大丈夫なんですね。
いや、虫の死骸があっても、薬剤がかかってるやつは、食べないと思います」
わし「へー。あ!あの、今さらですが、ご近所さんに、今からやること、言わなくても、いいんですか…?」
業者「大丈夫でしょう」
わし「あっしまった!サボテン!外に出すの、忘れちゃった!」
業者「大丈夫でしょう(適当)」


薬剤かかってるやつは…ヤツハ…ヤツハ…

大丈夫でしょう……デショウ…デショウ…

いまになってそれですべて。合点がいきました。

45000円という価格もうなずけるかも。

・やつらへの毒性が強すぎて、もがき苦しみ逃げ惑う隙を与えず即死させる。
・ゆえに、ご近所さんへ移動することもない。
・従って、ご近所さんへお断りする必要が、ない。
・新規のGしねが来ても、薬剤まみれの同胞の死骸に気づいて、ここ食うもんないや、て、いなくなる(希望)


そういうことなんじゃ、ないかなって。
これはほんとにありがたいと思いました。


となると、くもちゃんも、
微細な生きてる虫がいないから、用事がなくて、帰る、と。

でもよく考えりゃ、そりゃそうか。

薬局薬店で 1000円以下で買えるようなしろもの、それでオサラバできるなら、彼らの仕事は要らないか、て。

…いや、店とかホテルとかにいくのか。むむ。

だからねみなさん。
市販品を悪くは言いません。でも、私みたいな、
温暖湿潤、古い戸建に住んでるかたは、ゴチャゴチャ言わずに専門業者!がいいかもですよ。


追記:サボテンは無事でした♪

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