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紅葉の赤色と外気の青さが釣り合わない11月の終わりに私は家に帰りたくないという理由であっけらかんとしていた。転勤、コロナ疲れに仕事を辞めて実家へ帰ったがその実家の環境にも嫌気が指し、世間の言う大人とは相反した生活を送っている気がする。過去の記憶に縋って現実を否定し続ける今を生きているわけで、勿論現実と過去も調和が取れている筈もない。

私はただそこにいるだけだった。考える事もやめてただ生活に殉職している。人と関わる事も疲れてしまった。ここ最近で数々の友達がいなくなった。それによる疲れなのかもしれないな。

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