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ズルしようとすると人の何倍も勉強してしまう

この世には僕の知らない世界がたくさんある

僕が知りたい世界

僕が永遠にたどり着けない世界

僕が嫌いな世界

我々は世界を一本の太い線のように言うが

実際は光ファイバのような透明な細い線が何本も

入り組みあって一つの太い線のように見えているだけなのである。

私たちは世界を遠くからいつも見ている。

その細部がどのようにできているのか、またどうなっているのか

知ろうとするものは少ない。

だからこの世の中には大きな格差が生まれる。

私たちが住む世界とお金持ちが住む世界、

貧困で苦しむ世界

全て世界が違うのだ。

人が認知できる最低限の視野のなかこそその人の世界であり

その人のすべてなのだ。

だからどれだけ世界が広いといわれてもそれを五感で

かんじることができなければそれは単なる知識に過ぎない。

存在しないに等しいのだ。

だから本を読むのだろう。

だから旅に出るのだろう。

そうすれば否応でもわかるはずだ。

世界は一つじゃないと。

そして我々は囚われているのだ。

自分の中にある狭い世界に



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