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感受性を紐解いてみる(その2

という事で、書いては消し消しては書きを繰り返しつつ、その1からの続きです。

主に精神疾患との関係性というか。

ただし、以下の前置きを十分に読んで考え、把握できる人向けという感じになります。

というのも、医師免許もってないですし、医療行為って病院の外では出来ません。

なので、どうしても注意書きって必要になるんですよね。以下の様な。

何がどうあれ、個人の主観による、個人の主張でしかありません。

同じ部分があるから自分もそうなんだという考えは、是非とも捨ててもらいたいと思います。

気になる様なら病院へ相談をするのをお勧めします。

カウンセラーでも良いと思いますが、カウンセリングってアドバイスをするような物でもないんですよね。なので、何かしらの知見や意見が聞きたいのであれば、病院の方が良いかなぁ、と個人的には思います。

うん。

至極当たり前なんですが、下手すると途中の都合が良い部分を引っこ抜いたりしてこっそり使うなんて事も、ネットでは横行してますし、似たような記事を見かけたら、よく読んで比較した方が良いと思います。

という事で、本題いきますね。


自身の症状との因果関係

あくまで、自身が把握してる物として、そういう精神状態になる原因の内の一つという程度の関係性は無くもないですが、

ほぼ精神疾患と因果関係は無いと思います

この辺は少し冷静になって考えてもらいたいのですが。

なんで、心理学と精神医学って別物なの?

ということで、似てるようで非なるものという感じで、それぞれ別種の学問として成り立ってるんですよね。で、少なからず関係性は「ありそう」という話で。

この「ありそう」というのも、両学会の承認の元にチームを作って研究して成果が上がってるって話はみつからないんですよ。なので、あくまで医師やカウンセラーが個人で言ってるだけ程度の関係性くらいなら、まぁあるんじゃないかなって感じです。

他にも色々あるのですが、こういう部分を踏まえたうえで、個人としてはどうなるか?というと、

病院に行ったところで、感受性だHSPだは触れようがない、と言う様な現実も見えてきますし、自身の実感としても因果関係は無いよ、という結論しかでてこないです。

うん。

ただ、幼い頃にトラウマを抱えた話の中には感受性由来の部分はありますし、それが刺激されてしまう事での、色々はあります。傷も上書きされかねないですし。

そうは言っても、自身の感受性が直接作用するのではなく、感受性が高すぎるが故に厄介でもあるので、それに対して他者の方が先んじて感情的になる=自分は正しいと言わんとするという、人間関係の拗れが原因って話になります。


と、長くなりましたが。

まぁ、関係ないですよ、というのが個人の主張です。


HSPうつとか

酷すぎる...。

というか、アメリカ精神医学会が作成している、精神障害に関する国際的な診断基準の1つとして、DSMなる基準があります。

これは、日本でも用いてるんですよね。まぁ、これだけでなくガイドラインとか日本独自で設定されてたりするものもあるでしょうけど。

その、さ。

DSMなんて普通は知らないから(笑)とでもいうつもりですか?

HSPうつなんて症状と判断されかねない言葉ってDSMに記載されてますか?というかDSMって今はDSM-5が用いられてると思いますし、今のHSPブーム以前から既にDSM-5なんですが、HSPうつなんて言葉が盛り込まれてるんですか?

いやその、うつ病について調べても、HSPうつなんて以前から無いんですが?

何で今更出てくるんだよ!

現在では全般性不安障害ですが、それ以前はうつ病という診断を別の病院でされてました。

この辺、感受性としての感じ取りから、気になって調べにも行くタイプだったりします。

なので、意外と知ってるんですよ。変な話、患者としても厄介なんです。

カウンセリングを受けた際にも、自動思考って知ってますよ、こういう事ですよね?って、自動思考の話が出た際に知ってる事を話してみたら、よく知ってますね、そういうのが〇〇さん(私)には発生してますよ、というやりとりが発生してるという事も経験してるんです。

臨床心理士の先生=大学出て資格取ってる先生とのやりとりで、こうありました。

知らなければわからないだろう、なんてのは詐欺みたいなものじゃないですか...。

素人でも知れる範囲として、HSPうつなんて症状はありませんってのは明確に調べられるレベルの話です。

ホントこう、職業倫理って言葉を知ってますか?と問いたくなりますって。

うつ病がブームになった時に造語として登場した「なんちゃってうつ」みたいな物と同じじゃないですか。

そういう造語で医療やカウンセリングを提供するんですか?

こういう状態を目にすると、HSPという言葉どころか、心理学としての感覚処理感受性とか環境感受性についても、言葉や概念がある程度にしか知らないレベルじゃないの?と問いただしたくなりますよ。


感受性と精神状態は別物

あくまで、個人の主張ですけどね。

普通に考えてみてください。

精神科という科があるだけでなく、専門の入院施設があったりしますし、ネットが普及した昨今、経験者からの話を見聞きできる時代にもなりました。

そういう部分に触れると

明らかに感受性としての感じる、感じとるという物とは別に、精神的な症状や状態が出てくるからこそ、入院してるんだ

という現実も知ることが出来るんですね。

確かに、感じとった物から感情が湧き、それが自身の精神状態に影響するかもしれませんが、感じとった物は感じ取った時にしか作用しないんですよ。

それ以上は、自身が思い悩む事で自ら抱えるという様な、自分からやらかしてるとも言える真似をしなければ、尾を引くものでもありません。

掘り下げたり振り返るにしても、個人的には自身の感情は度外視して、何故そうなるのか?を突き詰めるという感じで、分析とか検討、追及という形になります。

感情を掘り下げるのではなく、現実として何で感じたのか?感じた原因は何か?それによって何故自分はそういう感情が湧いてしまったのか?という、現実としての問題点を掘り下げるんですね。

と、こういう事を記事にするだけでなく、気付いたら自問自答して掘り下げたりもしてます。

その結果として、最近見えて来てるのは、良くも悪くもおかしいレベルの感受性を持って生まれて、良いも悪いもを経験しただけでなく、精神病んで通院して辛かったり、思い悩んだり、人間やめてしまいたいとか思ったりもしましたが、

こういう状況が世の中で発生するから、それに対して異を唱えろ

現実世界から、そう仕向けられるかのようにして生きて来てるんじゃない?みたいな、運命とか逆らえない流れみたいなのも感じなくもないんですよ。

変な話なんですけど、実際問題として、そうなっちゃってるんですね。

気付いた時には自然と(笑)

こういう感じ取りをするだけでなく、受け入れて消化する事も出来ますし、かといってそれを過度に取り入れるなんて真似はしないように制御もします。

自身がそういうタイプという客観的な現実から、真偽やエビデンスは無いにしても、少なからず似たようなタイプが居る事で、第六感=シックスセンスやギフテッド、エンパスという言葉と繋げられてしまい、スピリチュアル方面でもHSPって言葉が見られた=利用されたのかもしれない。

可能性程度とはいえ、スピリチュアルとしての利用がなされた背景みたいなのを、感じとることから分析や検討を行うことで何となく把握出来るというのも、感受性の高さゆえのなせるものかな、と少し思いました。

例えば魚釣りでの話。

釣り上げてきた魚の魚影が、船上からでも見て取れるという事がありますが、どんな魚か?はハッキリしなくとも、とりあえずそこには釣れた魚がいるという現実がある

こんな話と通じるかのように、感受性として感じ取った物って、はっきりとは言えない魚のようだけど、その姿は見て取れなくもないという把握ができるみたいな事も多々あるんですよね。

こう言うのは過信や油断だけでなく、必要以上に表に出す事で誤解をさせないという形で制御をすることも出来ます。

そうこうしてると、魚を釣り上げるかのように、勝手に現実に出て来てくれるなんて事も、散々経験してるんですよ。

と、自分語りが過ぎましたが。

まぁ、そういう事も出来る=感受性としての感じ取りって、精神状態に影響するものだけでなく、それすらもひっくり返せるほどに色々気づく、把握することが出来るというような物でもあります。

なのでね?

生きづらい、辛い、苦しい、悲しいとか、それに支配されるなら、自身の精神衛生をしっかり自分で防御した方が良いというのは断言できますし、自分で出来ないようなら、HSPだ感受性だは精神状態と切り分けた上で、病院への診察や相談をお勧めしますよ。


ドラゴンクエストで例えてみる

何がどうあれ昭和生まれ。現在では40代。

今更ながらに色々気づかされるなんて事を、嫌でも都度都度経験しながら、生まれつき感受性が高いタイプだったが故に色々経験してるだけでなく、それに対応できるようになってしまった私。

遊び人が賢者になった!(クララが立ったっぽく

あ、賢者は言いすぎかなぁ。

まぁ、何はともあれとりあえず人生積み重ねたというだけでなく、嫌でも感じ取ってしまう事で、アレコレ掘り下げるのが常です。

それ故に、カウンセリングで凄い勢いで自動思考が働いてるみたいに言われたりして。

時折、人間なんだけど、電源入ってる限り色々バックグラウンドで処理してるパソコンみたいなもんだなぁ、と自分の事なのに他人事っぽく感じてしまう事すらあります。

こういう話をすると、

・なるほど、こういうタイプもいるのかと気づいてくれる

・アホくせー、オタクおつと深く考えずに流す人も居る

・寧ろ反発、この人の言うHSPや感受性の話はおかしい!

色んな反応が発生するんだろうな、という先も想像できてしまいますし、そこから何が発生するか?みたいなのも、自然と掘り下げていくんですよ。

と、最後に少し余談を挟みました。

まぁ、ちょっとおかしいけど、そういう部分も間違いなくありますし、抑えずに主張するのも時には良いかな、という程度ですけどね。


最後に

正直ね。

精神状態と、その悪化、そして病院にかかるか否か?は自分で判断する必要って絶対にあります。

そういう記事を見かけたから、影響されたからとはいえ、実際に病院に掛かる、カウンセラーに相談するという行動の選択をするのは、絶対に自分なんです。

ここは、履き違えてはいけないですし、履き違えるようなら他者に責任転嫁をする事での苦が間違いなく発生します。

そして、それに対して他者だけでなく、世の中は色々言いますから、二重苦三重苦です。

それを重ね過ぎると、間違いなく傷として残り続けますし、そこが刺激される事で、過去が現在によって上書きされる状態にもなるので、嫌でも苦しみを受け続けるという状態になるんです。

自分の事として、自分で責任とろうとしないから、苦を受けてしまうんです。

個人的に、幼い頃=それこそ4歳、5歳、6歳という年齢で、自分で責任取れるような能力が備わらないうちに、親すら含めた他者からそういう傷をつけ続けられました。

それが、現在の私の精神状態の悪化の要因の一つでもあります。

それに対して、HSPという言葉が切っ掛けになり、現在では感覚処理感受性、環境感受性という、単なる感受性ではなく幅広く研究がされた現状もあるので、それを知ることにもなり、今になってようやく助けが来たという状態なのも現実なんですね。

単純に、個人として経験してる中に、生き地獄とも言えなくもない、聴く人によっては「よくもまぁ、そんな状態でまともに生きてこれたもんだ」という感想を貰うような生き方をしてきてます。

正直、しない方がいいです。今頃とはいえ、助けが来た、救いになったという実感が出来て無ければ、恐らくは今でも生き地獄をさまよってたと思います。

それでも、表向きは普通の人として生きていくというオマケつきでね。

精神状態って、自分でも感情が邪魔をして冷静に見れない、客観視が出来ないという事も多いですし、悪くなる程世界や視野は狭くなります。

また、そこに感受性の高さがあると、良い悪い、正しい間違いという概念すら邪魔で、兎に角精神的苦痛やある種の虐待を受けるような状態で、発狂寸前まで行く、でも出来ないという状態にもなります。

正直、発狂して病院に放り込まれた方が楽だったかもしれない。

入院する事で苦しんだ人が居るのもわかりますが、されなければされないで扱いは一般的とか普通とかを強いられるので、それはそれで苦痛なんですよ。苦しさを言葉で伝えてるのに、それを伝えれば、お前が間違ってる、お前が悪いとかを平気で言う人も沢山いますしね。

現状、自分で割り切りが出来てますが、それでも家族からの配慮なんてほぼ無いです。自分はそうあらないからと、感じとり過ぎてしまうのを自然とやってしまう、お前が変なんだ、おかしいんだ、普通じゃないんだ、そういう言われは嫌でもされます。

まぁ、ね。

こういう話をしてると愚痴を言ってる様でもありますが、客観的に自分を説明してるに過ぎないですし、こうやって書き連ねる事で自覚して、自分で持ち直さないとという気持ちも起こります。

なので、ある種のリハビリみたいなものでもあるんですよ、noteで色々書いてるのって。

っと。

どうしても、色々あったからというだけでなく、思考が凄い勢いで巡ってるかつ、記事を書きながら勝手に思い出して処理してるので、止まらなくなってしまう。

ほんと、お前はパソコン人間かよ!って自己ツッコミをしつつ。

こんな感じで留めておきたいと思います。

お疲れ様でした。

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