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寝かしつけの流れをつくる、生後2〜5ヶ月の寝かしつけのコツ

赤ちゃんのお世話でもっとも大変だと感じている人が多いのが、寝かしつけですよね。
抱っこすればすぐに寝てしまう赤ちゃんもいますが、何時間も抱っこしてようやく寝たというケースも珍しくありません。
ここでは、生後2ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけのコツをご紹介します。
コツをつかんで、寝かしつけの流れを作りましょう!


1.生後2〜5ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間と活動時間

生後2ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんは、ようやく昼夜の区別がついてくるころです。
とはいえ、まだまだ睡眠時間は長くお昼寝も必須。
「どのくらいの睡眠時間を取ってあげればいいの?」
「活動時間が長すぎないか心配」
「寝ている時間が長すぎるように感じる」
など、赤ちゃんの睡眠時間と活動時間に不安を感じているパパママもいるでしょう。
ここでは生後2ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんの、睡眠時間と活動時間について見ていきましょう。

①夜の睡眠時間は1日9時間から10時間ほど

生後2ヶ月頃はまだ昼夜の区別がはっきりしませんが、ようやく夜の睡眠にも慣れてくるころ。
ある程度まとまって寝てくれるようになり、夜の睡眠は9時間から10時間ほどになります。
授乳は新生児期よりも少し長くなり、4時間に1度程度になります。
夜中に2~3回の授乳になるため、お世話もぐっと楽に感じ始めますね。
ただし、生後5ヶ月頃になると夜泣きが始まる赤ちゃんも。
夜泣きは成長過程のひとつといわれていて、原因も改善法もはっきりとしたものがありません。
夜泣きが始まったら、お昼寝をうまく活用して睡眠時間を作ってあげましょう。

②お昼寝は2時間から4時間ほど

生後2ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんは、まだまだお昼寝も必須。
1日2~3回のお昼寝をして、日中に2~4時間ほどの睡眠時間を取ります。
お昼寝は個人差が大きく、短時間のお昼寝を何回も繰り返す赤ちゃんもいれば、2時間程度のお昼寝を2回する赤ちゃんもいます。
夜の睡眠と合わせて、1日に14時間程度の睡眠時間を確保してあげられるように、工夫できると良いですね。

③活動時間は10時間ほど

生後2ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんの活動時間は約10時間。
新生児期よりも起きている時間が延び、少しずつ遊びを楽しむ様子も見られます。
生後3ヶ月をすぎると首も座り始め、周りの様子に興味を示します。
おもちゃを使って遊んであげたり、手遊びなどをして赤ちゃんに刺激を与えたりすることで、お昼寝や夜の睡眠にもプラスの影響を与えます。


2.スムーズな寝かしつけのための昼寝の調整

夜なかなか寝つかなくて困っているというパパママも多いはず。
夜スムーズに寝かしつけるためには、お昼寝の調整がカギとなります。
生後2ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんは、1日に2~3回のお昼寝が必須です。
しかしお昼寝で寝すぎると、夜に寝てくれなくなってしまうため、工夫が必要。
たとえば生後2ヶ月の赤ちゃんなら、下記のようなお昼寝スケジュールがおすすめです。
・午前中に1時間程度を1回
・昼過ぎに2~3時間程度を1回
・夕方に1時間程度を1回
生後5ヶ月の赤ちゃんなら、
・午前中に1時間程度を1回
・午後に2~3時間程度を1回
というように調整してみてくださいね。


3.2〜5ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけのコツ

できれば赤ちゃんには早く寝てほしいですよね。
寝かしつけの時間が短ければ短いほど、パパママの負担は軽くなります。
ここでは生後2ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけのコツについてご紹介します。

①入眠儀式を取り入れる

赤ちゃんに
「これから寝る時間だよ」
というのを知ってもらうために、入眠儀式を取り入れるのがおすすめです。
寝る前に必ずすることを決めておき、毎日行い習慣化することで、スムーズな入眠へと導きます。
・ぬいぐるみにおやすみのあいさつをする
・絵本を読む
・子守唄を歌う
など、ある程度成長してからも使えるルーティーンを決めておくといいでしょう。

②寝る前に授乳をする

生後2ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんは、まだまだ授乳が必要な時期。
寝る直前に授乳をすることで、安心して眠りにつくことができます。
寝かしつけたい時間にお腹がすくように逆算し、夕方の授乳時間を決めるのもおすすめですよ。
母乳の場合は、添い乳で寝てもいいでしょう。

③部屋は薄暗くする

部屋は薄暗くするのが鉄則です。
これを週刊づけることで、成長してからも部屋の電気を消すことで、
「もう寝る時間なんだな」
とわかり、スムーズに寝てくれるようになりますよ。
完全に暗くするとお世話がしにくくなるので、常夜灯や間接照明をうまく活用しましょう。

④生活のリズムを整える

日中の生活リズムを整えるのもポイントです。
朝は7時ごろに起こし、夜は9時までには寝かせるようにするのも良いですね。
昼夜の区別がついてきたら、お昼寝の時間もある程度決めておくといいかもしれません。
また天気のいい日はおひさまの光をたっぷり浴びると、夜ぐっすり寝てくれますよ。


4.まとめ

赤ちゃんの寝かしつけは、パパママにとって苦労するお世話のひとつ。
寝かしつけのコツは赤ちゃんそれぞれなので、赤ちゃんにぴったりハマるものを見つけてあげてくださいね。
なかなか寝てくれなくても、トータルで睡眠時間を確保できていれば問題ないので、赤ちゃんに合った睡眠時間を作ってあげましょう。

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