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五人組チャレンジ初月を終えて

先月2月は某健康志向オンラインサロン[以下スラム]にて、江戸時代にあった五人組制度と『小さな習慣』という本の内容を抜粋して、各個人が30秒以内にできる超絶に簡単な行為を毎日くり返して習慣をつくる健康ポイント集めのような遊びを5人組のグループをつくってやろうというマンスリーイベント[以下五人組]に参加した。

5人はランダムに選ばれたメンバーで、各々が自分の決めた30秒以内にできる行為をしたら毎日「やった」と報告する。気が向いたら他のメンバーの報告に「やってえらい」と言ってみたりする。

この五人組によって気づいたことを自分なりに書き記しておきたい。

5人組のシステム自体への気づき

まずはこの五人組が自分にとって有効に作用するのに、やることへのハードルの低さ[低コストであること]についてだ。

始まる前は、単にその行為を確実に遂行するためにコストを下げるのだと思っていたが、毎日やると決めた行為を限りなくコストをゼロに近いことに設定することは、自分を健康サイクルに組み込むために非常に重要なことだった。

グループ内での報告制にすることで監視力がはたらくことや、5人という少人数メンバーであることで群れとしてのケア機能があるといった効力は何となく開始前から想像していたが、
これらの効力は、

「30秒以内に遂行できる、
インフルエンザに罹っていても必ずできるようなこと」

これがやることに設定されているからこそ発揮されるということに気づいた。

もし少しでもコストを感じるような行為が設定されていたら、
自分のやる気を起こすための監視力も、
群れの中でケアとなるコミュニケーションも、
「自分はやっていない、やらなければ、でもやるのしんどいな」といった負のループに入り、
全て自分を押し潰すものになってしまう
可能性が高い。

ここに気づけたことにより、「達成感」というものは「必ず困難を乗り越えないと感じられないもの」ではないということにも気づけた。やったぞー!と思えればなんでも達成感になるのだ。

自分が設定した行為とやってみてからの気づき

私が設定した行為は

①思いや考えを書くノートを開く
②仏語版『星の王子さま』を開く
③プリエ(バレエの基礎エクササイズ、バレエ版スクワットみたいなもん)1回

画像2↑これプリエ(正確にはドゥミプリエ)
https://twitter.com/claramag_jp/status/1133263429152563200?s=21より

単にぱっと思いついた習慣にしたいことのきっかけのワンモーションを全て合わせてみて、30秒以内に終わると思ったのでこの3つに設定した。

後から思えば、
①は文字系アウトプット行為
②文字系インプット行為
③は身体系(運動系)行為

に分類されることに気づいた。

③は、元々身体の感覚に意識を巡らすことや、運動が割と定着している私にとって元々低コストで難なくクリアできたことだったのでここでは割愛する。

①と②の文字系の行為については自分が苦手意識をもっていることは自覚していたが、それらの苦手を通して自分自身の解像度が上がった気がする。

先に【②仏語版『星の王子さま』を開く】を通してわかったことは、文字系行為の中でも自分はインプットが苦手だということだ。(幼少期は読書は好きだったのに中学生ぐらいから読まなくなってしまった…)

フランス語だからという理由もあるかもしれないが、実際に本当に1文も読まずに本を開いただけで終わることが多かったし、ぱっと開いたページの1文を読んでみただけだったりして、最初の1ページも読み終わっていない。(フランス語は好きで履修していたし、フランス語自体が好きだし、この本自体は日本語版で読んで好きな本だった。もしかしたら、「履修済みの語学」と「既に知っている好きなお話」という複合のものだったせいかもしれない)

画像2

好きな本なんですよ、1ページもちゃんと読んでないけど。

いちばん大きな発見であり良い結果を得れたのは【①思いや考えを書くノートを開く】という行為からだ。

画像3よやあ(かったこと、だったこと、したやること)日記つけてる手帳とお気持ちノート

自他共に認める考え症な私は、ポジティブなことでもネガティブなことでも、思ったことや感じたことは頭の中で処理し、完結させていた。恐らく、「したつもり」になっていた。(日記をつけていたこともあったが自分の気持ちを深く掘るためのようなものではなかった)

この「頭の中だけでの処理」は自分の中で思考が停滞し、相当自分の心的キャパ[お気持ちゲージ]を喰ってしまっていたことに気づいた。

今回毎日ノートを開くことをきっかけに、その日その時印象に残っている、自分の心におちた(腑に落ちた)感覚がある言葉や出来事を少しずつ書き留めることで、自分の思いや頭の中の言葉を、自分の手で、文字で可視化できて気持ちが安定したことによる気づきだと思う。

2月の五人組で得れたものと3月のチャレンジ

2月の5人組チャレンジでの大きな収獲は、
自分の苦手について少し解像度を上げれたこと、
気持ちを言葉でアウトプットするコストが下がったこと、
その結果として自分と向き合う時間を持てるようになったこと
だった。

3月は更に自分で自分をケアできるきっかけ、自分にやさしくする習慣をつけれるようなチャレンジをしていきたい。

1日30秒のアクションポイントをちまちま貯めて、今月もゆっくり健康になればいいなあ。

#プロ奢五人組レポート


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