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学プリをプレイする〜たるんどる編④〜




8月27日(昼)

なんすか?急に。

主「え?あの、何がでしょうか?」
真「いつもより、来るのが少々遅かったように思えるが」
主「そうでしたか?すみません」


中学生同士の健全な恋愛のはずなのに、いけないことをしている気分になるのは何故だろう。


真田に2回目の「恋の話題」を振ってみます。


主「先輩は彼女いるんですか?」
真「……そんな、くだらん事をわざわざ聞きにきたのか?」
主「くだらなくなんかないです!」
真「む」
「先輩とお付き合いできるような大人の女性が立海にいるかどうか、私、興味あります!」


お、おぉ…思い切ったな……

真「……ちょっと待て」
主「先輩の隣に並んでも違和感ない人ってどんな人かなって思いますもの」


確かに、歳があまりにも離れて見えたらパ◯活してるみたいに見えちゃうもんね。


真「どういう意味だ、それは」
主「先輩の貫禄につりあう人ってそうそういないです」
真「……つりあう必要は無いだろう」
主「そうですか?」
真「ああ。……この話はこれで終わりだ」


強制終了した。



8月27日(夕)

「友達の話題」を振ってみる。


主「先輩が認める他校のテニスプレイヤーって誰ですか?」
真「他校と限定されれば青学の手塚と氷帝の跡部だろう」
主「手塚さんは知らないけど跡部さんって運営委員長の跡部さんですか?」


知らないなら教えてあげましょう。
手塚さんは青学の部長で、恐竜を滅ぼしました


真「うむ。あの男だ。なにかと派手好きな男だが、テニスの実力は確かなものだ」
主「それになんだか華のある人ですよね」
真「む……そうか?」
主「委員長ですから、お話する事もあるんですが、指示も的確で頼りになるし」
真「…………」


ん?嫉妬してる…?


主「真田先輩とはまた違ったリーダーシップがありますよね。あれ、どうしました?」
真「……何がだ」
主「あの、眉間にシワが......」
真「なんでもない。では、俺は行くぞ」


あらら、これは完全に嫉妬してますね〜。
真田〜
でも………嫉妬する真田ってなんか嫌だw



(帰りの会話)

真「……お前は...名前を呼ばれるのは……」
主「はい?」
真「いや、やはりいい」
主「そうですか……」

真「何度も言うが、俺の精神修行が足りぬせいだ。お前が落ち込むことではない」
主「はい。先輩の悩み、早く解決するといいですね」
真「……そうだな」



………え?終わり?

ウッキウキで「姫」って決めたけど、真田は名前呼びしてくれないの???




8月27日(夜)

電話キター!!!

主「あ、真田先輩。どうかしましたか?」
真「昼間言っていた件なんだが」


海デートきましたねぇ。

(中略)

真「夜遅くに電話をして悪かったな」
濃「いえいえ。この時間なら平気ですよ」


今何時か分からないけど、あの真田が夜遅くまで起きてるだと……!!
真田って朝も早けりゃ夜寝るのも早くなかったっけ?


主「(真田先輩から、誘ってもらえるなんて……ふふ)」


…可愛い

抱きしめて「良かったね〜」ってナデナデしてあげたい。



8月28日

ドキドキなサバイバルをしてる人達がいそう

主「言ったじゃないですか。近いですよって」
真「そうだったな」
主「私たち以外にも大勢来ているかもしれませんし、早く行って場所取りしないと……」
真「濃。その心配は無用だ。すでに手は打っている」
主「えっ?」
真「さあ、行くぞ」


真田のふんどし姿とかが見れるんでしょうか。






あーー……



あーーーーー……


……幸村が来ていないのはまだ分かるけどブン太が来ていないのがすごい気になる。
弟たちの面倒が忙しくて来れなかったのかな。



主「あ、あははは……ふう……」

あー…かわいそう……


真「彼女にここの場所を教えてもらってな。全員に連絡した」


確かに管理職として部下の労いは大切ですが………………その……



赤「真田副部長。何してるんですか?そろそろ始めますよ!」
真「わかった。すぐに行くから、お前たちで先に始めていてくれ!」
赤「了解ッス」
真「濃、どうした?具合でも悪いのか?」


いやいや具合が悪いもなにも……ねぇ…?


主「い、いえ。大丈夫です……」
真「そうか。赤也たちが、スイカ割りをするみたいだ。具合が悪くなければお前も来てくれ」

スイカ割りなのにブン太来てないの気になるな…。

主「そうですね。後で行きます」
真「そうか。待っているぞ」
主「はい……」

主「(真田先輩が誘ってくれたのって、皆で海に来るからだったんだ。変に期待しちゃったよ……はぁ〜)」


そうよなぁ…デートと思ってたらみんないるもんなぁ……かわいそう……
真田…………


落ち込んでいたら、仁王が来てくれた…。

主「仁王先輩……私、浮かない顔、してました?」
仁「そうやき。今も浮かない顔のままじゃぞ」
主「ごめんなさい」
仁「別に責めとる訳じゃないぜよ。それに、謝るのは俺たちの方よ

に、仁王ッ…………!!!


主「え?」
仁「お前さんと真田のデートの邪魔者じゃろ?」
主「い、いえ!?」
仁「隠さんでもエエゼよ。でもな、真田はあれで精一杯やっとるからの、責んでやっちょくれ」
主「わかってますよ」
仁「そうか。やっぱり、お前はエエ子じゃの」


なんか…仁王から結構好かれてきてないか?
濃姫ちゃん、真田と上手くいかなくてもワンチャン仁王いけるぞ。


仁「そうじゃ。濃、真田が一人で向こうの岩陰の方に歩いていきよったぞ」
主「そうなんですか?」
仁「お前さんも行ってきたらどうじゃ?」
主「で、でも……」
仁「ここにいても、二人で話す時間はないじゃろ?二人の邪魔はせんから行ってきんしゃい


やっぱ仁王の気遣いイケメンだわ。
真田ルートなのに、仁王をどんどん好きになる。


主「ありがとうございます」

真「濃、よく俺がここにいることがわかったな」

(中略)

真「お前は皆と遊ばなくていいのか?」
主「はい。さっきまで遊んでましたし、今はゆっくり海を見ていたい気分なので」


今はゆっくり真田さんだけを見ていたい気分なので。

真「そうか。それなら、そこの陰になっている所で話でもするか?」
主「はい、先輩」


最初はちょっと学園祭の話をしたけど、その後はやっぱり黙りこくっちゃった。
相変わらず会話が続かないね。

主「……こうやって、静かな所で話すのは初めてですね」


おお、濃姫ちゃんから話題を振った。


真「あ、ああ……そうだな」
主「先輩。あの時は、本当にありがとうございました」
真「あの時?」
主「買出しに行った時の……」
真「そうか。その時も言ったが、お前が礼を言うのはおかしい。俺が側にいたら何も起きなかったはずだ」

いやいや、感謝の気持ちを述べるのは当然だよ。


主「いえ、そんな事は」
真「あの時は、すまなかったな」
主「いえ……」
真「…………」
主「…………」

また黙っちゃった。


真「レギュラー全員を海に誘ってみた」


んんなんだ急に動画タイトルみたいな事言って

主「えっ?あ、そうですね」
真「連日の作業で体が鈍っていると思ってな」
主「そうだったんですか」

(中略)

主「……先輩。聞いていいですか?」
真「何だ?」
主「運営委員だから、私を誘ってくれたんですか?」
真「そ、そうだ。お前にも色々頑張ってもらっているからな。誘って当然だろ」
主「やっぱり、そうですか……」
真「どうした?俺が何か悪い事でも言ったか?」
主「……いえ」
「…………本当は運営委員だから、というだけで誘ったわけじゃない」


お??


主「えっ!?」
真「……本当はお前だけをさそ……」


お?おーー??


ジ「(……赤也、押すなよっ)」




赤「(ここからだと見えないじゃないッスか)」
ジ「(そんなに押されたら、真田に見つかるだろうか)」
赤「(じゃあ、場所変わってくださいよ)」
ジ「(やなこった)」

ジ「うわっ!?」
赤「やべっ!」
真「人の話を盗み聞くとは……たるんどる!!」
ジ「赤也、逃げるぞ!」
赤「ういッス」
真「逃がすか!馬鹿者どもめぇ!!」


あらら
この二人心底ニヤニヤしながら見てただろうな〜
いや〜楽しいね〜
ちょっと不格好だけどこれも青春だね。


主「真田先輩、追いかけて行っちゃった。何か言いかけてたのに……」
仁「すまんな。必死で赤也たちを止めたんだが」
主「あ、仁王先輩」
仁「少しは真田と話せたかの?」
主「はい」
仁「そうか、良かったな」




帰り

あの後鉄拳制裁くらって2時間ぐらい説教されただろうね。かわいそうに。
赤也可愛い




全然関係ない話なんですが、この間ダイソーでゆっくり(東方)のグッズが売ってました。

3DSの両端に置いて、今後ゆっくり実況みたいなスタイルでやっていこうかな。
\ゆっくりしていってね/


こんなことやってますが、正直東方の知識はほとんどないです。
申し訳ない。



8月29日(朝)

いつの間にか真田がすごい首長族になってました。

主「今日は朝一でビンゴの景品会議。みんな、何を持ってくるのかな?」


真田は壺とか持ってきそう。



自分で彫ったのかと思った。



(柳と真田の会話)

こんなセリフ自分だったら絶対ニヤけるわ。


真「残念?何の事だ?」
柳「肝心な所で邪魔が入った」
真「……だから、何の事を言っている?」
柳「フッ……俺が気付いていないとでも思っているのか?」


???「蓮二が気づいていない確率、0%…」


真「……蓮二、勘違いをしているようだな。俺は……」
柳「前にも言ったな?お前は何も感じなかったのか?」
真「いや……それは……」
柳「心当たりがあるようだな。ならば、それで充分だ」
真「…………」
柳「弦一郎、まだチャンスはある。もう一度、今は二人でゆっくり過ごしてみろ。そうすればもっとハッキリするはずだ」
真「……わかった。お前のアドバイスを聞き入れよう」


やっぱ真田って周りからのサポートが無い限り、片想いしようがされようが交際まで発展することはないんだろうな。



8月29日(昼)

昼は甘味どころの実習でした。美味しそう。



8月30日(朝)

真田の方から来てくれました。


主「はい、なんですか?」
真「お前は……」
主「はい」
真「い、委員としてよく働いているな。部員からの評価も高い」
主「ありがとうございます!……あの、真田先輩もそう思われているのでしょうか?」
真「無論だ」
主「すごく嬉しいです!真田先輩に認めてもらうのが私の目標でしたから!」


ほんとこの子可愛いな。


真「そうなのか。なぜだ?」
主「私、運営委員をちゃんとやりたいんです。でも、どこまでやればいいのかわからなくて……」
主「だから、真田先輩に認められる事を目標にしていたんです」
真「そうだったのか。だが、学園祭はまだ終わりではないぞ」
主「はい。わかっています。最後まで頑張って、真田先輩の信頼を切らないようにします」
真「うむ。いい心掛けだ」
主「そう言えば先輩、お話は……」
真「それはだな……」
主「私にこの事を言いに来てくれたんですか?」
真「う、うむ……」
主「ありがとうございます。なんだか元気が出ました!」
真「そ、そうか」


真田〜本当は別に言っときたい事があったんでしょ〜?



8月30日(昼)

昼からは2回目となる甘味どころの実習をしてました。




なんかイベントが起きました。

主「拾うの手伝いますね」
剣「え、いいんですか?」
主「はい。……あ、方、もしかして六角中学の一年生部長さん?」
剣「ぼ、ボクのこと、知ってるんですか?」
主「ええ。一年生で部長って珍しいから。あ、先に片付けなくちゃね」
剣「あ……は、はいっ!」
剣「(や、優しい人だ!それに可愛いし!よし、この人をお茶に誘ってOKもらえなかったら、ボクは中学の間ずっと彼女ナシ……)」


剣ちゃん平常運転だね。


主「はい、これで全部だと思うよ」
剣「あ、ありがとうございます!あの、名前を教えてもらえませんか?」
主「私、立海テニス部運営委員で二年の濃です。
貴方は葵くん、でよかったよね?」
剣「ボクの名前も知ってたんですか!」
主「ええ。やっぱり一年生で部長って珍しいものね」
剣「(よ、よしっ……好感触!!)」
剣「あ、あのっ、拾ってもらったお礼に……」
真「濃、何をしている」


真田来たわ。
何だ?また嫉妬イベントか??


主「あ、真田先輩」
剣「!!」
真「何をしていると開いているんだ」
主「何って、プリントを落としたから拾っていたんです」
真「お前が落としたのか?」
主「いえ、私じゃなくて……」
剣「ぼ、ボクが落として、手伝ってもらったんです!」
真「……ほお」
剣「(こ、この人……苦手だよ〜〜)」


確かに六角は上下関係厳しくないからね。
真田みたいな人は怖いよね。


真「見れば重要な書類のようだな。たるんどるぞ、葵!お前には部長としての心構えが足りん!」
剣「す、すみませんっ!!」
真「心構えが足りんから重要な書類を落としたりするのだ!」


昭和の頑固親父みたいな事言ってんな。


主「先輩、そんなに怒らなくても。誰だって失敗する事はあります。失敗して、同じ事を繰り返さないよう気をつける事だってあります」
真「む……」
濃「そんな頭ごなしに怒ったら、どうしていいかわからなくなっちゃいますよ。ね、葵くん?」
剣「あ……は、はい!」
真「…………」
主「先輩、機嫌が悪いからって葵くんに当たっちゃダメですよ」
真「機嫌が悪い事など無い」
主「嘘です。眉間の皺がいつもより一層深いですよ」

会話内容が熟年夫婦過ぎる。

剣太郎:孫
主人公:祖母
真田:祖父


剣「あ……ほんとだ……」
真「…………」
剣「ご、ごめんなさい!」
主「先輩ったらもう……あの、私に御用じゃないんですか?」
真「ああ、アトラクションのことで少し聞きたいことがある」

「わかりました。会議室に行きましょうか。それじゃあね、葵くん」
真「…………」
剣「は、はい〜」
「……真田さん、もしかして、もしかしなくてもそうなのか?うわ、ちょっと信じられないかも……」


そうです。そうなのです。
「あの真田が?!」ってなるよね。
剣太郎の場合は「あんな人のドコが良いんだろう……」ってなってそう。




次回:真田ルート(立海)にて初めて明かされる学園祭の衝撃的真実



#テニスの王子様 #テニプリ #乙女ゲーム #恋愛ゲーム

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