毎日描き続けなくても大丈夫だよ、の話
こんにちは!とにかく顔を描くのが大好きな絵描きnakoです。
今回は『毎日描くことが必ずしも良いわけじゃないよ』と感じることについて描いてみようと思います。
今までさんざん描き続けることで成長する、的なことを書いてきたわけなのですが、実は100日チャレンジを終えてからは、必ずしも毎日描けているわけではありません。心身が不調な時とか、絵に迷うときは、しばらく絵から離れてしまうときもあります。
はじめは「今日も描けなかった…」と落ち込んだりもしていたのですが、あるときから絵から離れた後には必ず絵にいい変化が起きるということに気づきはじめました。
その要因を推察するに、少し絵を描かない時間を作ることで
・少し丁寧に描こうとする
・客観視できるようになる
・違うやり方を発見しやすい
ということがあるのでは、と考えています。
・少し丁寧に描こうとする
しばらく絵を描かないでいると、いつもの感覚になるまでにほんの少しタイムラグが起きます。その時の少しの緊張感、というのか、違和感というのか、その感覚のおかげで、必然的にいつもより丁寧にしようとする心理が働く気がしています。なんでもそうですが、慣れると雑になりがちなので、そういうちょっとした刺激がいいのかもと感じています。
・客観視できる
心身が不調だったり、絵を描くことをルーティン化しすぎてしまうと、どうしても視野が狭くなりやすくなる気がしています。少し絵から離れることで、違った見え方ができることも多いです。
・違うやり方を発見しやすい
しばらく絵を描かないでいると、いい意味で『いつものやり方』を少し忘れます。その分余白ができて、いつもと違うやり方を見つけやすいようです。『いつものやり方』に固執せずに柔軟に絵を描けることがポイントなのかなと感じています。
描き続けることで確実に技術はついていくけれど、いつも同じやり方でいては変化は起きづらい。少し絵から離れることで緊張感が生まれて丁寧になり、客観視することによって視野が広がって、余白が生まれることで新しいものを自分の中に入れることができる。いい変化が起きると感じるのはこういうところからなのかなと感じています。
なので、「毎日描かなきゃ」とか「今日も描けなかった…」と考えてしまう人には大丈夫だよと伝えたい。積み上げてきたものはそう簡単に無くならないし、離れてみることで見えてくるものも確実にあります。
大事なのは『描きたい』という気持ちなのかなと。描きたいと思ってさえいれば描かなくなることはないし、描くことを『やめないこと』こそが一番大事なのだと感じています。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました♪
nako
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