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ビジョンマップ2023〜3年目の気付き〜

2020年末にその存在を知り、2021年から書くようになったビジョンマップ。今年で3年目です。
ビジョンマップを書くのは年初の一大プロジェクト!今年もどうにかこうにか書ききることが出来ました。
せっかくなので、3年目の気づきをnoteに残してみます。

注)本記事でご紹介するビジョンマップとは、1年の目標だったりやりたいことなどの【ビジョン】をマインドマップで書くものを指します。

・やりたいこと
・続けたいこと
・なりたい自分
・会いたい人
・お仕事でやっておきたいこと
などなどの願望や妄想を盛りだくさんにマインドマップに描いていくそれが【ビジョンマップ】です。

私は、きらぼし study onlineの植木希恵さんから書き方を習いました。

紙の大きさは思考の広がり

今年は最初、A5ノート見開き1ページ(つまりA4サイズ)に何度かアイデアの下書きをしていましたが、これもどうもしっくり来ず。
でも、まっさらな気持ちでA3の紙を前にして改めて書いたら、不思議とすらすら書き進めることが出来ました。

そういえば去年も、最初iPadでビジョンマップを書いてみたもののなかなか上手く枝が広がっていかず、何とか書き上げたものの「うーん、なんか違う」。結局その後、iPadで書いたものを参考に、A3の紙に書き直していた記憶。

そこで気付いたのは、
・同じ手書きでも、タブレットより紙に書くのがベスト(私の場合)
・紙面の大きさ=思考の広がり
ということ。

iPadは書き直したり書いた後にサイズ修正できたりして便利で、普段は月の指針マップを書くときに愛用しています。
ただ、ビジョンマップとなると書きこむ量が段違い。必然的に、書いている最中はどうしても画面を拡大して書くことになり、全体が見渡せず近視眼的になりがちと感じました。書いている途中に目線をあげて全体を俯瞰する、紙だとやはりそれがスムーズ。
紙のサイズについては、講座を受けたときに聞いていましたが、3年目にして改めてその通りだなーと実感というか、納得しています。

ちなみに、手帳に貼っていつでもサッと見返せるようにしたかったので、A3に書いた後に縮小コピーして手帳に貼りました。(ものぐさな私は、A3のまま折りたたんで貼ると開かなくなるので)

まずは振り返ってから、の効果

どんな1年を過ごしたいか?、少し先の未来を想像しながら描くビジョンマップ。
特に私は、未来を考えるのが苦手で…その場その場で感じたことから選び取っていくのが得意な適応性タイプ。
1年くらいの未来なら想像できなくもないですが、どうにも内容がぼんやりしがちです。

今年は、1年の振り返りをする時間の余裕がないまま1月頭が過ぎ、慌てて新しい年のビジョンマップをかき始めたものの、やっぱり上手く枝が伸びない…

そこで、まずはやっぱり足元の2022年をしっかり振り返って、現状把握を優先しました(振り返りは、「事実・経験」があるから結構かきやすい)。

振り返りをすることで、課題や、この先どうしたいか?(変えたいこと、続けたいこと)の粒度が細かくなり、ビジョンがよりクリアになるような感覚がありました。

この辺りは人それぞれの特性にもよりそうですが、明確な将来のビジョンが描けない…という方はまずはぜひ、振り返りがおすすめ。
この1年で積み上げてきたものを棚卸しすることで、この先進んでみよう、とい方角がなんとなく決まってかもしれません。

「夫婦」の枝を作ってみたら視点が変わった

過去2年は【どんな年?】の枝(=項目)の先に、【私】【夫】【長女】【次女】の4つの枝を伸ばし、それぞれの1年について思いつくこと、変化しそうなことを書いていました。
娘たちはまだ未就学児、成長著しいことや進級するごとに生活の変化などもあって、書くこと満載なのですが・・・【夫】の枝が全然書けない。

夫婦とはいえ他人。仕事による大きな変化もないため、年齢くらいしか書けず。仕方ないので「〇〇してほしい」と私が求める夫の変化を書いていました。

それを、2023年は【夫】→【夫婦】に枝の名前を変更。
たったこれだけのことですが、視点が変わり、書きやすくなりました!

イメージとしては、向かい合って夫を見ていたのが、同じ方向を向いて先を見ているイメージに変わった、というか。

【夫婦】の枝にしたことで、「どんな夫婦でありたいか?/なりたいか?」に対して自分自身の考えが書けるので、枝が伸びやすく書きやすくなりました。
ちなみに書いたのはこんなこと。

◆定期的に話し合える夫婦
・どんなタイミングで話し合う時間を取りたいか?
・話すとき、どんなスタンスを心掛けるか?
”私が” どうしたいか?を書きました。

◆子育て軸
昨年、長女の受験をきっかけに、改まって子育ての指針を言語化する機会がありました。そこで出てきた考えを ”我が家の子育て軸” として書き留め。
※ちなみに、この話し合いでの一番の収穫は、子育て軸が明確になったこと以上に、「夫婦だって子育ての考え方が違って当然だよね。向いている大枠の方向さえ合っていれば、手法はお互いのやりやすいようにしよう」という意見が夫から出て、合意形成が出来たことでした。夫婦で性格もタイプも違うので、細かな意見の相違が結構あったのがストレスだったのが、この考え方のおかげでずいぶん気持ちが楽に。

◆片付けプロジェクト
去年までも書いていた、【片付け】の枝。
95%くらい夫のモノが置いてある部屋があり(5%は季節用品と子供の保管物)、結婚以来9年ほど、節目節目に片付けてと言い続けてきました。長女の小学校入学を期に、どうにか子供部屋にするべく、夫に言い続けてもダメだ!!と腹を括り(?)、夫の課題→夫婦で協力するプロジェクトへと転換。私の中で勝手に見方を変えただけですが、自分ごと化したことで、自分に出来ることは何か?に視点が変わって良かった。

子育てに関する項目が多くなりがち問題

子どもの1年の変化は大人のそれとは比べ物にならないほど。子どもにまつわる書きたいことが多すぎて、書ききれない状態。
ここは割り切って、子どもの成長と子育てに関するマップを別で作成することにしました(そしてまだ書けてない)。

子育てに限らずですが、書ききれないからと言って思考を止めたらもったいない!せっかく広がった思考、書き足りない項目が発生したら別マップを作成することを強くおすすめします。
そもそもビジョンマップは1枚で書かねば、というルールもないですしね。

まとめ

書いて大満足!の1年目。前年より目指す先がクリアになった2年目、そして3年目。ビジョンマップは書く度に新しい発見がある!

「1年の目標がぼんやりしていてorやりたいことがとっ散らかっていて上手く言語化できない!」そんな方はぜひマインドマップで1年のビジョンを描いてみませんか?

読んでいただきありがとうございます。