トーク19区市民の会 キックオフ集会

衆議院小選挙区神奈川19区は横浜市都築区と川崎市宮前区です。
市民と野党の共闘で、平和と暮らしを守る政治を国民の手に取り戻そうと、この選挙区にこの会が発足しました。
12月15日(金)にキックオフ集会が開かれます。
記念講演として 慶応義塾大学名誉教授・弁護士の小林節さんが
  「市民と野党の共闘で政治を変えよう」
と話されます。
YouTubeでライブ配信します。(機器の不調でできないときもあります)
 https://youtu.be/V5t2ZLiDoSM
小林節さん講演のレジュメは下記に書き込みました。

トーク19区市民の会キックオフ集会
          2023年12月15日(金) 川崎市宮前市民館
「市民と野党の共闘で政治を変えよう」              
              小林節(慶大名誉教授・弁護士).
1 岸田政権の悲惨な現状
 :自公野合政権の「末期症状」の様相である 
 :政治の使命(主権者国民大衆を「幸福」にすること)を忘れ、権力の私物 化(議席の世襲、官僚の支配、メディアの規制、お友達の優遇、利権談合、 対米追従…と、あたかも安倍元首相の亡霊に操られているようだ…)に邁進 した結果は、もはや隠しようもない。
 :これまで長期にわたり「対処しない」で済ませてきために、自公は現状に 「対処する仕方も知らない」ようである
 :麻生政権末期に似てきた

2 対する野党の状況も悪化している
 :麻生政権未期には、有権者の中に「鳩山政権前夜」の期待感が横溢してい  た
:しかし、その後の自公政権による民主党政権悪夢の三年間」「立憲共産党」といったレッテル貼りの結果、有権者の中に「政権交代」に対する期待感が湧いてきていない

3 とは言え、「自公政権を懲らしめるべきだ」という感情が有権者の中に広まってきているのも事実である

4 来春以降の「奇襲解散」であれ「野垂れ死に解散」であれ、それは現行 選挙制度の下で行われる以上、各小選挙区で、「腐りきった自公候補よりは野党候補の方が『汚れていない』以上、遥かに良いに決まっている」し「自公政権を倒して『政治の大掃除を断行する』必要がある」と強く主張して、小選挙区で自公候補を敗北させ、同時に、比例区にしか活路のない少数野党は比例票獲得を真剣に訴えていくしかない

5 その際に、①小選挙区で「自公候補よりましな野党候補への一本化」と②「少数野党の比例票の発掘」を、大局的な立場から堂々と主張できるのは、党派を超えた市民組織だけである

6 このような活動なしに、この腐りきった今の日本の政治を救う道はない

7 野党各党は、自公野合政権の誘導に乗せられて細かな政策論争に入り込んで 分裂してはならず、「自公政権により蹂躪された憲法を回復して守っていく政治の実現」という「一つの旗の下にまとまる」しかない


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