すべては心の中にある
約十年前くらいだろうか、お寺に行った時だっただろうか?ある言葉に出合った。
「一切唯心造」 読み:いっさいゆいしんぞう
全ては唯(た)だ心が造っている
当時、自分らしさとか、何が自分にとってやりたい事なのかとか、人生とは?ってよく考えていた時期で、物の理りは「空」だとかはよく分からなかったし、イマイチ理解ができなかった。そんな中で出合った言葉。
「一切唯心造」
スッとその理りが入ってきた気がした。
自分の理解は、
世の中に起こっている出来事は、たった1つの事象であり、それをどう受け取るか。それが、個々人の人生を造り出していて、自分の心の状態を目の前に映し出している。つまり、目の前にある世界は自分の心の状態なのだ。
例えば、電車を1本乗り遅れたとしよう。
その遅れた当人の考えることは何だろうか。
ある人は、一本遅れたけど、あの可愛い人に出会えた今日はラッキー🤞
ある人は、いつも乗っているあの電車に乗れなかったのは、朝母親がちゃんと自分を起こしてくれなかったからだー今日は最悪💢
なぜこんなに捉え方が違うのか?
何に問題があるのか?
どうしたら日々幸せに生きていられるのか?
目の前で起こっている出来事自体に大きな問題はなく、それを受け取る自身の心の状態が大きく影響しており、それを受け取る自分の中に問題があるのだ。
この言葉を知ってから、自分の人生のスタンスが変わった気がしていて…いや、変わったんじゃなくて自分のスタンスの取り方に「確信」が持てるようになった。
「一切唯心造」
この言葉を知り、体感し、納得し、人生をより前向きに捉えられるようになった。そして、これは自分の考えの中心軸になっている。
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