安定資金ランキング 2021年12月版

全国294名の低位株ファンの皆様こんにちは。

皆様は2022年に投資すべき低位株のスクリーニングはお済でしょうか?
まだスクリーニングが済んでいらっしゃらない方は、
2021年12月版の低位株の安定資金ランキングを記しておきますので、
スクリーニングのお供にどうぞ。


ここでおさらいですが、
「資金別貸借対照表の使い方」は、
こちら↓をご確認ください。
https://note.com/nakataniya/n/nc84c39cadef0

「安定資金がどうゆう状況であればオッケーか」は、
こちら↓をご確認ください。
https://note.com/nakataniya/n/nc98e6c84b161


なお、選定銘柄は、低位株銘柄のうち独断と偏見で選定し、
その会社の財政状態を、資金別貸借対照表の安定資金を基に、
勝手にランク付けして発表いたします。
※直近の決算数値に更新できていない銘柄がありますので、判定期もご確認ください。

1-1.安定資金がプラス・長期借入金なし(無借金)で、営業利益が黒字の会社の発表です。

ランキング1

前回の開示で噴火した 2388.ウェッジ や 2021年末の開示でストップ高している 3779.Jエスコムが含まれています。
このあたりの銘柄は、安くなったら安心して買っておきましょう。

1-2.次に、安定資金がプラス・長期借入金なし(無借金)で、営業利益が赤字の会社の発表です。

ランキング2

無借金経営の会社については、すぐに倒産する可能性は少ないと思われます。しかし、営業損益が大きな赤字を計上している会社もありますので、注意が必要です。
ただ、現時点で赤字を計上している会社には、黒字に転換すれば株価が大きく上昇する可能性を秘めていることがあるかも?赤字のタイミングが仕込み時!?

2.安定資金がプラスで、安定資金 > 長期借入金(実質無借金)の会社の発表です。

ランキング3

3.安定資金はプラスではあるけれど、安定資金の方が長期借入金よりも少ない会社です。

ランキング4

安定資金がプラスの会社ですので、財政状態は安定しているのですが、
外部からの借入が多いということは、借金返済ができなくなる可能性が高いということです。
中には、大きな営業損失を計上しており、あっという間に安定資金を食いつぶしそうな会社もあるので、要注意です。

4.安定資金がマイナスの会社です。

ランキング5

短期借入金を長期の調達として考えてそうな会社もありますが、基本的に安定資金がマイナスの銘柄は、長期で保有することは避けたいと考えます。
営業損益がプラスであれば、まだ財政状態の改善の余地はあるのでしょうが、営業損益がとんでもなくマイナスを出している会社、地雷認定です。
継続企業の前提に関する注記がある会社や、上場廃止の猶予期間に入っている会社もありますので、長期投資を行うには注意が必要です。
しかし、こんな会社でも、いや、むしろこんな会社の方が、良い材料が出たときは大きく噴火することもあるので、どのタイミングで噴火待ちをするかは悩ましい問題です。

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