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日本人全員をダンサーにしたい!株式会社CDA 藤原理奈さんの想い

大手IT会社を退職されて、24歳でダンス事業で独立された藤原理奈さん。
理奈さんがリードされている"一億総ダンサープロジェクト"についてお話を伺いました。

◆簡単に自己紹介をお願いします

明治大学理工学部を卒業したあと、楽天に入社し、1年半インターネット調査を行う部署にいました。
そしてCreativeDanceAgencyという団体を大学時代の友人のまはと立ち上げ、楽天を退職したのち、4月に株式会社CDA(CreativeDanceAgency)を設立しました。

じゃがいもとビールが好きです。好きな季節は夏なので今からわくわくしています。

株式会社CDA 代表取締役 藤原理奈さん

◆株式会社CDA(CreativeDanceAgency)とはどのような会社ですか

現在は私のみがメインで入っていますが、お手伝いしてくださる方や、ダンサーの方によって支えられています。現在やってることとしては、ダンス初心者向けサービスの立ち上げがメインで、他に動画を通してダンサーを有名にするプロジェクトも動き始めています。

◆素晴らしいですね!そもそも株式会社CDA(CreativeDanceAgency)は、なぜ立ち上げようと思ったのですか

ダンサーがダンスで食べていける世界を作りたいという発信をSNSでしたところ、何人かから反響をもらい、その中で友人のまはと意気投合し、そこから活動が始まりました。それが去年の9月頃になります。


最初はキャスティングやダンサーを起用した動画制作、ダンサー図鑑の制作などを行っていました。

実際に作った動画の一部はこちらです。
https://instagram.com/p/BhC2EYAHefA/

Instagramでやっていたダンサー図鑑はこちらです。
https://www.instagram.com/creativedanceagency/

こうして色々とやったのち、やっぱりプロダクトを作りたい!となり、
上記のものはすべて一旦やめ、サービス開発のためにユーザーインタビューなどを始め現在に至ります。

◆「一億総ダンサープロジェクト」というプロジェクトを始められたそうですね

はい、「一億総ダンサープロジェクト」は日本人全員をダンサーにするプロジェクトです


これからの時代、多くの仕事は人工知能に置き換わっていくため、人間にしかできないことをやるべきなのはお気付きの通りだと思います。

いずれくるその時代に世界中の人々がダンスを通じてよりなめらかなコミュニケーションを、より幸せな暮らしを、より健康で豊かな生活を送ることができるよう世界を変えていきます。

ダンスをやってみたいけど、ダンスレッスンに行くのは怖い、できないのを周りの人に見られるのは恥ずかしい、ついていけなかったらどうしようという不安を抱えている方を多く見てきました。

そんな方たちが不安や恐怖を、楽しさに変えられるよう、好きな曲で、その人に合ったペースで教え、60分のレッスンで15秒程度のダンスがきちんと踊れるようになることを目標に教えていきます。

◆日本人全員ダンサーってすごいですね。なぜ、全員がダンスをやるべきなのでしょう?

ダンスは自分を表現するための手段のひとつです。

サッカーは戦いですが、ダンスはコミュニケーションです。(もちろんダンスにもバトルと呼ばれる戦いがありますが)

例えば、サッカーは勝つために練習をしますが、ダンスは人と繋がるために練習をします。
特定の用具がなくても、特定の場所がなくても、年齢が80歳でも、5歳でもできるコミュニケーションの方法です。

しかもこのコミュニケーションは勝手に笑顔になってしまう不思議な力を持っています。

そして笑顔になるだけでなく、体を動かすので健康にも効果があり、人生100年時代を健康的に、そして幸せに過ごすためには絶対に必要な要素だと感じています。

ダンスをやることで人はより幸せに暮らすことができます。体を動かすことで精神的にも肉体的にも健康でいることができ、コミュニケーションをよりなめらかに取ることができます。

初対面の人でもダンスを一緒にやる、という行為だけで人種や性別、年齢を越えて仲良くなることができます。

だから、私は日本人全員がダンスをやるべきだと思っています。

◆すごい構想ですね。ダンスをやったことがない人にメッセージをお願いします

ダンスを全くやったことがなく、もはやダンスが怖いものだと感じている人に、あれ?ダンスって意外と楽しいかも?と思ってもらうことが私の役目です。

先ほども述べたようにダンスは勝ち負けではなくコミュニケーションなので、上手い下手にとらわれずに、まずは楽しんでやってみましょう!
ぜひその一歩を一緒に踏み出せたら嬉しいです。

日本人を全員ダンサーにするとともに、プロダンサーをはじめとするすべてのアーティストが夢を実現できる社会をつくり、共に感動と幸せを提供していきます。

理奈さん、ありがとうございました!!

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