初心者おすすめのプロップファーム
零細プロップトレーダーのみりん(@mirin_FX)です。
noteでは主にプロップファームのことやプロップトレーダーのことについて解説をしています。
ただ私が実際に解説をしている中で、初心者向けの記事を充実させていなかったなと反省していました。
この記事を見ている方は海外プロップファーム初心者であると思われますので、今回は初心者に向けたおすすめ海外プロップファームの解説となります。
初心者の方が安心して利用するためには、海外プロップファームの情報を正しく理解することが大切です。
利用感はどうなのか?
安全性はどうなのか?
快適性・実際に稼げるのか?
実際に10社近く利用してきている筆者だからこそ、初心者の方に向けた有意義な情報を提供できると思っています。
※この記事は私のブログにも掲載しています。
プロップトレーダーとは?
まず初心者の方に向けて、プロップトレーダーについて解説していきます。プロップトレーダーとは、簡単に言えば「会社の内部資産上昇のためにトレードするトレーダー」のことを指します。
ちなみにプロップトレーダーにも大きく分けて2種類あり
銀行や証券会社などの金融機関でトレーダーをしている
プロップファームと呼ばれる金融会社でトレーダーをしている
と分かれていますが、最近日本市場で話題になっているプロップトレーダーは後者を指します。
プロップトレーダーは会社の資本を運用して利益を得ることが仕事です。そのため会社の資本を預けても良いと思われるくらいのトレード力を要求されます。
利益を安定して稼げないトレーダーには当然資金を提供されるわけがありません。
なのでプロップトレーダーとして利益を上げていくためには、以下のような総合的なトレード力が必要になるわけです。
収益や勝率を追求したトレード手法の確立
トレーダーとして必要なメンタルコントロール力
資金管理力・リスクコントロール
後述しますが大体成績としては「原資全体に対して8~10%」くらいの利益を出すことが必要になります。制限時間は無いのでコツコツ稼げるトレーダー向けです。
プロップトレーダーのメリット
まずプロップトレーダーになることのメリットについてですが、大きく分けて3つあります。
潤沢な資金量でトレードを行うことができる
トレードのスキルは様々なところで使える
発生した損失は会社側が負担してくれる
潤沢な資金量でトレードを行える
一番のメリットと言えるのが潤沢な資金量でトレードを行えるということです。自己資本では用意することのできない金額を会社側が用意してくれます。
プランごとに応じて提供される資金額は変わりますが、高額プランだと5000万や1億は当たり前にあります。安いプランでも200万円程度の資金を提供してもらえます。
資金量が多いということは投資の世界では絶対的な強さを誇ります。
資金量が多い分ポジションを多く持てる
ポジション量を調整すればリスク管理を徹底することができる
多少の値動きによるロスカットの恐怖は無い(ハイレバトレードなど)
資金量が多いためメンタルが安定しやすい
こういったメリットがあるわけです。筆者はハイレバトレードで酸いも甘いも経験しましたがポジションの取り方1つでギャンブル的なトレードになりがちでした。
もし5000万を運用することができれば月利1%でも50万円の利益ですので、FXの世界でよく言われている「資金量が多い方が有利」という言葉を体感できるでしょう。
FXをやるうえでネックになる資金量の不安がある方は、まずプロップトレーダーになることを目指しても良いと思います。
トレードのスキルは様々なところで使える
プロップトレーダーになることができるということは、トレードの世界で安定的に利益を積み上げるだけの力を持っていることに繋がります。
証券会社・金融系のプロップトレーダーへの転向
自己資本を使ってトレードを行う際にもスキルが使える
トレード手法などの提供・販売の際に証明として使える
転職・転向や自己資本を使ったトレード、トレード手法などの販売などの際に使えるのでプロップトレーダーになることができればトレードスキルの証明として使えます。
※発生した損失は会社側が負担してくれる
プロップトレードで提供される資本は、全て運用している会社の資本なので発生した損失は会社側が全部負担してくれます。
※プロップトレードに挑戦する際の金額などは自分で払う必要があります。加えて運営会社によっては自己資本を担保にするところもあるので注意しましょう。
プロップトレーダーのデメリット
一方でプロップトレーダーのデメリットも大きく分けて3つあります。
認定試験を突破する必要がある
利益の一部は手数料で持ってかれる
日本語対応してるプロップファームが少ない
認定試験を突破する必要がある
プロップトレーダーになるうえで一番のデメリットは認定試験を突破する必要があることでしょう。
難易度は会社によって様々ですが認定試験の基本的なルールとしては
一定期間内に(日数制限がない所もあり)
一定の利益割合を達成する(原資の○%などが多い)
※一定の損失を出したら失格(これも原資の○%など)
と言うのが多いです。
しかし昨今のプロップファームでは、初心者の方に向けて様々な制限を撤廃しているところが多く、
利益の一部は手数料で持ってかれる
プロップトレードは会社の資本を運用するため、会社の運営資金を確保するために利益の一部は手数料として徴収されます。
手数料については会社によって様々ですが、大体20~50%程度で設定しているところが多いです。自己資本でのトレードなら手数料は無いのでこういう所を嫌う人も多いです。
ただ手数料があるとはいえ一般人では用意できない資本を用意できるわけですから、そこから得られる利益額を考えれば手数料は妥当だと思います。
しかし手数料で50%以上取る場合はかなりの暴利の可能性があるので避けるのが無難です。
日本語対応しているプロップファームが少ない
最後はデメリットと言うわけではないのですが、日本語対応しているプロップファームがまだまだ少ないという点です。
海外にはそこそこ多くのプロップファームがありますが、当然全て英語なので契約書なども全て英語で対応しなければなりません。DeepLには限界があります。
現在筆者が知っている限りで日本語対応してくれているプロップファームは
Fintokei(筆者がメインで使っているところ)
Turn Trading(トレーダーのスキル養成塾みたいなもの)
Axi Selecct(海外FXのAxiが始めたプロップトレーダー養成ファーム)
の3つです。今後日本語対応してくれるプロップファームが拡大してくれることを望みます!
①The5ers
海外プロップファーム初心者の方であれば、まずおすすめしたいのはThe5ersと言う会社です。プロップファーム業界の中で屈指の安全性を誇ります。
安全性を判断するための基準として、筆者は海外消費者レビューサイトのTrustPliotの評価値がありますが、業界の中でも最高の4.9の評価値を記録しています。(最高5段階)
この安全性=絶対に正しいという訳ではないですが、この評価値が低い会社でいい所を見たことはありません。
ちなみにこの会社を利用することのメリットとしては
プロップファームの中でも高い安全性(営業年数・Trustpilotの評価が高い)
スケーリングの機能が業界TOPクラス(最高400万$まで提供される・利益分配率100%)
初心者もプロを目指しやすい環境(チャレンジ代が安い3段階認証プラン・学習環境の整備)
最安39$~挑戦できるのでお試しにもおすすめ
スプレッドが狭い・取引手数料も少ない
こういった点があげられます。実際に筆者もメインの1つとして利用していますが、トレード環境が非常に優秀です。
http://www.the5ers.com/?afmc=b61
②Fintokei
プロップファームの中で日本市場で日本語サービスを提供しているのがFintokeiと言う会社です。
今では日本語提供している会社も少しづつ増えてきましたが、現在でもプロップファームの日本市場はここ1強だと思っています。
Fintokeiを利用するメリットとしては
利益分配率80%(プロップトレードにしては高め)
プロトレーダー達成までの時間制限なし
特に初めて挑戦する方にとって、日本語が使えるというのは大きなメリットと言えるでしょう。
※海外プロップファームの場合は、全て英語で対応しなければいけないためサポートへの連絡なども全て英語で行う必要がある。
③FTMO
海外プロップファームの中でトップクラスの老舗と言われているのが、FTMOと言うプロップファームです。運営年数の長さ=安全性の担保に繋がっています。
※運営年数が長いということはその分破綻していないということ。
FTMOを利用するメリットとしては
プロップファーム業界で最高クラスの安全性(営業年数もほぼ10周年)
スプレッドが比較的良心的
初心者も勉強できる学習システムの完備(英語なので注意)
と言う点があげられます。
※ネックとしてチャレンジ料金の高さがあったのですが、現在FTMOではサマーセールにより最安プラン(10000$)を半額程度で挑戦できます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?