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この度のクラウドファンディング失敗に関しましてご報告


この度は、私の行っていたクラウドファンディングに支援・応援・拡散・ページへの来訪などたくさんのご協力を頂き、心から感謝しております。また、関わって下さった全ての皆様、この企画を採用して下さったEXODUSの関係者様、ありがとうございました。

こちらを書いている本日はまだ8月29日です。
しかし、8月26日から支援のお願いをやめました。
というのも今回のクラウドファンディングでの出版を見送りたいと考え、そう決意するにいたる気付きがありました。どちらにしろ目標額を達成しないとは思いますが、経緯についてお伝えしたいです。

なお、支援頂いた皆様には返金のご案内が届きます。何度もお手数をお掛けし誠に恐縮ですが、しばらくお待ちください。

動画や配信等、もっと伝わるかたちで発信する必要も感じておりますが、体調不良の為、まずは文書にてのご報告、失礼いたします。

理由①共感の齟齬

8月26日、私はTwitterのスペース機能にて友人を招き配信をしていました。友人は真っ先に本を購入してくれた支援者でもあります。
その友人が私に聞きました。
「よすはどうやって子どもを助けるの?」と。
その友人はYouTube等、私が発信している情報は全て見ていました。その上で、私がやろうとしていることが分からないとのことでした。
そこから分からない部分をヒアリングしていき、1時間ほど一対一で説明し、ようやく私の伝えていたことの真意がわかったようでした。

私は充分に発信してきたつもりでした。しかし大前提として、子どもが皆、助けを必要としているという私の考えはマイノリティであると気づきました。
つまり私は多くの人と違う前提から話し始めていたのです。

また、内容に共感しているわけではない人に、消して安くはない3200円、またはそれ以上の額を支援して貰っていたのです。私はこの行為を自分で非常に不誠実だと感じました。


理由その②書籍の販売形態への疑問

今回、私の考えていた企画をEXODUS様が採用してくださり、出版に向けたクラウドファンディングに挑戦することになりました。

私はクラウドファンディングに明るくなく、どのような層が利用するものなのか、リターンに値するものが提供できるかということなどを熟考せず、プロジェクトを開始してしまいました。
私がペルソナとして考えていた30代〜40代の女性は、クラウドファンディングに馴染みが薄く(私の体感です)、購入する方にシステム上の負担をかけることが多々ありました。
また私のやりたいことが可視化しづらいことであり、リターンが想像しづらくクラウドファンディングというフォーマットに向いていないな、と感じました。

また、最初に考えていた価格より単価が高くなってしまい、もっと高値になるという理由でカラーページを諦めたことに後悔を感じ始めました。
 
「1ページでもカラーで載せてこそ伝わる」
その思いが諦めきれませんでした。

また、私が共感し体験して欲しかった本はもっと安価であって欲しい、その思いを抱きながら支援をお願いする事に、心苦しさが拭えませんでした。
 

理由その③私の言動の矛盾

私が伝えたいことは、動画等でも繰り返した通り「歳をとるほど人生楽しい」「言葉があれば自分を救える」この2点です。
このことを伝える活動の第一弾として出版クラウドファンディングを始めました。

しかしまた別の友人が私に言いました。
「今のあなたは楽しそうじゃない」と。
その通りでした。「いい子にならなくていい」「無理しなくていい」と言いながら、いい人に見られるよう振る舞い、体力的にも無理をし、頑張ることと我慢することを区別できなくなっていました。その結果、8月26日までの自分は、とても自分らしさを失っていました。

伝えたい姿と真逆のものを見せていました。では、今すぐやめよう、そう決めました。


以上、3つの理由があり、今回はクラウドファンディングでの出版を目指さないことを決めました。

ずっと支援をお願いしていたにも関わらず、突然広報活動をやめてしまい申し訳ありません。
ですが、私は自分が一番楽しんで発信し、見つけて共感してくださった方とこの本を誰の手にも届きやすい場所で、届きやすい価格で出版したいと決意しました。

出版する事は全く諦めていません。いつになるか分かりませんが、楽しみに待って頂けたら幸いです。

今回のこのすれ違いは、私のクラウドファンディングへの知見の浅さや、社会人として責任を全うしようという思いが強すぎたことが招いたすれ違いで、何かに不満があるなどのものではない事だけご理解下さい。

とても大切な物なので、私が楽しく、そして皆様が楽しめる形でお届けしたいです。

たくさんの方に支援、応援、興味を持ってくださり本当にありがたい日々でした。とても変わった体験で、1秒たりとも無駄ではなく学びの多い日々でした。大人になって、こんなに日々学ぶ時間を過ごすとは思いませんでした。

本当に本当にありがとうございました。
この先も見守って頂けたら嬉しいです。


※プロジェクトを諦めたのならページを閉鎖するべきでは?という意見もあると思いますが   
閉じなかったのは、継続した方が従来通りの手続きで返金でき、支援者様に手間を掛けないで済むと考えたためです。また、土日を挟む残り5日で閉鎖する事が可能なのか難しかったというのもあります。この期間にご支援くださった方、がっかりさせてしまいすみません。
必ず違うかたちでお礼と共に届けられるよう、頑張ります。


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