ひとりごと

確かに、支持者の事を「気持ち悪い」と言ってしまうのは公的に問題があるとは思うけれども、議員を当選させるというのはそれなりの数を持つことを意味するのであり、公的な圧力と言って差し支えないのが今回の事案だと思われる。

「気持ち悪い」ってのは、確かに個人によるハラスメントであるかもしれないけれども、その事に対して「それなりの支持基盤を持つ公人が明らかな威圧的行為を行う」って事には、今後のことを考えると大変に不安が残る。はっきり言って正常な国会運営を有権者の一人としては任せられない。これを放置するならば「情報化の社会になって行く過程で放送局をどうするか?」という非常に大事な議論を現国会に任せることはできないように思う。とてもじゃないが未来に繋がる議論を託せない。

市民的自由も今回の場合は適用されないと思う。なぜなら「支持者を慮っての行為で突撃している」のだから。

これは院内活動と言っていいものだと思われるし、軽くて「懲罰」の対象にはなり得ると思う。支持者を慮っての行為から不買運動にまで走るというのは、果たして公人として適切な行為であるだろうか?不買運動が私人としての活動であるならば、それはそれなのかな…とは思うが、政党の主張とは大きく逸脱した行為になっていないか?経済にもよろしくない。

あと免責特権についてもちょっと目を通していて「公的な活動ですよねこれ?」って思うので、仮に違法性があった場合どうなるのか?なんてのを少し考えてみていたりもする。ここのところが僕にはイマイチよくわかっていない。

公人としての不買運動は独禁法に抵触しないかどうか?と考えたが、独禁法はあくまでも事業者の独占を制限する法律のようだからつまらない。けれども「私人か?と言えばどちらかと言えば公人」なので、違法性を感ぜられるようなところがあるような気がしてならない。まず僕は憲法からチラ見している。ヒマな時だけ。

本当なら僕は・・・もっと面白いものが見たいので、是非暴れまわってもらって、軽くて懲罰、重くて逮捕。もっと重くて支持者の離反。そこまで見てみたいもの。本当に違法性はないんだろうか?これ。公安はもう何かを考えてると思ったりしちゃうんだよな。あいつらデカイ星あげたい連中だからな。おれも生きてる間にそういうの見てみたい。

けれども。

そんなの誰も得をしないことなのだから、いっぺん出演をさせてみたらいい。判断するのは視聴者、国民なので。この人何か考えてるな?って思うケースもあるのだけど「うまくやってる」みたいな事で何かさせてしまっても良いことは何にもないと思う。

ゴネ得のように思える?

それならやはり政治主張としては・・・ってことになるのだけれども、あのやり方で、あの抗議の仕方で何かを押し通したとして支持者は誇りを持てるんだろうか?支持者も少しは冷静になって欲しい。というか支持者に若干の後ろめたさを感じさせている可能性は高いと思う。一応、国会の政党なんだけどな。

ともかく。少なくとも「立法」っていうのは、明らかに権力を持つ側の暴走を抑制するように出来てるはずなのだから、未だマイノリティー気分に酔いしれているのだとしたら、大変にみっともないと思う。

イシューがそのようなものなのだから、仕方がないとも思ったりすることはある。

確かにマスコミも第四の権力なのだから。

マスコミ出身でありながら、そんな事もわからなくなっているのなら恨みつらみと私は判断するし、意図的にやっていたとしても「あなたはもうワイドショー的な手法をとるべき人間ではない」。

第四どころか、第一の人になってしまった事を自覚して「権力者たるもの誇り高くあれ」と言いたい。それを自覚して「本当にうまくやってほしい」。その票を確かな民意のひとつとしてほしい。

そういうのが、国政へ送り込んだ人々に対する、誠実で高貴なる責任の果たし方、と言えると思います。

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