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vol.017 【レポート】中之島プロモーション 北浜テラス×クリエイティブアイランド中之島 川床から眺める中之“島”の魅力

日時:2022年2月9日(水)18:30-20:00
開催場所: MOUNT kitahama
〈登壇者〉
MOUNT kitahama 
Brooklyn Roasting
Company KITAHAMA
OPTIMUS cafe
Ouiの各オーナー 
末村 巧氏(合資会社マットシティ)
小林仁・松田行弘(大阪市立東洋陶磁美術館)
伊藤真由美(こども本の森 中之島)
〈ファシリテーター〉
村川晃一郎(graf)、木ノ下智恵子(大阪大学、アートエリアB1)


2月9日、中之島公会堂のライトアップを背景に、テーブルトークが開催されました。

コロナ禍で人々の行動が変化する中、中之島の文化施設や、その南側の対岸である土佐堀川沿いの飲食店舗は、日常の延長線上にありながら、少し特別感のある貴重な空間として機能しています。

しかし、中之島の東部エリアの川を挟んだお隣さん同士ではありながら、土佐堀川の結界は大きく深く、お互いが近くて遠い存在で、日々のコミュニケーションも取れていない状況。お互いにどんな人が来ていて、何が行われていて、どんな特徴があって…という情報がつかめていないのが現状です。

トークの中でも、現状の各施設の集客の取組工夫から発展し、ここならではのインフラで両者を繋ぐ、というハード改善な案から、舟運との連携やアートフェアの連動企画などの定期的なイベントや、人の顔と顔が見える回覧版などを活用して、相互共有や情報共有を強めるソフト改善な案など、中之島東部一帯を面として考え、有機的な関係性を構築するための様々なアイデアが出されました。

子供から大人まで、多世代の集まりやすい心地よい場所で大阪の中心。そしてビジネスマンや外国人、クリエイティブクラスも多く集まるスタイリッシュな空間である中之島東部と北浜界隈。公会堂前のオープンスペースも含めた、中之島+北浜エリアの「まちぐるみ」での活性化で、大阪のキタでもミナミでもない新たなエリアとして、多様な人々に楽しんでいただける場になっていって欲しいと感じました。

レポート執筆:村川晃一郎(graf 有限会社デコラティブモードナンバースリー) 赤坂誠治 (中之島まちみらい協議会 事務局)




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