JBCF 西日本ロードレースクラシック播磨中央Day1 Mカテ
先週末の伊吹山に続いての連戦。
袋井では2周でメカトラDNFとなって走り切れなかったロードレース。
前回同様の雨模様、パンクや落車のリスクが高いなかでもチームで協力し、ワンツーという結果を得る事ができました。
■準備
前日の天気予報で雨確実のため、伊吹山から機材を若干変更。
タイヤを25C CL⇒28C CLへ、且つ空気圧を普段の6bar⇒5.5barに。チューブはタイヤで重たくなった分を帳消しにしてくれるパナレーサーのR'AIR。その他は伊吹山のまま。
■作戦
レース前日、ボスから作戦について連絡が。
リーダージャージを狙える位置にいる事、SBC山本選手が不在という事もあり狙ってこうと。チャンスは活かそう、御意🙇
作戦会議前の自分のプランは＂序盤は動きながらも様子見て、残り3周あたりで抜けれたらなぁ～＂っという考えだった。で、3人で話した結果、以下3パターンに落ち着いた。
①中野序盤から動く。ボス残り1周で吸収してアタック。真人さん集団コントロール。
②ボス含めた有力選手の逃げ成立。真人さん＆中野集団コントロール or どちらか追走で逃げにジョイン。
③逃げ発生せず状態。残り3周で中野逃げる。
ここまでが3人での会話。
ここからがレース当日に真人さんと自分が立てた作戦。ボスいない笑。
コースレイアウトを考慮して考えてみると、ボスには足を使わせずに最後飛び出て貰った方が勝率高いっすよねって意気投合。
って事で、2人で序盤から逃げを作る動きをしながら人数絞りこみ＆周りの足を消耗させる作戦でいこうとなった。御意🙇
■コース
コース前半は平坦基調で回り込んだタイトコーナーが続くセクション、後半は高い速度を維持しながらアップダウンを抜けていく感じで、最後に1分くらいのガンって上りがあって、1周7kmのLAP11分くらい？
試走した感じは、ドライだったら前半のワインディングがクソ楽しかっただろうなって思えた。雨で非常に非常に残念。
■レース
Mカテのレース時間には雨が止むような予報だったが、んな事はなく雨ザァーザァー、またもや雨の中スタート。
ローリングが終わった1周目の上りから真人さんアゲアゲ。いや正直キツイっ笑。危うく身内の攻撃で埋葬されそうになりながらも耐え、前半～中盤セクションでまぁまぁなペースで踏んで、真人さんと代わる代わる動いて人数を絞り込み。たまに1人で前に飛び出ては逃げを誘ってみたりするも、泳がされている感半端なかったので集団に戻ったりをしていたら足を消耗。そのせいもあって、上りでZIPPYの選手2名やMINERVAの中村選手がペースを上げた際は結構しんどかった。真人さんから"人数も揃っているし、そんな引かなくてもいいよ"って声掛けがなかったら、そのまま足を消耗しきって終わっていたかもしれなかった。うん、抑えるって大事っすね。
その後も逃げは出来ず、ある程度集団も絞られてきた5周目？全体が緩んだタイミングでボスがスルスルっと横に出てきて、そのまま下りに入って単独で抜け出る。残り3周半、このタイミングで有力選手がブリッジしにいったら後ろに入ってeco追走、もしくはスルーして残りの集団をコントロールか、よしよしここは待機だな。
が、若干ペースが上がるもガツンとブリッジしにいくような雰囲気もなく、ボスも後ろをチラチラ見て様子を見ている感じ。そのまま最後の上り中腹あたりでペースを落としたボスを吸収して、先頭交代。
残り3周回。
雨のワインディングを先頭で楽しんでいる時、ボスが横に並んで足の状態を確認しに来てくれた。
ボス "調子はどうよ？"
自分 "いや～疲れましたね"
ボス "いや、皆疲れているっしょ"
自分 "んじゃ、いきますわ！"（心の声）
って事で、短い上りを利用して抜け出てみる。このまま逃げればボス＆真人さんは集団内で足を残せる、自分が捕まった後は真人さん⇒ボスの連携で取ってくれるって思っていたから腹を決めて作戦③発動、後は任せる。
正直、バイクの方が教えてくれるタイム差が20秒⇔25秒を行き来している時が結構しんどくて、ガチで我慢比べ。最終的には50秒くらいまで広がったようで、結果、逃げ切れる事ができたし、ボスも2着でチームでワンツーとなった。
レース後ボスに聞いたら、逃げた後は集団をコントロールしてくれていて、”自身の勝ではなくチームの勝に切り替えた”と。
えっ、めちゃカッコええやん。
■〆
前半から人数を絞るために動きまくっていた真人さん、自身の勝からチームの勝に切り替えて集団をコントロールしながら最後はキチンと取るボス、２人にはリスペクトしかない。また、雨ザーザーの中、コース脇で応援してくれていたチームメイトには感謝しかない。逃げている時は心強かった。
次戦はおんたけTT＆ヒルクライムの予定（たぶん）マスターズの皆さん、また宜しくお願いいたします。
■〆番外編
１．コース脇でカメラを持つライト君を見つける能力が付いた気がする。
２．普段、朝活で付き合ってくれているSDLのメンバーにも感謝。あの練習活きてます、しんどいけど笑。
３．地元特産品を沢山提供してくれた兵庫県、加東市の方々、ありがとうございました。嫁さん喜んでおります。
あ〜楽しかった✌️
photo by チームメイト
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