星が泳ぐ

https://twitter.com/ToxicMikey152/status/1516618349035536384?s=20&t=ZUve2nTodMaJb3BRKpZa2g

この曲はMVプレミア公開まで、タイアップ発表のティーザーも公開前の待機ムービーですら、一音たりとも聴かないように避け続けていました。アニメの第1話も見ないで0時半を待ってた。笑
引用RTした下書きにも書き添えたことなのだけど、「飛び込んじゃった星にかけたい言葉があって、見つからないのが分かってて探してる」というのがこの絵のすべてです。けどあの・・・この数日後に初めてアニメ見たんだけど、冒頭のシーンそのまんまでちょっと笑ってしまった。ほんとに見てないんだよ。笑
自分自身がこれまで恋人も友人も亡くした経験があるので、まさかマカロニに愛別離苦をほじくり返される夏が来るなんて夢にも思ってなかった。

元々、油彩画専攻(の中でも西洋画研究(特に新古典主義))をする前からずーーーーーーっと廃墟や遺跡を描いていて、廃墟は行くのも含めてこっそり高校時代からのライフワークだったんです。前のアカウントの時はときどきそういう絵も載せてたんですけど。
星が泳ぐを聴いて、頭の中でばちばちっと一気に固まったロケーションが、海の中の廃墟でした。
この曲のイントロで夜空と夜の海との両方をものすごく連想して、あの音の感じを絵にしたいと思ったのが一番強かったかもしれない。アウトロでは明確に夜が明けるので、多分そこで探し物はやめるんだけど、その探してたものに対する気持ちはきっとあそこに沈めてくるんだろうな、というのが伝わるように描けたらいいなあというのは思っていました。持って帰ってくるんなら「また来るね」って言うはずなので・・・

星が丸じゃないのは、これはキラキラの表現ではなくて笑、打ち上げ花火を至近距離で見たときに降ってくる玉の破片のダブルミーニングでした。
あれマジで熱くて痛いんだけど、浴衣の抜いた襟に入っちゃったのを花火の後に彼氏に取ってもらうまでがセットなので、上から降られたことの無い方は今年の夏こそ是非狙いに行ってみてください。

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