星月夜フェアリー

https://twitter.com/ToxicMikey152/status/1528303435703255040?s=20&t=ZUve2nTodMaJb3BRKpZa2g

対象のイメージを固めていないと表情や仕草がブレてしまうので、ファンアートを描くに際してはそこをしっかり定めた上で初めてその人を扱うようにしているのですが、スペシャ絵の記事で触れた賢也さんの出所不明の女性的な色っぽさについての妄sじゃなかった思索を現在進行形で引き摺り回しているのがバレる絵。
これを描く直前に「ふとした拍子にこの人の腕毛や指毛が目に入ると物凄く安心する」と呟いており、彼はどうも(どことなくふわふわしているのが拍車をかけて)化け猫やお狐様の類のニュアンスを含んでおるのだなと思うに至っていました。おまけに2月の半ばには「人型の半竜で疲れると右のほっぺたが鱗化してきちゃう、歯がダイヤくらいの硬度でキャンディ舐めてると思ったらMP回復アイテムの宝石で普通にバキバキ食べてて周りドン引き(みたいなゲームキャラのイメージ)」などとツイートしていて、このイメージに関しては3か月半経った今でも恐ろしいくらい変わっていません。それをちょっと整理したかった。

今回ははっきりと寒色を連想する「夜」という言葉を使いつつも明るさも必要だったので、色というか光の扱い方にはいつも以上に気を遣ったような気がします。
絵の具メーカーのおすすめなどをよくご質問頂きますが、本当にこの色だけはここ一択!というのがままあるのでとても難しい。総じるならここの発色が好きだけれどプルシャンはあそこ、ローアンバーはあそこ、と私自身も各社取り混ぜて使っている状態です。こればかりは怖がらずに時間をたっぷりかけて、一番求める赤を青を、数多の製品から見つけてあげてくださいというより他はありません。
こと画材に関しては少し化粧品と似ていて「今すぐベストなものを手に入れないと描けない!」と思いがちですが意外とそんなことはなく、のんびりやったらやったで新しい使い方が見えてきたり、想像もしていなかった他色との相性を知れたりもするので、必ずしも新規開拓にのみ積極性を全振りする必要はないように思います。
とはいえ気の持ちようには限界があるので、自分を騙しながら無理矢理手持ちの気に入らない色を使い続けるくらいなら、「この棚のやつ全部下さい」をやって手当たり次第試す方がよっぽど楽しいのでそちらがおすすめです。笑

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