ローライズ田辺

https://twitter.com/ToxicMikey152/status/1525727695577190400?s=20&t=ZUve2nTodMaJb3BRKpZa2g

田辺のよっちゃんはブリティッシュハードロックを嗜む紳士なので、絶対に素肌にレザーみたいな狂気の沙汰はさせられなかった。インナーに白シャツ、タイトデニム、ドクターマーチンの10eyeをシングルで というのが私の中での英国紳士の着こなしのド鉄板です。
アニキのお衣装はMA-1とかフライトジャケットのイメージが強いけど、絶対ライダース着てほしい、猫背さんだからフェンシングはだめだ、とずっと思っていたのがやっと叶えられました・・・というかOTODAMAでTONTTUやったって知って理性のタガが外れた。これはもうYOSHIAKIのKAWAJANをやるしかない。

短いながらも自分がパンクスだった時期があるので、ダブルライダースに膝どころかスネまで丸出しの激ダメージウォッシュドデニム(とも言いたくない、経年劣化とこぼした酒で色が抜け破れたジーパン)×黒オールスターという組み合わせも見る分にはそれほど抵抗はないんですけれども、そこはやっぱりエンター・サンドマン田辺。メタルは様式美なのでクラシック音楽と一緒です。ごく一部のプログレ方面に於いてではありますが7/13拍子とか出てくるのどう考えても正気じゃないし、あ、ところでちょっとこれ見てみてもらってもいいです?
MESHUGGAH - Do Not Look Down / The Ophidian Trek (OFFICIAL LIVE VIDEO) - YouTube

ミスター・ブルースカイ高野の時にも書きましたが、素材感についてはもう趣味です。でもこのカウレザー、実はちょっと失敗してて、フロント部分だけ合皮に見えませんか?やりすぎるとこうなる良い例でした・・・精進します・・・。
こういうぺっとりした材質を描くときはそれに適した紙の上で消しゴムやカッターを過剰にかけて粒子を潰すということをするのですが、実はこの工程は人の瞼の二重幅(描き込めるサイズのものに限りますが)や耳朶、唇にも使っています。個人的にここがしっとりクリーミーな質感をしているといやらしくないのに艶っぽくて好き。
ここまで読んで「それ賢也さんが念頭にない?」と思ったあなたは中野を知り尽くした中野王です。やったね!(※やってない)

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