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トヨタ裏切りの背後に、大臣に金を配るあの社長の姿が

□ 2022年4月30日

トヨタ系のデンソーが台湾の半導体製造ファウンドリのUMCと協業するというニュースが数日前に出た。
日本を代表する自動車メーカーのトヨタが台湾浙江財閥と組んだことが、テスラのイーロン・マスクを、ツイッター買収にまで追い詰めてしまう流れを作っている。

「半導体利権の背後」

・デンソーとUMCのパワー半導体製造を発表

・パワー半導体とは何だ

・大臣に金を配るあの男の姿

・国際犯罪の技術移転(次回)

・実は20年前から仕込まれていた(次回)


日経XTECH「デンソーとUMCのパワー半導体製造発表」

デンソーと半導体受託生産会社のUMCは、2020年4月26日、車載パワー半導体生産で協業を発表した。車載モーターなどの稼働に必要なパワー半導体の生産を23年前半にも日本国内で始める。
パワー半導体の生産はUMCの日本拠点であるユナイテッド・セミコンダクター・ジャパンの三重工場が担う。大口径の300mmウエハーで、パワー半導体IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)を生産する。「300mmウエハーでIGBTを日本で量産するのは今回が初めてである」という。

パワー半導体の大口径のウエハー、実は300mmというのが今まで日本に無くて、半導体不足解消には、やはり大口径のパワー半導体の工場が必要であるということで、半導体アナリストの方も、経産省とかいろんな企業にプロジェクトをもちかけていた。

それが300mmの大口径ウエハーのパワー半導体工場を、浙江財閥とやるという流れになっている。

ニュースではっきりとは書かれていないが、UMCとデンソーの協業は経済産業省のサプライチェーン上、不可欠性の高い半導体の生産設備の脱炭素化刷新事業費補助金に採択されたようなので、ここにもまた国民が一生懸命払った税金が、外国人にどっと流れて行くのだ。

そしてニュースの中で、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)と書いてあるが、それは規制をかわすために誤魔化しの表現と言われている。

このUMCとデンソーが作る半導体の工場は、熊本に作る工場(TSMC)と少し違ってパワー半導体なのである。
パワー半導体について富士電機のホームページを見ると、

パワー半導体は主に電圧、周波数を変えたり、直流を交流、交流を直流に変えるなどの電力変換に使われる。モーターを低速から高速まで精度よく回したり、太陽電池で発電した電気を無駄なく送電網に送ったり、さまざまな家電製品、電気器具に安定した電源を供給する場面で、パワー半導体は欠かすことのできない主役として大活躍している。


パワー半導体は送電網とか電車とかEV車には必ず入っている半導体で、今後需要が爆発的に伸びてたいへん儲かるものであるのに、またその技術と金をUMC、台湾の企業に流して、中国を強くしようというのだ。


「大臣に金を配るあの男の姿」

坂本幸雄


精華紫光集団の高級副総裁の坂本幸雄は、エルピーダを倒産に追い込んだ元社長。UMCジャパンの社長もやっていて、今回のUMC案件も関わっている。
エルピーダの社長をやりながら、他の浙江財閥の企業の社長も兼任するという、産業スパイと呼ばれても仕方ないようなことを平気でやっている。

我が国の大臣に大金を流す紫光集団の高級副総裁をやっていた。
秋元司元議員が失脚する要因となったあのIR汚職事件の500.comの親会社なのである。維新の某議員の息子とか、秋元司が絡んでいて五、六人が逮捕された。(IR:カジノを含む統合型リゾート)

秋元司が、俺だけ捕まるのは不公平だ。もっと金をもらっている奴が一杯いる。数千万単位で金を貰っている大臣クラスの奴がいる。IR三羽烏なのだと言っている。その金が与党の議員に流れている。

台湾TSMCを日本に呼んで、そこに5000億円の血税を流すという決定権を持っている人たちは、坂本幸雄の所属する紫光集団の子会社から金をもらっていたようである。

IR利権と呼ばれながら、本当のところはIR利権兼半導体利権だったのではないのか。

坂本幸雄はエルピーダの社長時代に、パナソニック半導体の子会社を買収した新唐科技のCEO焦佑鈞とかなり仲が良い。
この二人はエルピーダから焦佑鈞の会社に技術を流して、そこからさらにファーウェイに流した。


以前にリチャード中島が、ジェイソン(現弊社CTO)の技術を仲介をして某企業にライセンスをしたら、中国に流出をしてしまったという事件があった。
彼のオフィスの住所は、焦佑鈞のウィンボンドの子会社ブライトセミコンダクターの住所である上に、電話番号まで同じであった。

タワーセミコン(ブランド名タワージャズ)は、アメリカの国防総省でティアワンと呼ばれるもっとも重要なサプライヤーの企業であるが、パナソニックと合弁で作られたTPScoという会社を、新唐科技の焦佑鈞が買収した。
その下調べの調査をしたのがリチャード中島であった。

そのタワーセミコンとパナソニックの合弁会社は、ステルス戦闘機F35とかF15のレーダーチップ関連の半導体を製造していたので、かなり価値の高い会社なのだが、焦佑鈞はそれをたったの300億円で買うことができた。

今回TSMCが日本に誘致されたが、リチャード中島は経産省、経産大臣がなかなか誘致にうんと言わないと1年前はブツクサ言っていた。それが新しい大臣に変わった瞬間に、TSMCに大金がボーンと流れると決まった。

2009年、2010年にエルピーダを復活させようと数100億円の資金を出す代わりに、技術は全部台湾に移管せよという産活法という法律が作られた。その時の経産大臣は二階俊博で、副大臣は高市早苗であった。

坂本幸雄・焦佑鈞  高市早苗・金美齢

そしてなぜか半導体関連の話になる必ず現れるこの婆やの姿。

日本を取り巻く中華利権の闇、半導体利権の闇はまだまだ続くということで、明日は続き国際犯罪となるだろうと言われている技術移転、実は20年前から仕込まれていたについてお送りしたい。

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