『シャッフルアイランド』特別編#3:島を越えた恋の行き先ー感想

リベンジのふみや、よしきはノーチャンス

特別編の最後は、ふみやとあまねの島を越えたデートです。
本編ではあまね一筋だったふみや。必死に2ショットに誘ってみたものの、まったく相手にされませんでした。

というのも、あまねはあまねでじゅんやに夢中で、望みがなくてもじゅんや一筋でいくと宣言し、結局報われることはありませんでした。
しかし、最終回でふみやが書いた手紙を読んだあまねが号泣。
「ふみやがこんなに想っていてくれていたなんて」と、なんだか含みを持たせるような言い方をして終わりました。

それでなのかなんなのか、今回特別に、ふみやとあまねの追加デートということらしいです。
それならよしきにもチャンスあげて? とまっさきに思いましたが、よしきはこれっぽっちも望みがなかったので、仕方ないなと思いました。

ダーツバーの長州力こと大谷R

一ヶ月ぶりに再会したふたり。
まっさきに花束をプレゼントするふみや。花束って嬉しいけど、デートの最初に渡されると持って移動することになるから大変だなって思います。

お台場のチームラボに遊びに来た二人。
チームラボ面白いですよね。よっぽど仲悪い人でなければ、それなりに盛り上がるスポットだと思います。
私はカフェエリアが好きでした。カップを置くと、お茶の中に花が咲くとかたしかそんな感じでした。お茶一杯が1000円と、結構勇気のいる値段だったのも記憶に残っています。

移動した二人は今度はダーツバーへ。
学生時代、向ヶ丘遊園のダーツバーでバイトしていたのですが、そこの店長の大谷さんは本当に怖い人でした。
見た目は完全に長州力で、ビチビチのオールバックがトレードマークの巨漢で、手のひらが枕くらい分厚い人でした。
見た目だけでなく中身も長州力だったので、大谷さんが現れたときの緊張感は、凄まじいものがありました。
バイト仲間にはいわゆる陽キャ大学生がたくさんいましたが、このように大谷さんが怖すぎたので、店の規律はしっかりと守られていました。

ただ大谷さんは、英語があまり得意ではないのか、日誌にいつも「大谷R」とサインしていました。
「大谷リーダー」のつもりだったようですが、リーダーのスペルは「leader」なので、正しくは「大谷L」です。

「Rだと読み取り(reader)なんだよね」と、バイト仲間が言っていましたが、ついに誰も大谷Rに指摘することはできませんでした。
ずっと昔にそのダーツバーは潰れてしまったので、大谷Rの所在を知ることはできません。
元気にやってるといいなと思うと同時に、もう二度と会いたくない人でもあります。

ニューヨーク屋敷にいてほしかった

話がそれました。

気づいたらダーツが終わっていたふみやとあまね。
島でのことを振り返ります。
ふみやからの手紙を嬉しいというあまね。
いい雰囲気かなと思ってたら、唐突にふみやがトランプマジックを始めます。
どうして今? と思ったけど、きっと手品になにかサプライズがあるのでしょう。
また花束でも渡すんかなと見てたら、普通のカードマジックを披露して終わりました。
さらにどこかで見たなと思ったら、最近スッキリのマジック企画で岩田アナが毎回やる手品と同じでした。
何度見てもタネがわからないのですが、結構オーソドックスな手品なのでしょうか?

そしてデートの最後は、レインボーブリッジをバッグに、再びふみやがあまねに想いを伝えます。

本編で告白できなかったことが心残りだったふみや。
真剣に想いを伝えますが、なんか序盤からダメそうな雰囲気です。あまねの反応がずっといまいち。

案の定、あまねの返事は、「まずはお友達から」という曖昧なものでした。
ダメ押しでハグしてみたけど、最後まであまねには刺さってない模様。
あまねの「いっぱい遊びに行きましょう」の取ってつけた感が半端なくて、早くふみやを帰らせてあげたくなりました。

花束も用意して、ダーツで格好いいところも見せて、手も繋いでみたけどダメだったふみや。
本編最終回で、あまねが号泣したのは一体なんだったのかと言いたくなるけど、島を出て魔法が解けてしまったのかもしれません。
なんとも消化不良な特別編の終わりでした。
あと、やっぱりスタジオMCって大事なんだなって思いました。誰も突っ込んでくれないからふみやが成仏できない。

次回から特別編にもMC希望です。

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