9月28日 水曜日 晴れ、最終日｜箱庭日記

ごきげんよう
玉ねぎをすりおろして豚の生姜焼つくったらとてもおいしかったです
最後まですりおろすのは手がこわいので、残ったところは刻んで一緒に炒めてたべたのでしゃきしゃきもあってよかった

ゆにちゃんは今日で０歳最終日！いや～一年よくがんばりました
０歳が終わってしまう……切ない
予定より二週間ほど早かったので、去年の今頃はまだ生まれるだなんて思っていなかったし、前日も普通に車を運転していた(絶対に真似しないでください)。たしか夜中にちょっとお腹が痛くて、早朝にあれ、これ陣痛か……？と気がついたのでした
懐かしい

この一年、どうだったかなあと振り返ると、なんだかじぶんはやっとじぶんのことが見えてきたなあと思いました。そして一年後、つまりちょうど今日くらいには貯金も尽きている予定だったけれど、何故か減りもせず、むしろ100万増えました。払う予定だった出産費用が帝王切開でチャラになったとか、児童手当が思ってたよりしっかりしているとか、そういう社会保障に助けられつつ、あとは作品が売れたのがすごい糧になりました。これは自信になった、他力本願なので未来の自分がなんとかしてくれる！と思っていたけれど、たしかに今年もわたしは何とかしてくれました。来年もなんとかしてね！
税金の使われ方もいろいろな批判あるけれど、じぶんのようなド底辺までいくと税金はちゃんと生きている……という気持ちになるです  特に医療
国への不満というものも世の中には溢れているけど、じぶんは幸福のハードルがバカ低いので蛇口を捻れば水が出るとか、しかもその水飲めるとか、建築物は災害に適応したさまざまな基準があるとか、車道に物乞がいないとか、銃持ってる人が基本いないとか、そういうのがクリアできてる日本にかなり満足している
(幼少期に少し過ごしたインドはそれがクリアできていなかった)。そして今カメルーンで働いている友達のところは断水が二週間以上も続き、学校の先生は児童を鞭で叩いて教育をしている
高望みするなというわけでもないし、だから我慢しろでもないし、この国はもっとやさしくなれるけど、じぶんは当たり前の幸福のことを忘れずにいたいです