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101.【学び】渡り鳥の話から。自力をつける機会を奪わない!長期的な相手想いとは?


おはようございます!
中村美郷(なかむらみさと)です。

100記事を達成して、6月からはさらにグレードアップした内容にしていこうと意気込んでおります!笑

今回は、「自力をつける大切さ」「長期的な相手想いの大切さ」を学んだコラムについて話したいと思います。


渡り鳥たちと親切なおじいさんのコラムを読んで

北の国でのお話。とある湖畔には毎年春になったら渡り鳥の群が帰ってきます。そこで子供を産み育て、餌を採る方法を教えられた子供たちは次の冬には親たちと一緒に暖かい土地を求めて南に渡って行きます。ずっと何百年も受け継がれてきたはずです。
 
 ある時、湖畔の近くに住むおじいさんが、散歩をしていて渡り鳥達を見つけ、かわいいと思い、持っていたパンをやりました。鳥たちが食べるのを見て喜んだおじいさんはそれから毎日湖畔にエサを運びました。やがて冬になりましたが、鳥たちはおじいさんにエサをもらえるのでその年は南に渡らず、冬を過ごしました。そうして渡り鳥たちは一年中その湖畔で過ごすようになりました。  

渡り鳥の話-合同経営

ここまで聞くとすごく親切なおじいさんだなと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

わたしも最初読んだときは、渡り鳥もエサを取る大変さがなくなり快適に過ごせてよかったなとかんじました。

ただ、続きを読んでみるとそうではないことがわかります。

ぜひ気になる方は続きを読んでみてください。

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エサを与えることが、渡り鳥にとって最善かどうかはわからない

読んでいただいた方はわかるかと思いますが、渡り鳥にとって「毎日人間からエサをもらえること」が一時的には良いことでも、長期的に見ると「奪うこと」に繋がっているかもしれないのだなと、私自身感じました。

【渡り鳥にエサをあげることによって奪うこと】
・危機感(エサがないと死ぬという)
・エサの取り方を忘れる
・飛び方を忘れる
・時期によってエサ場が変わることを忘れる
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渡り鳥からしたら、生命に関わることがほとんど。果たしてエサをあげることが良いことなのか?疑問に思えてきます。

人間関係でも言えること。「長期的な相手思い」を学ぶ

たとえば、

ー 息子、娘が可愛いからと一人暮らししても掃除しに行ってあげる親

ー 自分でやった方が早いからと後輩に仕事を振らずにやってしまう
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日常生活でもこのように可愛いがゆえに、この方がその人のためだと思い、「やってあげてしまうこと」ってあるなと感じました。

親子関係、友人関係、仕事関係...

「やり方を教えてやる」のではなく「やってあげる」ことで自力をつけるチャンスを奪っているのかもしれません。

わたしもよく面倒見が良いと言われるので、人の成長の機会を奪わないように長期的に相手の為になる関わりを意識しようと思いました。

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